グッド!モーニング GOOD! いちおし
東京代表のめしとも。大正2年創業、東京日本橋の遠忠食品を取材。「江戸前生のり佃煮」を紹介。遠忠食品は戦前、保存食の佃煮で東京の食を支えてきた。東京大空襲で店舗は消失し、終戦後、日本橋に移転。2代目の父・宮島和一郎さん、3代目・一晃さんで伝統の佃煮を守ってきた。問題「佃煮を全国に広めた歴史上の人物は?」、正解「江戸幕府の将軍・徳川家康」。江戸幕府開府後に、大阪佃村の漁師たちを呼び、現在の中央区佃島に移住させたという。漁師たちが不漁の際、日持ちする備蓄食品を開発したという。これが佃煮と呼ばれ、江戸から全国に広まったという。特別に越谷市の工場を見学させてもらった。走水港の厳選された海苔を使う。生海苔を使用しているという。直火釜を使っている。焦げないように2時間以上、職人が見守る。200度まで熱する。しょうゆにはこだわっている。一日かけて冷まし、完成する。