2025年11月27日放送 23:06 - 23:55 テレビ東京

カンブリア宮殿
【ビールだけじゃない グッズやホテル事業も展開】

出演者
村上龍 小池栄子 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

カンブリア宮殿 沖縄から全国へ!オリオンビールの野望
今やビールだけじゃない!関連グッズも人気を後押し

沖縄といえばオリオンビール。その人気はビールだけにとどまらず、那覇市の中心部の観光客が集まる国際通りにはオリオンビールのTシャツのロゴを着た人やバッグを持つ人でいっぱい。沖縄土産の定番となっている。都内でもオリオンビールを飲める店が増えている。六本木のピザの店でもオリオンビールを使用している。オリオンビールの創業は1957年。創業者は具志堅宗精で、沖縄の若者に夢と希望を与えたいと考えた。沖縄生まれのビールは県民の心をつかみ、瞬く間に広まった。しかし近年は若者のアルコール離れで市場は縮小。コロナ冠になるとビールの売り上げが大きく減少した。しかしそこからV字回復し昨年度の売り上げは288億円と過去最高を記録。

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オリオンビールピッツァ スタジオ タマキ具志堅宗精国際通り国際通り屋台村沖縄県公文書館港区(東京)那覇市(沖縄)

沖縄本島の南部の豊見城市にあるオリオンビールの本社を訪ねた。従業員は400人だが8割は沖縄県出身。社員からジミーさんと呼ばれているのが復活の立役者の12代目社長の村野一。これまでにデアゴスティーニ・ジャパン、シック・ジャパンなどの外資企業の日本法人の社長を歴任したプロの経営者。村野が社長に就任したのはコロナ禍の2021年。業績の回復を求められ、白羽の矢が立った。立て直しにあたり目指したのは県民と観光客に深い体験をしてもらい、消費者一人一人に共有や拡散をしてもらおうと考えた。オリオンビールの顔として、長年県民に愛されて来たのはオリオン・ザ・ドラフト。看板商品だったが村野はその味を変更すると決断した。その際に行ったのが県民アンケート。1万5000人にアンケートをとった。県民と一緒に新たな沖縄のビールを作る戦略で、アンケートを基に雑味を取り除いてすっきりとした味わいに変更した。リニューアル後に売り上げは10億円もアップした。10月東京・中野区で開催したアシバ祭は県民の親睦と沖縄の文化を知ってもらうために毎年開催。

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オリオンビールオリオン・ザ・ドラフトシックジャパンデアゴスティーニ・ジャパン中野区(東京)沖縄ステーキ祭 in 沖宮大文化祭第34回アシバ祭豊見城市(沖縄)那覇市(沖縄)

10月東京・中野区で開催したアシバ祭は県民の親睦と沖縄の文化を知ってもらうために毎年開催。その会場の一角にはオリオンビールがあった。こうしたイベントでオリオンビールを初めて口にする人も多いという。オリオンビールはこうした全国のイベントに年間60回ほど参加し、沖縄以外のファン獲得につとめている。オリオンビールを全国に広げようと活動しているのが広域営業部。8人が北海道から鹿児島まで非b営業に飛び回っているという。その1人の社員は都内の居酒屋に営業をかけた。飲食店中心に1人で800店を担当しているという。こうした地道な活動で県外での売り上げはこの4で年2.5倍に拡大した。都内に住むオリオンビール好きの女性はそうしたグッズを家に飾るほど大好き。そのきっかけは沖縄旅行。今オリオンビールが力を入れているのは関連グッズの開発。川崎市で開かれたイベントでは、オリオングッズのポップアップストアは大好評となった。購入したグッズをSNSで拡散してもらうのが狙い。今ではシャツだけでも、数十種類のデザインに。他にもキャップや、タンブラーなどの様々なグッズに拡大し10000点以上に拡大した。また有名パティシエの辻口博啓さん直々のオファーでビール酵母を使ったスイーツを作り販売を開始。こうした取り組みの結果、関連グッズの売り上げはここ2年で3倍に拡大。本業のビール自体の知名度も上昇し昨年度の売り上げは288億円と過去最高を記録した。

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オリオンビールカミヤ酒場ラゾーナ川崎プラザ中野区(東京)川崎市(神奈川)第34回アシバ祭辻口博啓

スタジオにはオリオンビールとそのグッズが登場。村野はオリオンビールの名前の由来に県民に名前を公募したのがきっかけで、星座から来ていると答えた。またオリオンビールは沖縄の高温多湿な環境でスッキリとゴクゴク飲めるように味作りをしているという。そしてグッズにはライフスタイルの商品も多く、Tシャツも旅行で幸せそうな顔をしてシャツと一緒に撮影すると幸せに見えてより反応がよいと答えた。また長年愛されてきたビールの味を変更した理由には県民に愛されるビールを作ろとアンケート結果に従い美味しいものを作り上げたという。

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オリオンビールオリオン・ザ・ドラフト
ソニー出身の経営のプロ「失敗こそが次への糧となる」

村野は社長就任以来ずっと続けていることがある。オフィスを歩きながら社員と対話をする。社員の声に耳を傾けるその裏には大きな失敗があるという。村野は1962年に東京・中野区で生まれた。横浜国立大学卒業後、ソニーに入社した。1980年代のソニーはウォークマンなどヒットを連発させていた。村野は海外に赴任し、営業の最前線で戦った。海外で大きな成果をあげていくが、自らに厳しい営業目標を設定しそれをクリアすることに全力を注いだ結果だった。1994年に31歳でソニーハンガリーの社長に就任。社長になった村野は、全て自分で指揮を取り、部下を従わせた。村野の細かい指示で瞬く間に業績は上がっていき、その実績を引っ提げて新たな赴任地へ。そこで思いもよらぬ話を耳にした。それは、自身がいた会社の業績が悪化し、その当時の幹部も次々に辞めていったという話。村野の細かい指示で業績は上がったものの、自ら考えない社員を生んでしまった。社員に失敗させまいとしていた指示が裏目になってしまったという。それを機に社員を育て上げることの重要性を意識した。その後、様々な会社で代表を務めてきた村野。その手腕をかわれ2021年にオリオンビールの社長に就任した。まず社員の声を聞くために一人一人と面談をしたが違和感を覚えた。その時社員には何を目標にやりたいかの目標が出てこなかったという。

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ウォークマンオリオンビールソニー横浜国立大学豊見城市(沖縄)
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ソニー出身の経営のプロ「失敗こそが次への糧となる」

沖縄のオリオンビールの社長に就任した村野。社員一人一人と面談をしたが違和感を覚えた。その時社員には何を目標にやりたいかの目標が出てこなかったという。沖縄県民は控えめてシャイな人が多く、なかなか意見が出てこずそれが業績にも関係していると考えた。村野が始めたのは社員自らに目標を設定させること。上からの指示ではなく、やりたいことを自分で見つけさせた。最初は戸惑っていた社員も、村野が問い続けることで意識が変化していった。背中を押されたという社員の大城は沖縄の天然素材を使った新商品を開発。ビールにかかせないを酵母探しを行い沖縄の植物から3000種類の酵母を採取。そしてうるま市で自生しているシロツメクサからとった酵母を採用。22年発売のオリオン ザ・プレミアムに採用された。これまでより風味豊かでフルーティーな味わいにすることに成功した。これをヒットさせることを目標にしたのがマーケティング本部の呉屋。県民投票でラベルを決定することに。こうして新パッケージのビールが誕生した。社員が県民とともに作ったプレミアムは沖縄でヒット商品に県外でも営業をかけ少しずつ広まっているという。これを皮切りに開発ペースもアップ。年間3種類から10種類に増加した。

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うるま市(沖縄)オリオン ザ・プレミアムオリオンビールシロツメクサ豊見城市(沖縄)

村野は元々海外思考が強かったという。14歳で目標をたてたが、海外で活躍したい、社長になりたいと思っていたという。また部下に失敗をさせてあげられなかったのがトラウマになっているというが、社員はソニーのことを知らない人たちだったので細かい支持を与えていたという。若い時に先輩に失敗させてもらっていたのになぜそうしなかったと後悔していると答え、今思えば状況をかえられたのではと感じているという。またオリオンビール入社時は26年間売り上げの目標が未達成だったという。その理由に社員がその数値目標を他人事のように扱っていたために、営業を集め目標数字を作ってほしいとお願いし、達成した人を朝礼で表彰するようになったという。そうすると士気が上がるリズムが生まれると答え、会社全体の目標達成に繋がったと答えた。

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オリオンビールソニー
沖縄本島の北部が変貌! オリオン流の地域活性術

沖縄本島の北部に話題のスポットが誕生した。7月にオープンしたジャングリア沖縄は連日県内外から観光客が押し寄せている。その場所には沖縄美ら海水族館があり、北部エリアには沖縄観光の人気スポットが点在している。新たな観光エリアとして注目を集める北部地域だが、現実は厳しい。その活性化のために村野が動いた。

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オリオンビールジャパンエンターテイメントジャングリア沖縄今帰仁村(沖縄)名護市(沖縄)本部町(沖縄)沖縄美ら海水族館

7月にオープンしたジャングリア沖縄。沖縄北部をさらに盛り上げるために、村野は新たな挑戦に2014年にオリオンホテル モトブ リゾート&スパをオープン。全ての客室方エメラルドグリーンに輝く海が見渡せるこのホテルと24年にリニューアル。ジャングリア沖縄のオフィシャルホテルになりシャトルバスも運行。宿泊客も増やしている。北部を盛り上げたいもう一つの理由は、オリオンビールの唯一の工場がそこにある。沖縄北部は農業や畜産が主だが就職などで地元を離れてしまう若者が多い。またオリオンビールは取り組みに名護市内の中学校で社員が定期で講演を行っている。オリオンビールを知ってもらい将来社員になってもらって地元に残ってほしいという思いがある。村井は沖縄北部について、7月にはジャングリアが生まれて観光客を魅了するスポットがどんどん来ているという。リゾートホテルもあり、北部に資源を集中し、北部の観光を盛り上げていきたいと答えた。若者の酒離れについて人口減少も相まっているがノンアルコールや他のものも作っていきたいと答えた。

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(エンディング)
先行き不透明な時代 サバイバルに必要なことは…

先行き不透明な時代 サバイバルに必要なことに村野は心や体を整えることを優先し残ったところで仕事の全力投球する。色々な問題が起こった場合にも余裕をもって対応できると答えた。

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編集後記

村上龍は今日の総括にオリオンは。英語だと「Orionn」となり、ギリシャ神話で、「巨人の猟師で死後星座になった」という意味だ。ビールの創業は、1957年となるが、沖縄県民に長く愛され続けている。村野さんは、「人を、場を、世界を、笑顔に。」というミッションを掲げ、それに「沖縄から、」を加えた。Tシャツも人気がある。色々な会社とコラボしていて、見ているだけで楽しくなる。「I LOVE BEER!」というそのままのタイトル、シンボルであるスリースター「昭和三十二年創業」というのも、絵になる。とした。

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次回予告

カンブリア宮殿の番組宣伝。

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