- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。
この1週間円相場は乱高下し、月曜日には160円を突破。しかしそのあと一転して5円以上も円高に触れた。158円近くまで円安が進むと木曜日再び円が急騰した。2度に渡る急激な円高方向への動き。政府がついに為替介入に踏み切ったとみられている。財務省は介入の有無について言及を避けた。
円安はドル以外に対しても進んだ。日本で働き現地の家族に毎月300万ギニアフランを仕送りしているギニア出身の男性も円安に嘆いていた。インドネシア出身の男性は円相場の動きを見て今回は送金を見送った。行き過ぎた円安を阻止するため政府は2年前にも為替介入に踏み切っていた。このときは145円台と151台で相次いで介入を実施。その後一旦120円台まで戻ったこともあったが長期的な円安傾向は変えられなかった。専門家は為替介入を行っても一時的に円高に戻すことはできても円安の方向性を抜本的に変えるのは難しいと解説した。
為替介入は財務省から指示を受けた日銀が政府が持つドルを売って為替市場から大量の円を買うことで円安に歯止めをかけようとするもの。3月末時点で政府が使えるドルが24兆円あり、今回は2回の介入によって8兆円が使われた。円安をもたらしている要因は日米の金利差で、アメリカの政策金利の上限が5.5%なのにたいし日本は0.1%で大きく差がある。円よりもドルを持っていたほうが得だと思う人が多いため円が売られドルを買う動きが止まらない。加谷珪一氏は金利を上げるのは副作用が大きく簡単ではないと指摘している。松原氏はこれは何度も出来る手ではない、その場限りの手すらなくなったときその後の怖い世界が待っているとコメント。田中氏は大学は国際的な人材を育てようと留学支援をしていたが留学できなくなっている、日本で働く海外の人も困っているので綿密に計画を立ててほしいとコメント。
屋根の上に富士山が乗ったように見えると評判の撮影スポットになっている富士河口湖町のコンビニでは縁石に座り込んで食事をしたりするなどの迷惑行為や危険行為が相次ぎ、町は歩道に黒幕を設置し富士山を隠すという対策をとった。古田氏はあそこだけ緊急避難的にやれば問題が片付くわけではない、インバウンドを狙う自治体は今回の例がどこでも起こり得ることを考えておく必要があるとコメント。
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火曜日、裏金問題が直撃した選挙を巡り岸田総理が謝罪した。衆院補欠選挙、東京15区で勝ったのは立憲民主党の新人・酒井菜摘候補だった。2人続けて元自民党議員が逮捕され、自民党はこの選挙区では候補者すら擁立できなかった。自民党は長崎3区も不戦敗で、維新との一騎打ちを制した立憲民主党・山田勝彦候補が勝利した。今回自民が唯一候補者を立てたのが島根1区は、期日前投票の出口調査で自民党支持層の約3割が野党候補に投票していたことがわかっている。地元の森林組合で組合長を務めた自民党員の澤田直明さんもその1人だった。50年にわたって自民党の活動を支えてきたというが、自民離れの背景について裏金事件だけではない現状もある、地域で話をしても農村が疲弊したのは自民党のせいじゃないかと話し方も多いなどと話した。星浩は岸田総理の中では一発逆転の解散を考えてるのは間違いないと指摘した。
今回の島根の選挙では立憲民主党の亀井氏が自民党候補に2万4000票ほどの差をつけて当選した。前回の衆院選では亀井氏に対して自民党の細田氏が2万4000票ほどの差で勝っており、立場が正反対になった形。星浩は岸田総理は総裁選の前の国会会期末までに解散総選挙に出たい、解散できないまま総裁選を迎えると選挙の顔を選んでから解散総選挙の流れになると指摘している。田中氏は負けるのは当たり前、いろんなことが生活に響いてきているから国民がこのままじゃたまらないと思ってる結果とコメント。古田氏は勝てそうなタイミングで解散するのは本当にやめてほしい、報道もいつ解散するかでなくその解散に義があるのかを追及してほしい、自民党を標的とする誤情報が増えているとコメント。三輪氏は市民側は政治に参加する機運が高まっているが全国的な広がりに及ばない、でもここで諦めたら有耶無耶のまま、裏金問題でも辞職する議員が少なすぎるとコメント。松原氏は自民党から危機感が感じられない、いざとなったら連立組めば政権を維持できるという声が聞こえてくるとコメント。
今空き家が日本中で増え続けており、全国では900万戸に上ることが明らかになった。
東京・世田谷の住宅街では10軒ほどの空き家が連なる。この一角の空き家は同じ地主が所有していて30年ほど前から徐々に空き家になり始めた。今各地でこうした空き家の問題が深刻になっており、900万戸に上ることが明らかになった。特に深刻なのがマンションの空き部屋や売却目的の住宅などを除いた385万戸の放置空き家で、中には適正に登記がされず所有者すら分からない空き家も多い。政府は去年、管理が不十分な空き家などについては固定資産税の優遇措置をなくすよう法律を改正。先月には空き家を相続した人に対し登記を義務づけたが、対策は追いついていない。空き家が増え続ける背景には少子高齢化がある。
両親が亡くなるまでに家は相続方法を決めておかなければ子どもたちが分割して相続することになるが、住むのか売るのか結論が出ないまま空き家となるケースが多い。更地にすると固定資産税の優遇措置がなくなることや、解体に高額の費用がかかることも空き家が放置される要因となっている。国は2015年に新しい法律を施工し、倒壊の危険性がある空き家を特定空き家に指定したうえで改善されない場合固定資産税の優遇をなくすことにした。倒壊の危険性がなくても部分的な破損がみられる空き家も管理不全空き家とみなし優遇措置をなくした。1953年には9万4000戸だった空き家の数は2023年には900万戸に増えた。全国で空家空地管理センター・伊藤さんは「親が子どもに実家をどう渡すか準備や相談していない例が多い」「みんなが元気なうちに今後のことを話しておくことが重要」と指摘している。三輪氏は戦後の新築住宅優遇政策が背景にあった、空き家のことだけに着目するんじゃなくて中古物件が流通するような政策だったり都市計画をどうするかという観点の政策実行が必要、自治体の費用負担にも手当をしていかなければいけないとコメント。
日本国憲法の施行から77年となった3日、各地で集会が開かれた。護憲派の集会では参加者らは、「憲法を無視した自民党政治を終わらせる」などと訴えた。改憲派の集会には岸田総理がビデオメッセージを寄せた。緊急事態条項の新設などにも意欲を示し「時代にそぐわない部分は果断に見直すべきだ」と訴えた。田中氏はその時々の国民の都合によって引き下げるものではなく理想に向かって実現していくもの、99条に天皇、国務大臣、国会議員、裁判官、公務員はこの憲法を重視しなければいけないとされて国民は入っていない、国民は憲法を守らせる側で憲法の思想とわかっていなければならないとコメント。三輪氏は憲法は個人の自由とか権利を補償するために国家権力に制限を課すもの、これを不祥事を起こしても辞めないような国会議員が議論するのは間違っているとコメント。
国境なき記者団は今年の報道の自由度ランキングを発表した。180の国と地域のうち、日本は前年から2つ順位を下げて70位となった。トップは8年連続でノルウェー。ランキングは2002年から公表されているが、日本は2010年の11位を境に順位を下げ2016年以降G7の中で最下位となっている。今年の報告書では「政治的圧力や男女の不平等により記者が権力を監視する役割を果たせていないことが日本ではよくある」と指摘されている。古田氏は記者クラブの閉鎖性も指摘されている、日本は民主主義国家で言論の自由は補償されているとも指摘されている、報道業界の内部側に改善するところがあるとコメント。
巨人2−1阪神。巨人、今シーズン2度目のサヨナラ勝ちで首位阪神に連勝。東京ドーム、巨人・菅野智之、吉川尚輝の映像。
ヤクルト7−7中日。村上宗隆は3試合連続、両リーグトップとなる第8号。試合は今季両リーグ最長の5時間44分。
プロ野球では広島とDeNAが対戦。3打数3安打の森下、代打の松山竜平など活躍により4-1で広島勝利。
プロ野球では楽天とロッテが対戦。2-0、ロッテ勝利。
プロ野球ではオリックスと日本ハムが対戦。オリックスの先発エスピノーザは6回を8安打1失点で開幕4連勝。3-1、オリックス勝利。
プロ野球では西武とソフトバンクが対戦。西武は昨年6月から延長戦で15連敗中(2リーグ制以降ワースト記録)、この日の延長戦では5-4で勝利。今季初の3連勝。
今週、プロ野球の西武が劇的勝利。延長戦に弱かった理由を五十嵐は「ピッチャーが粘れなかった」と分析。西武は首位から8ゲーム差の最下位。五十嵐は敗因をバッターと分析。セ・リーグでは首位・阪神に巨人が迫る勢い。菅野智之投手の活躍などが要因だという。中日の投手陣も好調なんだそう。
バドミントンの国別対抗戦「ユーバー杯」。日本は準決勝で中国に3連敗で銅メダル。2大会ぶりの決勝ならず。今後の注目は男子ダブルの保木卓朗・小林優吾ペアなど。今大会をもって元世界ランク1位の桃田賢斗が引退。試合は回ってこず。