- 出演者
- 遠藤玲子 木村拓也 広瀬修一 矢澤剛 竹俣紅 青井実 宮本真綾
今回は、外国人観光客が日本のどんな意外なスポットを訪れ、そこでどんな楽しみ方をしているのか調べてみた。続いて、「大王わさび農場」での聞き込みで聞かれた奈良井宿を取材。ワサビ農場から車で約1時間のJR奈良井駅には多くの外国人観光客が降り、奈良井宿に向かっていった。奈良井宿は江戸時代に参勤交代の宿場町として繁栄。きれいに保存された当時の町並みが約1kmにわたって続いている。奈良井宿を訪れた外国人が町の写真や動画をSNSにたくさん上げたことから、多くの外国人に知られるようになったという。奈良井宿保存審議会事務局・斉藤武仁観光文化委員長は、お客さんの7割くらいは外国人の方だと話した。外国人が足を止めるお食事処「こころ音」では、長野県の郷土料理「とうじそば」を頼む人が多かった。また、周辺をトレッキングできるのも人気の理由だという。フランスから来たティエンさんは熊出没注意の看板に驚いていた。
外国人に人気の意外スポットについて、外国人客の行動を分析している「ナビタイムジャパン」に話を聞いた。今、イチオシの意外スポットについて、「ナビタイムジャパン」藤澤政志さんは「奈良県になります。奈良の有名な大仏は東大寺の大仏。別の大仏がもうひとつ、ここから南の方にある。ここのスポットが特別な大仏で、春のシーズンに限定すると4.17倍に増えている」と話し、奈良県の有名な東大寺の大仏以外に外国人に人気の特別な大仏がいて、訪れる外国人の数が急上昇しているという。そんな“もうひとつの奈良の大仏”は奈良公園から南へおよそ30kmの場所にあり、そこは標高314mの高い場所にある西暦703年に建立されたという壺阪寺。そこには外国人観光客が寺のあちこちにいた。しかし、外国人観光客は念願の場所を訪れたのに、なぜか落胆。その理由について、オランダから来た人は「ネット上に美しい桜の写真がたくさんあったから」と話す。この時、まだ桜は咲いていなかったが、外国人観光客が本当に見たかったのは、まるで桜の花が大仏様を包み込むような幻想的な光景。通称“桜大仏”と呼ばれていて、桜と大仏という日本らしい風景の融合が海外のSNSで「まるで天国みたいだ…」「ここに行くのが私の夢」と話題に。桜に囲まれた大仏様を一目見たくて、春になると外国人観光客が押し寄せるようになったという。しかし、取材したこの時、桜はまだ蕾の状態。フィリピンからの観光客は「桜が咲いていたらなって思ったけど、残念でした。2〜3日、早かったみたい」、台湾からの観光客も「もう桜が咲いていると思って来ちゃったよ。でも早すぎたね」と、桜が咲く前にフライングで来てしまう外国人が続出。アメリカ人のカップルも「もう満開だと思っていました。ちょっと早かったね」と話していたが、散策を始めると、普段、見ることのない日本のお寺に興味津々で、あちこちでたくさん写真を撮っていた。一方で、フランス人の3人組は桜の代わりに一足早く咲いた梅の花を撮影するなど、“桜大仏”は見られなくても風光明媚なお寺を満喫していた。壺阪寺の桜は現在、開花していて、4月上旬には満開になり“桜大仏”が見頃を迎えそう。ということで、外国人観光客が急増している意外スポットを調べてみたら、日本人も知らない日本の魅力を見つけ出し、その時、その場でしか味わえない体験や風景を楽しんでいる外国人が多くいることが分かりました。
センバツ高校野球は準決勝2試合が行われ、甲子園最速ピッチャーも登場。大会連覇を狙う健大高崎(群馬)は準決勝で横浜(神奈川)と対戦。健大高崎は初回からヒット2本でチャンスをつくるが、横浜のピッチャー・織田翔希に封じられ得点を奪えない。ピンチをしのいだ横浜は1回ウラに先制すると、さらに横浜は3回、今大会でホームランを打っている3番・阿部葉太(3年)がタイムリーヒットを放ち、リードを2点に広げる。健大高崎は4回途中から甲子園最速タイの155km/hを誇る石垣元気(3年)が登板したが、横浜の勢いいは止まらない。横浜は5回、3番・阿部葉太(3年)が2打席連続のタイムリーヒットを放つなど、石垣元気を攻めたてて5点をリードする。連覇を目指した健大高崎は9回に1点を返すが、反撃及ばず準決勝で敗退。横浜は19年ぶりの決勝進出を決め、決勝で智弁和歌山と対戦する。準決勝の試合結果は、横浜5−1健大高崎。
旅行先で記念写真を撮る家族を撮影するのはドクターの伊藤玲哉さん。旅行に行きたいという患者の願いを叶えるため看護師とともに旅行先まで付きそうトラベルドクター。伊藤玲哉さんは、病気になるのはその方の1ページに過ぎない、かなえたい願いを諦めないでほしいと話す。今回箱根旅行にやってきたのはがん患者とその家族。これまで何度も家族旅行で訪れていたという箱根は家族にとって思い出の地。おばあちゃんのお目当てのパスタを食べて温泉旅館でくつろぐ1泊2日の箱根旅行。常に笑顔でサポートする伊藤さんだが旅行中は一瞬たりとも気を抜かない。伊藤さんは、医者になった原点に戻った時に医療って最後はご本人のためにありたいと語った。研修医時代に旅行に行きたいという最期の願いをかなえられなかった伊藤さんは、そこからトラベルドクターとして200組以上の患者の願いをかなえてきた。伊藤さんは、すべての人がいい人生だったと思って幕を閉じられるような社会を作りたいと話した。伊藤さんの”アスヨク”ソング RENT「Seasons Of Love」。
来週からのイット!リニューアルで木村拓也アナウンサーの新コーナー「木村拓也のニュースちょい先」が始まる。AIが様々なワードを選定してきたちょっと先から中継するという。
アメリカ・ボストン TDガーデンから中継。世界フィギュア2025は来年のミラノ・コルティナ五輪出場枠が決まる大会。最大出場枠3を獲得するには上位2選手の合計順位が13位以内になる必要がある。女子のエースは坂本花織、男子のエースは鍵山優真。最大のライバルが現世界王者のイリア・マリニン。