- 出演者
- 鈴木紗理奈 堀真奈美 石井亮次 江口ともみ 岡田圭右(ますだおかだ) 奥平邦彦 阿部祐二 石塚元章 古川枝里子 菊地幸夫 沢朋宏
東日本大震災から14年。きょうは東北各地からも中継でお伝えする。
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- 東日本大震災
全国の気象情報を伝えた。また、「奈良の山火事は一夜明けたきょうも消火活動が続いている。昨日の午後に発生した奈良県・川上村での山林火災。県の防災ヘリや自衛隊などが消火活動にあたっているが、まだ今も火が消し止められたという情報は入ってきていない。消防によるとけさドローンによる調査を行い、これまでに約8万平方メートルが焼けたということが分かっている。現時点でけが人などは出ていない。きのうの夜の雨は少なかった。この先も雨での消化は難しい。」などと伝えた。花粉については「花粉の流入量はマスクをすると約3分の1~約6分の1に減少する。メガネをかけるだけで約40%減少。窓の開け幅10cm程度+レースのカーテンで部屋の換気を行うと75%が減少する。」、「花粉のピークはもうちょっとで超える予測も出ている。」などと伝えた。この先については「九州では気温が上がりにくい予想がある。東京は来週金曜日に桜の開花予想。福岡は気温の下がり方が大きく、雪が降る可能性もある。」などと伝えた。
福島第一原発から北に約6キロ、福島県・浪江町から中継。14年前の東日本大震災による大津波で死者・行方不明者182人となった浪江町では、きょう改めて警察官等による行方不明者の捜索が行われている。警察官らはこのあと地震が起きた午後2時46分に浜辺に整列し、犠牲者に黙祷を捧げる。
死者・行方不明者1,432人となった宮城・気仙沼市から中継。「震災遺構・伝承館」はもともと水産高校の校舎だった建物で、東日本大震災では大津波で4階まで被災したものの教職員らは屋上に上がって難を逃れた。被害と教訓を今に伝える施設としてきょうも多くの来館者が見学に訪れている。
明治・昭和の三陸大津波でも被害を受けた岩手県宮古市の田老地区。震災前、高さ10メートル・総延長約2.4キロもの長大な防潮堤が整備されていたが、14年前の大津波は乗り越えてきた。田老地区を含む宮古市の死者・行方不明者は514人。震災後、高さ14.7メートルに嵩上げされた防潮堤の上でもこのあと多くの住民が祈りを捧げる。
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- 宮古市(岩手)
東日本大震災発生からきょうで14年。被災地では朝から鎮魂の祈りに包まれている。仙台市若林区荒浜の海岸には早朝から多くの人が訪れ震災で犠牲になった人たちを偲んで”鎮魂の祈り”を捧げていた。また、石巻市でも亡くなった人たちを偲び、多くの人が祈りを捧げている。警察庁によると震災の死者は1万5,900人、行方不明者は2,520人。また、復興庁によると関連死は3,808人にのぼる。年月が経ち、被災地では記憶の風化や伝承が課題となっている。一方で被災経験のない若い世代が語り部となる動きも出始めている。また、きょう岩手県宮古市では津波避難訓練が行われた。重茂漁港では作業中の漁師が避難した他、消防団が水門閉鎖の手順を確認するなど参加者は震災の教訓が失われないようにと真剣に訓練に臨んでいた。被災地はきょう、犠牲者を悼むとともに教訓を未来へつなぐ思いを新たにする日となる。また、佐々木朗希投手と田中将大投手もコメントを発表した。当時、小学生で被災した佐々木投手は「今年は日本以外で迎える初めての3月11日ですが、自分にとって特別な日であることに変わりはありません。これからも変わらず故郷とつながっていたいと思います」と綴った。そして当時、東北楽天だった田中投手は「ユニホームは変わりましたが、僕を育ててくれた東北への思いは変わりません。震災を風化させないためにこれからも自分に何ができるのかを考え、行動していきたいと思います」と綴った。
宮城・山元町「震災遺構中浜小学校」からホラン千秋さんが中継。この小学校は14年前の津波に襲われたが、児童ら90名の生命が守られた場所でもあり、現在は「震災遺構」として一般開放されている。400メートルほど先には海がある。この小学校には津波で根元から折れた時計台などの爪痕が数多く残されている。津波は2階建ての建物ギリギリの高さまでやってきた。当時この小学校に通っていた児童らが語り部となり、構内の状況などを伝えている。きょうの「Nスタ」では東日本大震災の取材の模様を数多くお届けする。
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- 宮城県山元町立中浜小学校山元町(宮城)
岩手県・大船渡市にある「みなと公園」から中継。昼過ぎから海の風が強くなってきた。大船渡市内と海を見渡すことができるこの公園は震災で亡くなられた方への追悼と、震災の記憶を風化させることなく未来へつなげられるように象徴の場として整備された場所。「祈りのモニュメント」には「未来へ祈る」と刻まれている。これは訪れた方が海を見ながら祈りを捧げることができるように透明な碑となっている。10本の黒い柱は大船渡市の10の町を意味する。綾里地区で山火事に被災した方は「津波から避難して山に逃げてきたのに、今度は山で被災すると思わなかった。津波のときはわずかながら水に流れないで残っていたものがあったが、今回は全部焼けて燃えてしまった。しかし当時の震災を乗り越えた私達だからきっと大丈夫」と奮い立たせている姿があった。公園には震災犠牲者の名前を記した芳名板も掲げられ、お名前をなぞる方もいた。きょう市では市民や遺族の方々からの希望でそれぞれの場所でそれぞれの祈りを捧げたいという思いに寄り添ったかたちをとっている。黙祷のあと市長から追悼の言葉があり、代表献花を行い、一般献花が行われる。朝から祈りのモニュメント前には様々な方が訪れている。2時46分になり、黙祷をする各地の映像が流れた。
岩手・陸前高田市の神田葡萄園の「マスカットサイダー」を紹介。。昭和45年に発売し、陸前高田市の地サイダーとして親しまれてきたが、東日本大震災により工場が被災し、営業ができなくなった。しかし、再開を望む声が多く、震災を乗り越えて再び販売をスタートさせた。だが、コロナ禍や世界情勢の変化による原材料の高騰などにより、一昨年9月に再び製造が中止となる。そんな中、去年3月、地域密着型のスーパーチェーン「マイヤ」が販売を引き継いだ。新たな製造は宮城・仙台市の会社が行い、1年の歳月をかけ再販となった。
福島・相馬市からの中継。福島県の沿岸沿いは「浜通り」と呼ばれているが、その北側に位置する。14年前の震災のときに合わせてこちらでもサイレンが鳴り響き、道行く方も立ち止まり頭を下げていた。すぐそばに橋の一部が見える。このあたりは「松川浦」と呼ばれ。湖のような地形になっていて、そこに小さな島が点在し、日本百景にも選ばれている風光明媚な場所。すぐ横も漁港だが、津波などで大きな被害を受けた。そこから復興を果たし、5年前にできた場所が「浜の駅 松川浦」。採れたての農産物や魚介類などが販売されている。相馬の漁港できのうあがったばかりのヤリイカや幻のエビ、めひかりなどもある。もともとは漁業関係者の保養所や運動する施設もあったが、被害を受けたあとに新たにできた。地元の「山形屋商店」が出したお醤油は農林水産大臣賞を3連覇した。この醤油なども置かれていて、実際に海産物を楽しめる場所もある。「漁師のまかない丼・1500円」はその日によって出てくる魚が違うという。このあたりは特に海流が巡り合う場所で魚介類も美味しい漁場が直ぐ側にある。
石井さんは「まだ2万8000人の方が避難しているという現状もある。2011年3月11日、東日本大震災からきょうで14年。日本は地震の国で、地震は防ぐことはできないが被害は減らせると今朝の新聞にも書いていたが、これを教訓に色々と備えるというのをきょうまた考える日でもいいし、家で話し合う機会の1日かもしれない。」などと話した。
先週のドジャースとレッズの試合で、佐々木朗希は3回を無失点に押さえた。明日、オープン戦2度目となる先発登板を果たす。また、山本由伸はダイヤモンドバックス戦で5回を投げ7つの三振を奪った。大谷翔平は3打数1安打の活躍。また、大谷はセキュリティー会社のCMに出演している。
今日のドジャースとダイヤモンドバックスの試合では、大谷翔平は3打数1安打の活躍だった。ロバーツ監督は来日スケジュールについて言及しているが、荷物の準備はまだ終わっていないという。3月14日、ドジャースは公式練習を一般公開するとしており、明日、チケットが販売される。大谷翔平は、セコムのCMに出演し、長嶋茂雄さんと対決をしている。他にも、大谷は世界的に人気なゲーム「フォートナイト」にも登場している。また、MLB公式Instagramは、カブスの今永昇太がギターを弾く映像を公開した。デーブ大久保さんは「野球好きの方はゲームより試合を見たいという方も多いですし、楽しみですよね。僕も練習が見てみたいです」、岡田さんは「ファンサービスをしてくれる選手も多いですよね!」などと話した。
東京・渋谷駅前や隅田川の中継映像を背景に、現在の様子を伝え、各地の気温を伝えた。今雨が降っているエリアは四国から紀伊半島にかけてだなどと解説し、全国の天気予報を伝えた。
東京・港区の麻布台ヒルズから中継で、2月12日に開花し2月27日に見頃となった河津桜を紹介。阿部さんは「早咲きの前座オプソヨ意地みせる」と一句詠んだ。河津桜のあとはソメイヨシノ、きのうまでの温度を足して計算したところ予想温度に達するのが20日か21日で、気象庁の予想は21日だが阿部さんは20日が開花発表になるのではと予想した。また4月30日くらいまで桜を愛でながら楽しむことができると中村藤吉麻布台の「まるとドリンク『春いちご』」1300円を紹介した。
全国の天気予報を伝えエンディングを迎えた。