- 出演者
- 松坂大輔 小木逸平 内田篤人 大越健介 下村彩里 安藤萌々 所村武蔵 細川栞
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶。
サイバー攻撃によるダメージが深刻になっている。ビールなどを生産、販売するアサヒグループホールディングスがサイバー攻撃 によるシステム障害に見舞われてから4日。復旧のめどが立たず、主力のスーパードライなどの飲料の出荷が止まっている。和光本店(大阪・門真市)・新倉啓介社長に話を聞く。
和光本店(大阪・門真市)・新倉啓介社長に話を聞く。地域の飲食店が主な顧客で、主力はビール。中でもアサヒビールはビール全体の売り上げの7割ほどを占めている。大阪はアサヒビール発祥の地。鮮度を保つため、在庫は数日分のみ。品不足はビール以外にも。
アサヒが異変に気づいたのは月曜日午前7時ごろ。主力のビールに加え、その他の飲料や食品など全商品の出荷に関わる物流システムに不具合が確認された。加えて全ての部署で社外からのメールが受信できない状況になり、 商品の受注停止、工場は生産停止を余儀なくされた。大阪・吹田市のアサヒビールの工場では生産も工場見学もストップしている。近くにある鉄板グリルをかし・樋野慶丈店長に話を聞く。これまでにアサヒはサイバー攻撃を受けたことを明らかにしている。その中でも近年、被害が急増しているランサムウェア攻撃の可能性があることが捜査関係者への取材で分かった。ランサムとは身代金という意味。企業や個人のコンピューターに侵入してデータを勝手に暗号化し、元に戻すことと引き換えに身代金を要求するのが手法。自力での復旧は簡単ではない。サイバーセキュリティクラウド・渡辺洋司CTOに話を聞く。
去年6月に攻撃を受けた出版大手KADOKAWAでは動画共有サービス「ニコニコ動画」などが停止し、25万件以上の個人情報が流出。復旧には4か月以上かかり、特別損失を24億円計上している。身代金を払ったかは明らかにされていないが、24億円は身代金を含まないシステム復旧、補償の金額。2022年には大阪急性期・総合医療センターがターゲットとなり、電子カルテシステムに障害が発生。外来や救急患者の受け入れを制限し、命に関わる事態となり、復旧に2か月以上要している。被害は国内に限らない。イギリスの自動車メーカー・ジャガー・ランドローバーは先月、サイバー攻撃を受けたことを発表し、現在も生産を停止している。イギリス政府は雇用を守るため、約3000億円の資金繰り支援策に乗り出した。企業側はさまざまな対策を講じている。影響は他社にも。コンビニ各社が販売しているプライベートブランド商品の一部はアサヒ飲料が製造しているため、品薄になる可能性がある。最近では物流の効率化を目的に1台のトラックで複数メーカーの商品を運搬する取り組みが進行。既にアサヒの倉庫から共同配送されているキリン、サッポロの商品には遅れが出ている。アサヒによると復旧の見通しは立っていない。
企業にとって最大の脅威のひとつがサイバー攻撃。アサヒグループホールディングスに影響が出ている。社外からのメールも届かない深刻な状況。サイバー攻撃により酒類、飲料、食品など受注、出荷がストップ。緊急対応として電話などで試験的に対応している状況。アサヒグループホールディングスの年間国内売り上げは1兆3629億円(2024年度)。酒類は5247億円で約半分がビール。事実上の出荷停止に追い込まれている。流通経済大学・矢野裕児教授によると今は生産も出荷もシステムで一元管理されていて、そこがサイバー攻撃を受ければ致命的。ビールの鮮度をうたい文句にしてきたアサヒビールは出荷後、取引先に翌日届く迅速性が特徴。樽生ビールは開栓後3日とメーカーが推奨していて、極力在庫を持たずになくなったら交換するシステムになっている。飲食店の多くが系列化していて、アサヒビールのみ取り扱いの店が別会社に移るのはすぐには難しい。約30ある製造ラインの多くが止まっている状況。製造ラインに影響はないが、出荷できないので止めている。再開のめどはシステムの復旧次第。ビールの製造は一般的に1か月。いつまで製造が止まるかによるが今冬にかけても影響が及ぶ可能性があると指摘。
群馬県前橋市の小川晶市長は、部下である既婚者の男性職員と10回以上ホテルで会っていた問題で、市議38人に対する説明会を再び開いた。説明会は先週も行われていたがわずか10分ほどで終了し、「不十分だ」という声を受けて開かれた。時間無制限で質問にも答える形になったが、非公開という方針は変わらなかった。2時間半近くに及んだ説明会で責任を問う質問は少なくとも4回あったが、繰り返されたのは「周りと相談する」「時間が欲しい」という市長の言葉だった。また説明会では男女の関係や恋愛感情を改めて否定し、ホテルの中で食事を取りながらの相談や打ち合わせだったとしている。また市長は、男性職員が自らの申し出による希望降任制度で移動したことを明らかにした。「今後は相手方の代理人を通じて、誠意を持ち対応していく」としている。問題の発覚以降市長の予定は真っ白のままで、対外的な公務は副市長らが代理でこなしているという。前橋工科大学の地域・交通計画研究室は、あさってにタウンミーティングで小川市長にまちづくりについて政策提言する予定だった。しかし騒動を受け発表が取りやめになり、研究者は「発表がなくなったのは残念」「思いをぜひ届けたかった」などと話した。市の担当者からは「別の機会を設けたい」と言われているそうだが、次回開催は未定だという。苦情や意見は5079件寄せられていて、小川市長は「近いうちに市民に対する説明の場を持ちたい」としている。
小川市長は「市民に直接説明を尽くしていきたい」と繰り返しているが、そもそもその説明に市民がどこまで付き合ってくれるのかという事態でもある。民意によって支えられるのが政治家であり、その民意が大きく離れてしまうとすれば政治家はもはやその立っている場所を失うということを意味する。
きょう逮捕された東大阪市に住む容疑者は、元交際相手の女性を刃物で殺害した疑いが持たれている。近鉄奈良線の枚岡駅から700mほど離れたところにある店舗件住宅の3階の部屋で、女性が床の上で血を流して治れている状態で見つかった。事件はきのう午後に容疑者が警察に出頭してきたことで発覚した。その後容疑者の自宅を訪れた警察官が女性を発見し、その場で死亡が確認された。2人は数年前から交際していたとみられ、女性は3年前から複数回にわたり警察にトラブルを相談していたことも新たにわかった。
東大阪市の住宅で死亡しているのが見つかった女性は、容疑者とのトラブルを警察に複数回相談していたことが新たにわかった。2022年6月以降、警察による介入は計5回。「胸ぐらをつかまれた」などの軽微な暴行や口論になったという相談を女性がしていたという。直近では事件4日前の先月27日、女性が容疑者の家に荷物を取りに行った際に口論になったという。ただ女性は事件化を望んでいなかったため、警察は容疑者への口頭注意で対応を終えていた。取り調べに対し容疑者は「感情が一気に暴発してしまい、殺意を持って刃物で刺した」と容疑を認めている。
面識のない女性を殺害したとして送検された容疑者。両親によると、十数年程前から流通関係の派遣会社で働くようになったという。殺害された女性は、両手いっぱいの荷物を買い込んで家族が待つ自宅に帰る途中だった。容疑者は「両手が荷物でふさがっているので、抵抗されないと思った」「行政の窓口で自分だけ冷たい対応をされたことなどがきっかけ」などと身勝手な供述を繰り返しているという。女性の死因は10か所以上刺されたことによる失血死と判明し、凶器となった包丁は容疑者が自宅から持ってきたと話しているという。警視庁は容疑者に強い殺意があったとみて調べている。
北朝鮮に13歳で拉致された横田めぐみさんの61歳の誕生日を前に、母の早紀江さんが会見を行った。早紀江さんはめぐみさんが子どもの頃に何度も読み聞かせていた絵本を手に、「この本だけでも送ってあげたい。覚えているかな」と思いを語った。また明後日行われる自民党の総裁選にも言及し、「誰が突破口を開いてくれるのか、わたしたちの一番思うところ」などとした。
ガザ地区を目指していた環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんらの船団の一部が、イスラエル軍に拿捕された。船団は支援物資を運ぶため40隻以上の船に約500人が乗り込みガザ地区を目指していたが、地中海を航行していたところ一部が拿捕されたという。イスラエル外務省は「複数の乗組員がイスラエルに移送中で、グレタさんらは無事だ」と説明している。唯一の日本人として参加しているオランダ在住の安村美香子さんは、船団が拿捕される数時間前にANNの取材に応じ「イスラエル軍に拿捕される覚悟でガザ地区に向かっている」と明らかにしていた。
国立大学の44の附属病院では、物価高騰や人件費増加などで収支が年々悪化している。一昨年の赤字額は60億円で、昨年度は285億円に増加(「国立大学病院長会議」調べ)。さらに今年度は昨年度より大幅に赤字が膨らむ見通しであることが番組の取材でわかった。これまでの会見で大学病院側は「病院がなくなるかもしれない次元だ」と強い危機感をあらわにしていて、明日の会見で詳しい状況を説明する予定。
秋の味覚の代表格でもある柿の収穫が、都内で始まっている。東京都立川市にある高橋果樹園では、新秋柿の収穫が行われている。合わせて太秋柿の収穫も始まっていて、2種類が同時に収穫できるのはあまりないことだという。極端だった今年の気温が影響した可能性がある。今後も全国的に気温が高い傾向が続きそう。
全国の天気予報を伝えた。
中国で行われている国際大会で松島輝空(18)が中国のトップ選手を相手に金星。3-2で格上の選手を破った。
阪神×ヤクルト。阪神は5回、ホームラン・打点リーグトップの佐藤輝明が打った瞬間確信。100打点の大台に乗せた。試合は6-2で阪神が勝利した。
オリックス×西武。西武は1点リードの9回、抑えの平良海馬が1打同点のピンチとなるもそこを凌ぎリーグ単独トップとなる31セーブ。6-5で西武が勝利。
メジャーリーグはきのうポストシーズンが開幕した。第1戦では日本人選手が大活躍だったがきょうも凄かった。ドジャース×レッズの試合。ドジャースの先発・山本由伸はポストシーズンで負け知らず。初回タイムリーを許しいきなり2点を先制される。しかしドジャースは3回に1点を返し、4回には逆転に成功。その後6回山本はノーアウト満塁のピンチを無失 で切り抜けた。その裏大谷はライト前へのタイムリーでチームをもり立て、さらにヘルナンデスにもタイムリー、この回一挙4点を奪う。9回に佐々木朗希が登板、圧倒的ピッチングで試合を締め8-4でドジャースが地区シリーズ進出を決めた。