大下容子ワイド!スクランブル ピックアップNEWS
奇跡と言われている今年のサンマだが、長年、北海道産のサンマを扱ってきた飲食店も驚きの声を上げている。根室食堂・平山徳治氏は「身が太くてサイズが大きい。8月にここまで大きいサンマが届くのは10年ぶり。ビックリした!」と話している。おいしいサンマの見分け方は黒目の周りが澄んでいて、頭から背中が盛り上がり厚みがあり、くちばしが黄色いもの。今年のサンマが大きい理由について、水産研究・教育機構主任研究員・宮本洋臣氏によると今年5月、黒潮の大蛇行が終息する兆しがあると発表され、サンマの分布域である東北沖などでエサの動物プランクトンが増えた可能性などがあげられる。近年サンマは不漁が続き、2022年には過去最低の水揚げ量約1.8万tを記録。去年は約3.8万tとやや持ち直したが、最盛期である2008年の9分の1ほどと低い水準になっている。水産研究・教育機構が先月発表したサンマ長期漁海海況予報によると、今年の漁獲量は去年並みの低い水準。中野は「消費者としては楽しみだが、なぜこういうことが起きているのかよく分かっていないということ。海の人に聞くと全体的に日本近海が水温が低いので、もしかしたらサンマにとっては良い環境ということもあり得る」、堂アナは「高い印象がここ数年あるので、しばらく自宅で焼いていなかった。よく考えたら子どもたちに魚の骨だけを綺麗に取って身を食べる経験をさせていなかったので、今年はサンマを焼いて食べたいと思った」とコメントした。