- 出演者
- 小田切千 宮崎慶太 片山千恵子 田中美都
浜松市役所を訪れたのは、これまで戸籍上の性別は女性で男性として社会生活を送っていたトランスジェンダーの鈴木げんさん(49)とそのパートナーである。鈴木さんが行った申立について静岡家庭裁判所浜松支部は今年10月に「戸籍上の性別変更に生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする法律の規定は憲法に違反し無効だ」として、手術を受けていなくても性別を変更することを認めた。この決定を受けて浜松市は戸籍上の性別を変更し、鈴木さんは今日市役所の窓口で戸籍謄本や住民票の交付を申請した。職員から手渡された性別の表記は女性から男性に変更されていて、2人は喜びを噛み締めていた。鈴木さんは「多くの人たちにとって当たり前だったことが、僕も当たり前になった証明をいただいた」などと話した。
ウインターミーティング3日目は現役選手を対象としたドラフトなどが行われたが、大谷選手に関しては前日ドジャースのロバーツ監督が数日前にロサンゼルスで面談したことを明かして以降、新たな動きはない。また大谷選手の代理人のネズ・バレロ氏は期間中に会場を訪れる予定はないということで沈黙を続けている。ただ、大谷選手の代理人事務所は大リーグに移籍した2017年のオフに全ての球団と面談を終えた3日後にエンジェルスへの移籍を発表したこともあり、アメリカメディアは「今回も同様に今週末にも大谷選手が決断するのではないか」と伝えている。一方、DeNAから大リーグの移籍を目指す今永昇太投手の代理人によると「10球団余が興味を持っている」という。その上で今永投手の代理人である長谷川嘉宣氏は「大谷選手や山本投手などそういう選手たちが先に決まらないとマーケットが動かない。まだ時間があるので焦らず状況を見極める形である」と話した。大谷選手を始め日本選手たちが来シーズンどのチームでプレーするのか、注目が続く。
子どもの扶養控除について、現在は中学生までは児童手当が支給される一方で、高校生は扶養控除の対象になっている。以前は中学生までの人たちも扶養控除の対象だったが、かつての民主党政権で児童手当が支給されるようになった。その中で、政府の子育て支援策によって来年度から高校生にも児童手当が支給される。今回の税制改正の議論では、高校生の扶養控除をどうするかが議論になる。高校生を扶養している場合、現在所得税は年間38万円、住民税33万円が課税対象から控除される。与党が検討している案は、所得税控除は25万、住民税は12万円にするとしている。それに基づき、児童手当の増額分と扶養控除の見直し分を合わせると、すべての所得層で実質的な手取りが増える設計になる。ただ与党内では扶養控除の縮小に慎重な意見もあるという。税制調査会は、来週には来年度の税制改正大綱を取りまとめたいとしている。
観光地にオープン!◯◯◯カフェ
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伏見稲荷大社の近くに、車いすカフェがオープン。高橋さんは、障害者の方の車いすに携わる仕事をしており、その中で多くの人に車いすの予約無しで気軽に行けるカフェがないということで、このカフェを作ろうと思ったという。多機能型やリクライニング、スポーツ型の車いすなどが設置されている。地域の人はもちろん、健常者やそうでない方皆が楽しめるカフェにしたいという。
車いすについて、「体験して初めて分かることがある」等とコメント。徳橋さんは、五輪やパラリンピックでバリアフリーの意識は高まったので、こうした施設や店舗は増えてほしいなどと述べた。
1カ月予報が発表され、9~15日にかけては平年よりも高い所が多くなる。16~22日にかけては、平年並みか低いところがほとんどとなる。23日~1月5日にかけては、ほぼ平年並みが多くなるという。クリスマスや年末年始の天気は、例年と同じような傾向になりそうだという。日本海側はいずれも曇りや雨、雪のところが多く、太平洋側は晴れる日が多くお、沖縄・奄美では雲や雨が多くなるという。
全国の天気予報を伝えた。
中国の11月の輸入額は去年の同じ月と比べて0.6%減少し、2か月ぶりにマイナスとなった。原油のほか自動車部品などが減少したことが主な要因である。比較の対象となる去年11月は、新型コロナの感染が再拡大し厳しい行動制限が実施されていた時期だが、それを下回ったことで不動産市場の低迷の長期化などを背景にした国内需要の停滞が改めて浮き彫りになった。
上空4000mの富士山や剣岳等を撮影した空撮写真家の山本直洋さん(45)。普段は企業の広告や商品の撮影もしているというが、空撮写真も取り続けているという。現在山本さんが挑戦しているのは「世界七大陸の最高峰」を上空から撮影することである。今回はオーストラリアのコジオスコに挑んだという。
今年7月、山本さんは富士山の上空でトレーニングを行っていた。撮影に使うのはモーターパラグライダーでエンジンとプロペラの力で自由に空を飛び回ることができる。山本さんのテーマは「地球を感じる写真」を撮ることである。27歳でモーターパラグライダーに出会ってから、空から見た地球が織りなす風景を多くの人に届けたいと、写真を取り続けてきた。しかし、体1つで空を飛ぶのは常に危険と隣り合わせであり、家族は複雑な思いを抱いている。娘の羽美香さんは「死ぬかもしれない」と話した。4年前に山本さんは飛行中に上半身に大やけどを負った。5000mを超えるキリマンジャロを撮るためにエンジンの改造をしていた。そのテスト飛行中にエンジンから出火し50日間の入院を余儀なくされた。世界七大陸最高峰を空撮する山本さんは今年9月にオーストラリアのコジオスコに挑戦する。飛行場から目指す山頂までは30キロで課題は谷から吹く不安定な風を攻略できるかである。現地航空局の無線資格を持つピーターさんもフライトに同行しサポートする。この日の風は穏やかで絶好のフライト日和である。いよいよコジオスコに挑む。出迎えたのはオーストラリアの大地。この30キロ先にコジオスコがある。離陸から25分、風が乱れる難所に差し掛かった。複雑な風邪に影響を受けながらも、無事に谷を通過しコジオスコに到着した。世界七大陸最高峰を空撮するプロジェクトでコジオスコの撮影に見事成功した。山本さんは「元々は自分が地球を感じたいので七大陸最高峰を飛びたい。僕の写真を楽しみにしてくれる人を世界中に作れたら良い」と話した。
世界七大陸最高峰に挑戦した山本さんに関するスタジオトーク。小田切アナが「圧倒された。徳橋さんは地球を感じることはあるか」と聞くと徳橋さんは「無い」と話した。
世界七大陸 最高峰を飛びたい ~空撮写真家・山本直洋の挑戦~の番組宣伝。
千葉県のライブ映像が流れた。
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190超の国と地域が参加する今回のCOP。温室効果ガス削減に向けた検討が進められている。一方で身近な生活で排出を減らすために、京都市役所では製造過程で排出する二酸化炭素を従来比でどれほど削減したかを数字で紹介している。ふとんメーカーの社長は、海外では日本以上に環境意識が高い国もあり、若い世代の人たちは環境意識が高いので、中長期を見据えた上で環境に対する配慮が大きな武器になると考えている。さらに国立環境研究所が開発したアプリでは、自分が排出している二酸化炭素の量が表示される。ある男性は、日本人1人当りの排出量は年間で平均7000キロだったが、その2倍以上になった。環境に負荷をかけていることに気づき、できるところはやっていくと思ったという。アプリ開発者は、脱炭素社会は消費者が取り組むこと、生産者が取り組んでいくことで、車の両輪のようにピッタリあってこそ進むものだとし、ぜひ自分ごとにしてほしいなどと述べた。一方で、今後こうした取り組みが広がる中では見せかけの環境配慮に注意も必要だと指摘。
京都大学内にあるベンチャー企業は、細菌を使って二酸化炭素を食べさせて増やすという実験を行っている。紅色光合成細菌は海にたくさんいて、二酸化炭素や窒素を取り込んで生きている。京都大学の沼田教授がこの細菌の力を見出し、現在実用化に向け研究している。この細菌は、二酸化炭素を与えると5時間で数が2倍に増えるという。さらに二酸化炭素を食べると糸の素となるタンパク質をつくるという。細菌にクモの遺伝子を組み込むことで、糸のもとになるタンパク質を生成するようになったという。さらに捨てられても自然にかえるため環境に優しいという。二酸化炭素と一緒に窒素もたくさん吸収するため、肥料としても活用できるという。将来的には、工場などに細菌を入れたプールを併設し、そこから出る二酸化炭素を流し込んで減らそうと計画している。
大阪・門真にある自販機には、半径1mほどの範囲の二酸化炭素を吸収できる粉が入っている。その後の粉末は、コンクリートなどに混ぜ込んで活用でき強度も増すという。石油元売大手の研究所で開発されているのは、二酸化炭素と水素から作った合成燃料。一般的なガソリンエンジン車に入れて使うことができるという。
ブロッコリーであったかごちそうスープの紹介。