- 出演者
- 藤村幸司 中山正敏 橋本五郎 宮根誠司 おおたわ史絵 郡司恭子 奈良岡希実子 東ふき 澤口実歩
きのう東京都心では帰宅ラッシュの時間帯にゲリラ雷雨が直撃。道路の冠水など多くの影響が出た。きょうも大気が不安定で、都内では先ほど猛烈な雨が降るなど、今後も天気の急変に注意が必要。さらに、きょう未明に台風10号が発生。今後の進路に迫る。兵庫県・斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを告発された問題で、県の職員へのアンケートで知事がカニやカキなど複数の贈答品をおねだりしていた疑惑が新たに浮上。
オープニング映像とオープニングの挨拶。
米国・大統領選挙に向けた与党・民主党の党大会で、副大統領候補に指名されたティムウォルズ・ミネソタ州知事が指名受託演説を行った。ウォルズ副大統領候補は、中間層の減税や学校給食の無料化など知事としての実績をアピールし、トランプ氏が返り咲けば「中間層への負担を増やすだろうと批判」。ウォルズ氏は高校教師やアメフトコーチの経歴があり、親しみやすさで労働者層の取りこみが期待される。知名度の低さが課題で、手腕をアピールできるかが焦点。トランプ陣営は「ウォルズ氏はインフレ・移民問題などを解決する計画を1つも提示しなかった」と批判。
税金の滞納者から差し押さえた財産などが出品される官公庁のオークションに、東京国税局から最低入札価格が過去最高額となる高級スポーツカーが出品された。東京国税局は、官公庁のインターネット公売にフェラーリを出品。最低入札価格は5680万円、不動産以外で過去最高額。他の最低入札価格は、高級ブランドの腕時計・2410万円、ウイスキー・56万円など。官公庁インターネット公売は、税金滞納者から差し押さえた自動車・不動産などの財産を出品。落札されたものの代金は、滞納者の税金の支払いなどに宛てられる。参加申し込みはあす午後5時まで、来月に入札。
物流業界で労働力不足が深刻化する“物流の2024年問題”の解決に向け、KDDIグループは物流倉庫の業務を効率化する新しいサービスを開始。KDDIグループは、流通・小売企業などの商品倉庫で出荷数やロボット稼働状況の情報を元に最適な人員配置や作業員のシフトなどを提案するデータ分析サービスを開始。KDDIのデータ分析サービスの実証実験では、今までと比べて最大1.4倍の量の出荷が可能になった。KDDI購買本部・砂川健一副本部長は「人の配置とロボットの動きを合わせて出荷能力を最適化する」と話した。KDDIグループは、作業員の経験と勘で予想していた出荷準備などにかかる時間をデータから性格の算出することでトラックドライバーの荷待ち時間削減につなげたいとしている。
食料価格が高騰。“令和の米騒動”と言われ、コメ不足と価格高騰が取り沙汰されている。野菜も高騰。猛暑や台風の影響で、野菜に異変が起きている。食の異変は、海でも起きている。この後、食の異変について解説。
食の異変SPを特集。“令和の米騒動”と言われ、コメ不足と価格高騰が取り沙汰されている。サンマは、初競りで衝撃価格を叩き出した。この後、アキダイ社長が、今買いの食材を紹介。
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食品価格の高騰が相変わらず続くなか「コメ」の品不足。神奈川・横浜市・スーパーマーケットセルシオ和田町店では1時間に2回売り場を巡回して商品を補充しないと棚が空になるという。大阪市・フレッシュマーケットアオイ昭和町店ではわずか6袋しか補充できなかった。東京・渋谷区・おにぎり「戸越屋」では去年から2度値上げが行われていたが他の食材の価格上昇を受け、3度目の値上げを検討しているという。
野菜の価格も高騰。東京・渋谷区・野菜炒めベジ郎渋谷総本店ではトッピングの販売価格を50円値上げした。墨田区・スーパーイズミでは販売価格が2倍に。台風などの雨で野菜が腐ってしまい廃棄せざるを得ないものが増えてしまった。東京都中央卸売市場卸売価格は平年と比べキュウリ約38%、ピーマン約13%高値。
近年深刻な不漁に陥っているスルメイカ漁。一方で、高騰が続くサンマに異変。さらにオオズワイガニが大量発生。
ことし6月・帝国データバンク発表によると、カレーライス1食あたりの調理費用が過去最高値の329円(去年6月299円)。価格高騰の要因:円安の影響で輸入牛肉・野菜類・コメが値上がり。7月のカレーライス物価は過去最高値を更新する見込み。今月は野菜類の価格は平年並みで推移とされ値下がりの期待もあるが、コメ・輸入牛肉の価格は当面上昇予想。今夏中は高値で推移か。台風に言及。
各地のスーパーでコメ不足。コメの価格も高騰。要因は去年の記録的猛暑・雨不足、外食産業の需要増・インバウンドも影響、政府による生産調整、南海トラフ地震臨時情報の発表で防災意識が高まる。訪日外国人は今年上半期過去最多。農業従事者推移:平均年齢68.7歳うち65歳以上が7割を占める。坂本農水相「全体需要がひっ迫している状況ではない。今月には新米が出回り始め来月からは主産地の出荷も始まる」。橋本五郎、おおたわ史絵のスタジオコメント。新型コロナ、50年、防災、地震、大阪市内に言及。
「アキダイ」関町本店から中継。米は現在完売状態。ただ来月から新米が出て流通量不足は落ち着くとのこと。価格は下がらないとみられている。また野菜も高騰していて、秋葉弘道社長いわく猛暑による高温障害と東北の大雨が影響しているという。具体的にはキュウリや枝豆、トウモロコシなどが値上がりしている。逆にお買い得な野菜がキャベツやレンコンとのこと。
近年続くサンマの不漁。要因の1つは海外船との奪い合いで、日本の漁獲量は年々減少。去年の全国の水揚げ量は約15年前の10分の1以下に留まっていて、卸売平均価格は約4倍になっている。こうした中、今月16日に北海道・花咲港ではサンマの初水揚げが行われた。根室市内のスーパーでは1尾80円で売られていた。神奈川・横浜市のスーパーでも北海道産のサンマが2尾430円となっていた。
北海道・えりも町ではオオズワイガニが異例の大漁。前年同時期と比べて約2倍の漁獲量になっている。オオズワイガニは漁に使う網を切ってしまう厄介者とされ、ことし3月には町民を対象に無料配布し、どんどん食べてどんどん減らす取り組みが行われた。一方、北海道・函館市ではスルメイカが深刻な不漁に陥っている。昨年度の取扱量は2008年と比べ約20分の1、価格は約6倍に上がっている。ことし初日の水揚げ量は約200kgと去年の6分の1程度にとどまった。函館水産試験場によると、産卵時期の水温上昇など環境の変化が影響しているとみられる。さらにウニの漁獲量も減少し価格が高騰している。ウニは水温26℃前後で死んでしまうといい、海水温の上昇が関係している可能性があるという。
今月16日の花咲港でのサンマの初水揚げでは、去年と比べて140倍以上の67トンが水揚げされた。初競りでは去年の約200分の1の価格になった。今月16日、根室市の鮮魚店では1匹80円。大阪市の鮮魚店ではきのう1匹213円と去年の約8分の1の価格だった。全国さんま棒受網漁業協同組合はことし、サンマ漁の解禁日を全ての船で8月10日に統一した。サンマは黒潮に乗って太平洋を北上し、夏が過ぎて水温が下がってくると北日本の沿岸に近づくように南下するため、日本の近海で取れていた。しかし近年は海水温の上昇でサンマは沖合に移動してしまうといい、船の燃料費が約2倍かかるようになっているとのこと。さらに中国・韓国・台湾などの漁船とサンマの奪い合いになっているという。
(中継)東京・練馬区・「アキダイ」関町本店。秋葉弘道社長に話を聞く。サンマは平年の半値以下。今年出だし豊漁だという。カツオは去年の半値。海水温上昇でエサが豊富にあり豊漁となっているという。
魚についてトーク。北海道ではオオズワイガニが大量発生している一方スルメイカやウニなどが減少している。藤村アナは「来月からも例えばお菓子もパスタもハム・ソーセージも珈琲も値上がりするし量も減ってるということですね」などと話した。