- 出演者
- 宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦 眞下貴
オープニング映像。
マーケット情報。株価は190円ほど値を下げて取引を終えた。昨日までの2日間の日経平均株価は700円以上値上がりしていたため、当面の利益を確定しようと売り注文が出た形になる。午後3時時点の円相場は10銭ほど円高になった。注目のテーマとして「23か月マイナス実質賃金」を上げており、最近賃上げの話題が出るが額面の賃金に物価の変動を反映させたもので、マイナスとなれば物価高に賃金が追いついていないことになる。今週月曜日に厚労省が発表した今年2月の速報値はマイナスであるものの、賃上げ自体は過去にない高い水準になっているという。日銀の植田総裁は先週予算委員会で「実質賃金の伸び率は次第にプラスになって、人々の生活実感も改善してくる」などとコメントしているので、重要な指標になるとのこと。懸念点として円安を専門家は挙げていて、日本では緩和状態が続き、アメリカでは年内にも利下げがあるなどの金融政策の見方は変わっていないものの、今夜アメリカで発表されるCPIが注目されていて、アメリカの市場の予想が上回っていて上振れするのではないかと警戒しているという。上振れするとアメリカは利下げに乗り切れないため、また円安が進む可能性があるとのこと。
岸田総理は日米首脳会談などで現在アメリカに訪問している。ワシントンから中継。今回国賓待遇での招待を受けた岸田総理は昨日の朝にワシントンへ到着し、経済関係者との昼食会や若者との会話を行った。国賓待遇とはアメリカ大統領が重視している国の首脳を最大級の格式で招くことで、岸田総理が国賓待遇で招かれるのは今回が初。日本としては2015年の安倍総理大臣以来で9年ぶりとなる。理由は岸田政権がこれまでとってきた政策がアメリカの国益に叶うと評価したとみられる。日本のウクライナ支援や防衛費の対GDP費2%の増額方針など一連の政策はアメリカの負担を軽減するものとも言える。岸田総理は明後日にアメリカ議会で演説を行うが、日本はアメリカと共に国際秩序を守る責務を担う姿勢を強調する考え。
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国賓待遇では通常にはない行事が幾つもあり、首脳会談直前ではホワイトハウスで歓迎式典、11日には公式晩餐会が行われ、今回はYOASOBIが招待されている。晩餐会を前に岸田総理は裕子夫人と共にホワイトハウスに訪れ、バイデン大統領夫妻に輪島塗などプレゼントが贈られた。能登半島地震による被害を受けた老舗の漆器店は、今年2月に岸田総理が被災地を視察に訪れた際に行われた意見交換会に参加し、贈答品の制作の以来が来たという。日米首脳会談では防衛面での協力や経済安全保障などの連携強化を確認する見通しとなっている。
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埼玉・川島町より中継。金笛しょうゆパークでは醤油を製造している会社だが、今回は出来たてのバウムクーヘンを食レポすることになった。宮崎アナは「甘みは広がるが、最後しょうゆが鼻に抜ける」などと話した。フォトスポットとしてはしょうゆ桶が人気だという。この桶ではしょうゆが5000リットル作る事ができるとのこと。更にしょうゆについて楽しく知ってもらおうと工場が紹介された。この会社は創業230年で、目の前にある蔵が現在でも使っていて、明治16年・140年以上使い続けていて原材料を保管する倉庫になっている。次の中継で1つ目のミッションである「かいつき」を行うという。
詩人・長田弘さん。昭和14年福島市に生まれ戦争中は疎開先の山間に木の記憶と共に育った。昭和34年早稲田大学に進学し詩を書き始める。昭和40年詩集「われら新鮮な旅人」でデビューし詩人として活躍する。世界各国を旅する中人は皆風景の中で育てられ生きてゆくという思いを強くした。東日本地震の年に詩集「奇跡」を出版。その直後病に倒れた。日常が当たり前と感じていたが日常こそが奇跡と考えるようになった。長田さんが詩集「奇跡」を朗読した。長田さんの深い思いは先に亡くなった妻に死に現れてる。長田さんは「自分にとって必要な奇跡というのは自分たちの目の前にあるもの、平凡なものが1番本当は自分たちにとって奇跡ではないか」と語った。
詩人の長田弘のことばについて三輪誠司は「自分の原点を今のVTR見ながら考えたりとかしました。」などと話した。「NHK映像ファイル あの人に会いたい」毎週土曜日朝5時40分から放送中。ニュースーンでは毎週水曜に改めてお届け。
音楽の力について感じたことや経験などを紹介する。神奈川県の女性はヴァンパイア・ウィークエンドの「Horchata」を聴いてバスの中での腹痛が治まったという。鹿児島県の男性は「子供の頃いじめられていて落ち込んでいたが、岡村孝子さんの夢をあきらめないでを聴いて今がある」などとコメントしている。京都府の男性は「先月12日のうたコンで昭和39年に井沢八郎さんが歌った名曲あゝ上野駅を娘の工藤夕貴さんと五木ひろしさんが歌われた場面で、昔を思い出して涙が出た」などとコメントしている。更に東京都の女性は「桑田佳祐さんの銀河の星屑を聴いて大学院の英語のテストで高得点を取った」などとコメントしている。愛知県の女性は「東京ドームの現地観戦でYMOのライディーンが良かった」などとコメントしている。
今月20日、神奈川県の小田原駅前に、映画館「小田原シネマ館」がオープンした。「機動戦士ガンダム」などで知られる小田原市出身の富野由悠季監督もお祝いに駆けつけた。駅から徒歩5分で、約20年ぶりに、街の中心部に映画館ができた。席数は40、スクリーンは1つ。国内外の幅広い作品を上映する。かつて、小田原駅前には、8つの映画館が立ち並び、県外からも客が集まっていた。郊外に、シネマコンプレックスができた影響などで、駅前の映画館は次々に閉館し、21年前に、最後のひとつがなくなった。6年前から、映画館の復活を目指して活動してきた古川さん。友人の蓑宮武夫さんに、小田原を再び映画のまちにしようと呼びかけられ、資金集めや物件探しなど、二人三脚で進めてきた。使われなくなった倉庫を買い取り、去年、改装工事を始めたが、蓑宮さんが脳梗塞で倒れ、亡くなった。古川さんは、蓑宮さんの夢を引き継ぎ、地元の人々と協力して、完成にこぎつけた。オープン当日、多くの映画ファンが訪れ、古川さんは、亡き蓑宮さんとともに、初上映を楽しんだ。館内の一角には、蓑宮さんの写真とともに、「スクリーンを通じて得られる感動体験を、再び街中に」などとの映画館に込められた思いが展示されている。映画館では、1日4作品を上映していて、今後は、観客の声を聞いたり、配給会社と相談したりして、作品を選んでいくという。
ニュースーンの質問・感想に関するエンディングトーク。神奈川県の女性から「今週からニュースーンの配色が変わったか」などの感想を寄せられると眞下アナは「背景には色んなパターンが有り、それぞれ使い分けている」などと話した。