- 出演者
- 朝日奈央 児嶋一哉(アンジャッシュ) 伊藤暢人
町工場が多い京都市上京区。神社のまつりなどで使われる伝統品「京房ひも」を作る渡辺正治製紐は明治30年創業。当代の渡辺さんは87歳。20代で家業を継ぎ、以来60年以上伝統の仕事を守り続けてきた。製造で使う機械の仕様は全て渡辺さん自ら考案しており、取引先からの様々な要望に応えることができる。2013年、黄綬褒章を受章。課題は事業承継。
事業承継の今を見つめる番組。中小企業の経営者の平均年齢は60.8歳。80歳以上の経営者で後継者がいないのは24.97%。事業承継で経営に初めて挑戦する事例も増加傾向にある。
「京房ひも」の紐の部分を作る京都の町工場「渡辺正治製紐」の渡辺社長は87歳。事業承継先として決まったのは同じく京都にある鍛示商店。作っているのは複数の糸を合わせて組み上げる「京房ひも」の房の部分を作っている。渡辺正治製紐とは先代の頃からの付き合い。
京都の伝統産業は職人たちが細かく分業して担ってきた。製造量が少なくなった今、これがデメリットに。「京房ひも」では70年代に70社あった関連企業は現在30社。1つの工程が途絶えればすべてが成り立たなくなる。紐を作っていた渡辺正治製紐は房を作っている鍛示商店に事業承継。機械設備は渡辺さんの自宅内にあり、賃貸で借りることで渡辺さんも家賃収入を得ている。どちらのの経営者もほぼ同年代で、新しい事業にも取り組もうとしている。
このあとは「50年かけブランドを作った経営者の引退物語」。
東京・中野区のドラムメーカー「カノウプス」。設計から販売まで一貫して手掛けていて、スティーヴィー・ワンダーなど国内外のトップアーティストから厚い支持を得ている。碓田社長は現在74歳。音楽バンド「ザ・ベンチャーズ」に憧れてこの仕事を始め、そのメンバーは後にカノウプスの契約アーティストとなる。1976年創業、当初はアメリカ製ドラムの輸入販売を行っていた。ほかの大手に契約を奪われ存続の危機に直面した際、オリジナル品の開発に着手した。
東京・中野区のドラムメーカー「カノウプス」。1976年創業、当初はアメリカ製ドラムの輸入販売を行っていたが、ほかの大手に契約を奪われ存続の危機に直面しオリジナル品を開発。碓田社長は単身アメリカで営業をかけ、日本でも有名な存在に。今では毎月新製品を開発しているが、社長は年齢の関係で引退を決断。課題は後継者不在。
事業承継を目指すドラムメーカー「カノウプス」は創業50年。ブランドを持っている会社をM&Aで引き継ぐ例は多く、スウェーデンのボルボは現在は中国資本、CoCo壱番屋はハウス食品グループ。
ドラムメーカー「カノウプス」の事業承継先に決まったのは楽器・楽器関連製品の輸入代理店業務を手掛ける「キクタニミュージック」。創業97年、社長は4代目。代理店業務にとってのリスクを見据えて製造業務にも取り組んでいて、M&Aでさらに強化したい考え。締結後はカノウプス側の松村営業部長が新社長に就任予定。カノウプス側が提示した条件は、今と変わらず自走する企業であり続けること。キクタニの販売網、カノウプスが契約しているアーティストなどを活用することで両社の売上拡大につなげたい考え。
後継者不在や経営課題に直面する地方の酒蔵を支援する「夢酒蔵」。1年前、当時の社長が急死し困っていた京都の「若宮酒造」を支援。冬の酒造りに間に合わせようと異例のスピードで事業承継が成立した。現在、地元の学生と日本酒を共同開発するプロジェクトを推進。もともと前社長が進めていたプロジェクトで、急死により一時は中断されていた。ほかに抹茶と組み合わせた新商品も開発。
後継者不在や経営課題に直面する地方の酒蔵を支援する「夢酒蔵」。今の課題は酒米価格の高騰。支援した若宮酒造では仕入れを減らすなど極度の減産体制を敷いている。
- キーワード
- 若宮酒造
「AKB48が突撃!お宅で一番のDXはなんですか?」の番組宣伝。
後継者不在や経営課題に直面する地方の酒蔵を支援する「夢酒蔵」。今の課題は酒米価格の高騰。対策として、支援したグループ2社の新酒発表パーティーを合同で開催。
後継者不在や経営課題に直面する地方の酒蔵を支援する「夢酒蔵」では、支援したグループ2社の新酒発表パーティーを合同で開催。地方の酒蔵は本来地元の消費が頼りだが、客の高齢化もあり消費量が減っているのが現状。今回のパーティーはSNSで告知した。
