- 出演者
- 島本真衣 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 林美桜 水越祐一 柳澤秀夫 仁科健吾 能條桃子 駒見直音
きのう1986年以来となる1ドル=160円台後半をつけた外国為替市場の円相場はきょうも160円台の円安水準が続いている。日銀が金融政策の維持を続けている中、日本と米国の金利差が続いた状態が続き、円が売られやすくなっている。鈴木財務大臣は今朝高い緊張感を持っていると改めて市場をけん制した。ドル以外にも対ユーロでは1999年のユーロ創設以来の円安水準となるなど円一弱の状況だとの声も出ている。大台を超えて歴史的な円安水準に政府日銀による為替介入への警戒感も強まっていて、神経質な値動きが続きそう。
英国を訪問している天皇陛下はロンドンの金融街などが主催する晩さん会でスピーチを行った。テムズ川を研究していた思い出や、お金の扱いに慣れず手元に重いコインをためてしまったが現在では電子決済が一般化していることについて触れて笑いを誘っている。
9月の自民党総裁選挙に向けた動きが加速している。ポスト岸田の1人、河野デジタル大臣はきのう麻生副総裁と会食し、立候補への意欲を伝えた。河野大臣はけさ記者団の取材に対し総裁選についての言及は避けた。麻生派内では、派閥として河野氏を支えるべきという声があるものの、ベテラン議員を中心に慎重論も根強く麻生氏の判断が焦点。
警察庁は道交法の改正に伴い違反した場合は免許センターでの講習命令が出される自転車の危険行為について酒気帯び運転と携帯電話の使用の2種類を11月から加えることで最終調整に入った。信号無視、遮断踏切の立ち入りなど従来の15の違反行為に新たに加わる。講習は3時間手数料が6000円かかり、受講命令に従わなかった場合には5万円以下の罰金が科される。自転車の違反行為の検挙は毎年増加していて、去年は4万4000件以上だった。
MLB(ギャランティードレートフィールド):ドジャース4−0ホワイトソックス。ドジャース・大谷翔平が25号ホームランを放ち、球団新記録となる10試合連続打点を達成。
経済情報を伝えた。
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企業の株主総会がきょう集中日を迎えた。今年は不祥事に対する経営陣への追及や物言う株主からの株主提案などが相次いでいる。三菱UFJフィナンシャルグループの株主総会では亀澤宏規社長が傘下の銀行などが金融庁から業務改善命令を受けたことについて信頼回復に向け改善再発防止にグループ一丸となり取り組んでいくと謝罪した。きょうは東証上場企業のおよそ3割に当たる668社が株主総会を開く。不適切な事案に対する株主からの責任追及が相次いでいるほか、物言う株主や機関投資家による株主提案が過去最多の91社であり、効率的な経営計画の策定などを求めている。
明日行われるイランの大統領選挙で反米路線を踏襲する候補者が有力とみられる中、市民からは低迷する経済の回復のため米国と対話すべきとの声も出ている。事前の世論調査では改革派の候補者が支持を伸ばしていると現地メディアは伝えている。
訪日外国人旅行者数が3月から3か月連続で300万人を超え、今年、過去最多となる見通し。一方でオーバーツーリズム問題が各地で深刻化。そしてSNSで広がる「ガイジンスマッシュ」とは。円安などが影響しインバウンド需要が拡大し続ける日本。日本政府観光局によると、先月、日本を訪れた外国人は304万人で、5月としては過去最多の数に。また、去年の訪日外国人消費額は5.3兆円と過去最高を記録。さらに日本経済新聞によると、今年の1月〜3月までの訪日客の消費額を年額に換算すると推計で7.2兆円となり、主要品目の輸出額と比べて自動車に次ぐ規模となる。そうした中、問題となっているのがオーバーツーリズム。多くの観光客でにぎわいを見せる一方で、街ではどんな問題が起きているのか。観光地の今を取材した。
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国別の観光地の魅力を競うランキングで1位となったこともある世界有数の観光大国・日本。現在は鎌倉や京都といった有名観光地だけでなく、SNSなどの情報を頼りに様々な観光スポットが外国人観光客に人気となっている。そうした中、問題となっているのがオーバーツーリズム。山梨・富士吉田市にある商店街。観光客の目当ては商店街にそびえる富士山。レトロな街並みと富士山を一緒に撮影できるとしてSNSで人気が沸騰、多い日では1日に5000人程の観光客が訪れることも。観光客で街がにぎわいを見せる一方で、より良い写真を撮影しようとして危険な場面が見られることもある。警備員に誘導されてもすぐには移動しない観光客。観光客の迷惑行為は道路上だけではない。商店街にある薬局では、店舗の隣の駐車場に無断で止めてどこかに写真を撮りに行ったりということがあるという。こうした状況を受け、市も対策に乗り出している。撮影スポットの近くにトイレ付きの駐車場を整備。観光案内所では観光客が撮影スポットに集中しないよう、様々な場所を案内。また、街全体がインバウンドによる恩恵を受けられるよう飲食店などの紹介も行っている。
去年の訪日外国人旅行者数は2506万6100人で、今年3月は約308万人と1か月別では過去最多。今年の訪日外国人旅行者数はJTBの予測で3310万人。訪日客消費は名目7.2兆円と10年で5倍に増えた。一方、オーバーツーリズムが問題で祇園に小袖小路は舞妓さんを追いかけて撮影などのマナー違反が増加。八幡平「鏡沼」は1100台収容できる駐車場が最長3時間待ち。また、日本で不正やルール違反をとがめられたら「日本語がわからないふりをすれば大丈夫」というガイジン・スマッシュも問題になっている。
観光庁はオーバーツーリズムの防止や抑制に向けた対策を進めるモデル地域を全国20地域を選定。モデル地域は拡大予定で現在審査中。モデル地域になると地域の実情に応じた具体的な対策を進められ8000万円を上限とする費用の3分の2を補助。姫路市長は姫路城の入場料について外国人観光客は4倍程度に引き上げる考えを示した。修繕や維持管理費用などを含めた財源を確保する狙いがあるが二重価格が議論になっている。倶知安町ではリゾート開発に関する新ルールの運用を開始し大型宿泊施設が建設されないように制限を強化した。宿泊税についても12自治体が導入を決定し30超の自治体で検討が進んでいる。
スペイン・バルセロナで19日、約2000人のデモが行われた。オーバーツーリズムの問題を抱えるなか、F1スペインGP開催でさらに観光客が増えることに、地元住民が抗議した。
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- スペイングランプリバルセロナ(スペイン)
年間8000万人以上の観光客が訪れる観光大国・スペイン。スペインで最も多くの観光客が訪れる人気都市が、サグラダファミリアなどの観光地が点在するバルセロナ。19日には地元住民など2000人が、F1スペインGP開催で観光客が増えることに対し抗議した。観光客の増加に伴い、バルセロナ市内には観光客向けの短期賃貸アパートが急増。その影響から過去10年で家賃は約70%、住宅購入費は約40%上昇した。ごみの散乱、交通渋滞だけでなく、不動産価格の高騰までも引き起こすオーバーツーリズム問題。世界では様々な対策がとられている。
オランダ・アムステルダムは観光客を減らすためホテルの新設原則禁止などの措置を行った。ペルーはマチュピチュの保全や持続可能な利用と観光客訪問のための規制を行った。オーバーツーリズム対策としてリジェネラティブ・ツーリズムとリジェネラティブ・ツーリズム。
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次回予告。