- 出演者
- 石原さとみ 大久保佳代子 黒沢かずこ
オープニング映像。
今回のテーマは「ひざ若返り」。若い頃を振り返り、大久保佳代子は「ひざなんか気にしたことなかったよね」などと話した。
変形性膝関節症を克服し、平泳ぎの世界チャンピオンとなった木村悦子さん(95)。木村さんが膝痛を克服した方法は水中ウォーキング。通常、軟骨は10年で約1mmすり減るといわれるが、木村さんは17年前から悪化していない。そればかりか、痛みもなくなったという。軟骨のハリを取り戻す方法は水中歩行以外にもある。去年、アメリカの論文では「日常的に自転車に乗る習慣がある人は膝痛の発症リスクが最大43%低い」と発表された。水中歩行も自転車も負荷が少ない状態で膝軟骨に刺激を加えられる。軟骨は、強い負荷ではハリを失うが、緩い負荷だとハリが戻ることが分かっている。軟骨にハリを戻すにはゆる屈伸がオススメ。ゆる屈伸は、朝・昼・晩の1日3回、膝を90度以上曲げずに行う。
島根大学の内尾祐司教授が膝に関する疑問に答えた。Q1「サプリメントは効く?」。A「口から摂取したグルコサミンやコンドロイチンは痛みの改善・軟骨保護に対して有効が明らかになっていない」。Q2「痛いときは冷やす?温める?」。A「腫れや熱がある場合は冷やす。慢性的に痛みがあり、腫れや熱がない場合は温める」。Q3「ひざサポーターは効く?」。A「関節を安定させ、軟骨を保護する効果がある」。Q4「正座はしないほうがいい?」。A「正座は軟骨に大きな負荷がかかる」。
膝の上下の骨をつなぐ筋肉・膝肉が衰えると軟骨に強い負荷がかかる。膝肉が霜降り化すると、負荷を受け止めきれず関節がグラグラに。軟骨への負荷も大きくなる。膝肉が霜降り化しているかのチェック「30秒イス立ち上がりテスト」を紹介。足を肩幅に広げ、手は胸の前でクロスし、背筋を伸ばす。30秒間でできるだけ多く立ち座りを繰り返す。挑戦した大久保佳代子と黒沢かずこは共に15回。年齢的に「劣っている」という結果になった。
エンディング映像。
次回予告が流れた。