- 出演者
- 田所拓也 中川安奈 寺川綾 中村憲剛
競泳のジャパンオープンに出場した4年後のロサンゼルスオリンピックを見据える若手の選手たちに注目。男子200メートル個人メドレーに出場の19歳松下知之はパリオリンピックの別の種目で日本選手唯一のメダルを獲得。最初のバタフライは4番手でターンし最後に得意の自由形で追いたが、3位。優勝は大学3年生の森拓海だった。それでも松下は前向きに今大会を振り返った。
今、日本の競泳は岐路に立っている。かつてオリンピックでまばゆい輝きを放ってきた日本のスイマーたち2024年パリで突きつけられたのは世界との差だった。女子では、当時17歳のサマーマッキントッシュが三冠。男子は22歳のレオンマルシャンが4種目でオリンピック新記録。東京大会後に台頭した選手たちが実力を示した。一方日本代表はロンドン大会の11個をピークにして減少し、ことしのパリ大会では銀メダル1つと、厳しい結果となった。寺川綾は「私も見ていて、1個という数に関してはちょっと寂しいなと思う部分もあるだが、やっぱり選手のほうがもちろん悔しい思いはあったと思う。国内の代表選考会にピークを合わせて、代表になるのに一生懸命になっていた分、やっぱりその分、そのあとの本番にピークを合わすのが、ちょっと難しかったのかなという選手が多く見受けられた」と分析。今後に向けての対策について「本番を見据えて、代表になるための代表選考会ではなくて、本番で戦うための選考会の準備というふうなやっぱり段階を踏まないと難しい」と指摘した。オリンピックで実施される個人種目はこのように男女合わせて28あるが、そのうち15種目は、東京大会以降に世界記録が更新されている。しかし日本記録はその間にわずか3種目しか更新されていない。世界では高速化が進む一方で、日本は伸び悩んでいるという見方もできる。寺川が現役時代に樹立した11年前の日本記録もまだ残っている。寺側は「今の選手はやっぱりオリンピックの本番でメダルを目指したいという強い思いがある。それはもちろん大切なのだが、そこにつなげるために、まずは目の前のレース、1個1個で自己新記録、自己ベストを積み重ねることが本番でまたいい結果を出すというプロセスにつながっていくと思うので、まずは目の前で出し切るということをやってほしい」と訴えた。
寺川綾は今回のジャパンオープンで今後の成長が楽しみになる選手がいたという。彼女が注目したのは、2人の高校生スイマー。1人は高校3年生の村佐達也。今大会では200メートル自由形で自己ベストを更新して、圧勝した。まさに伸び代しかない選手で、ことしは自己ベストバンバン出してる。もともとは中長距離を専門とする選手で、スタミナは、もとから抜群。今、徐々にスピード練習を取り組んでいて、そこもまだまだ伸びる段階。大舞台でも、ものおじしない、堂々としたメンタルの魅力の1つだ。女子では高校3年生の平井瑞希。ジャパンオープンでは100メートルバタフライで優勝した。パリオリンピックで7位入賞という、十分な実力があるだが、伸び代ポイントは、ずばり進路にある。来年米国の大学に進学予定で、もちろん米国というと競泳大国でもあるので、勉強ももちろんなのだが、その米国の皆さんに刺激をもらいながら、またどんどん成長してくれるんじゃないかなというのが、ものすごく楽しみ。
寺川綾は今回のジャパンオープンで今後の成長が楽しみになる選手がいたという一方、池江璃花子や本多灯の中堅、ベテラン勢の、ここからの奮起、巻き返しも期待する。寺川は「若手が成長しているのを刺激ももらいながら、私も選手の終盤あたりからどんどん自己ベストも更新できたので、皆さん心配なさらず、これからどんどんもっと上を目指して頑張ってもらえれば、期待できると思う」とコメント。まずは年齢とか気にせずに、気持ちでぐいぐい前に、勝ってやるとか、戦っていきたいとか、そういう熱い気持ちを前面に持ってほしいと呼びかけた。次の日本代表の、大きな国際大会は来年の夏の世界選手権。いい記録、そしていい泳ぎをぜひ期待したい。
東京・稲城で行われた男子ゴルフの国内ツアー、最終戦までもつれた賞金王争いに決着がついた。賞金ランキングトップの平田憲聖とおよそ290万円差で追う2位の金谷拓実。平田は最終ラウンドでスコアを伸ばせず17位で大会を終えた。一方、金谷は4位で迎えた17番、パー5の第2打で長いイーグルトライに成功。勝負強さを発揮した金谷は最終戦で3位に入り、獲得賞金で平田を逆転初の賞金王に輝いた。
プロ野球、西武の新入団選手発表会が行われた。ドラフト1位の齋藤大翔選手は、1メートル81センチの恵まれた体格と俊足が持ち味。「将来は必ず日本を代表するショートになる」と意気込んだ。一方、ドラフト2位の渡部聖弥は「大きな目標は日本の4番になること」と話していた。新人選手は、来月合同自主トレを行い2月のキャンプに備える。
社会人や学生の選手がアマチュア日本一を争う相撲の全日本選手権。決勝は連覇をねらう社会人1年目の池田俊とことしの学生横綱モンゴル出身のブフチョローンと2年連続で対戦。池田が逆転で2連覇を果たした。
今日から12月。「オリンピックがもう終わっちゃったんだという寂しさがある」「来年もスポーツが盛り上がりますように」などのスタジオコメント。14日に引退試合を控える中村は「やりきります」と意気込んだ。
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