国際報道 (ニュース)
「なごやめし」が今海外に進出し人気となっている。台湾・台北、多くの日本食レストランが進出する中存在感を増しているのが「なごやめし」。その代表格「ひつまぶし」や「みそカツ」も大人気。台湾に進出したなごやめしは40店以上。日本食品海外プロモーションセンター・北川浩伸氏は「なごやめしはちょっと味が強めでこういったものが沢山あるというのはひとつの差別化戦略。日本食の王道のものばかりを食べていた人が別のものを食べたいときに違う次元で勝負できる」と話す。名古屋のみそ煮込みうどん老舗5代目店主の青木裕典さんは、この地域に多いイスラム教徒に向けて7年前からハラルメニューを提供。今やイスラム教徒が1日約100人も訪れるほどの人気店となっている。海外で開業を目指す青木さん、愛知食材を使うことにこだわっている。青木さんがやってきたのはなごやめしがまだ進出していないインドネシア、モスクでなごやめしを試食をしてもらうことにした。現地の人の反応は上々だが愛知食材を使いたい青木さんに大きな壁が立ちはだかる。輸入する際に価格がとても高くなるため現地食材を探すことにした。今は異国の食文化に寄り添うことこそが進出の近道だと考えている。