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- 松下奈緒
オープニング映像が流れた。
2月、「資さんうどん」が東京に初出店。現在は「すかいらーくホールディングス」の傘下。グループは20ブランド以上、国内外3100店舗を展開。うどん業界では「はなまるうどん」「丸亀製麺」がしのぎを削っているなか、グループの力を結集して殴り込み。今回、こうした生き残りをかけた外食産業の戦いを追った。
九州を拠点に80店舗を展開する「資さんうどん」。創業は1976年。後継者がいなかったこともあり、経営は投資ファンドへ。去年、すかいらーくホールディングスが買収。資さん会長となった崎田さん。この日、工場を視察。資さんとは異なる調理器具を使い、味の再現を目指す。目指すは高品質・低価格の両立。
九州の「資さんうどん」を買収したすかいらーく。今後の展開に当たり、既存店を活用した業態転換で拡大していく計画。グループ内での客の奪い合いを防ぐ狙い。
九州の「資さんうどん」を買収したすかいらーく。新人社員向けの動画マニュアルを作る江崎さんは、実際の研修に参加したり社員に聴き込むなどしてマニュアル作成。東京初出店となる両国店を訪れ、完成したマニュアルを新人アルバイトに見てもらうなどして出来栄えを確認。
去年、ワタミは日本サブウェイを買収。アメリカ発のサブウェイは世界最大のサンドイッチチェーンで、日本でも92年から展開してきたが近年は低迷。居酒屋大手のワタミもコロナ禍以来苦境に。これまで寿司や焼き肉への業態転換も進めてきたが振るわず。
日本サブウェイを買収したワタミ。新副社長として送り込まれた分部さんはアルバイト出身の叩き上げ。現状、サブウェイの店舗はすべてフランチャイズ。注文してから受け取るまでに5分以上かかること、夜間は客が少ないことなどが課題と分析。分部さんは過去に「から揚げの天才」を手掛け急拡大させてきたが、ブームの終了で多くの店舗が閉店。副社長に指名した渡邉会長は「失敗が彼にとって大きな財産になった」「もう一度チャンスを与えたい」など話す。
日本サブウェイを買収したワタミ。ワタミでは全国7箇所に有機農場を持っており、そこでとれる野菜でメニュー開発を進める計画。試食会には渡邉美樹会長も参加。
「ガイアの夜明け」はTVerで配信。
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日本サブウェイを買収したワタミ。ワタミから送り込まれた副社長の分部さんは、自社農場の野菜を使った新メニューを開発。試食会には渡邉美樹会長も参加。課題だった夜の集客に向け食べごたえを重視して開発された新作に、会長からの評判も上々。その新作は4月発売予定。
日本サブウェイを買収したワタミ。3000店舗を展開する目標に向け、フランチャイズオーナーの新規募集を開始。火や油を使わないため5坪から出店可能など、初期投資を抑えられるのが特徴。セルフレジなど新システムの導入を推し進めるべく、古株のフランチャイズオーナーとも交渉。「会話を大事にしたい」「人と人との触れ合いをなくしたくない」という声も。
日本サブウェイを買収したワタミ。2月、ワタミ本社近くに直営1号店がオープン。タッチパネル式のセルフレジを導入し、複雑な注文もスムーズに。古株フランチャイズオーナーからの「会話を大事にしたい」「人と人との触れ合いをなくしたくない」という声を受け、店員はあえて注文を復唱する。
「ガイアの夜明け」の次回予告。