- 出演者
- 榎並大二郎 上中勇樹 松江英夫 海老原優香
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
円相場では日本時間11日、午後9時半の米国消費者物価指数発表の後円買いドル売りの動きが強まった。円相場は40分ほどで157円台前半まで4円以上円高が進み、市場介入が行われたのではないかとの見方が出ていた。こうした中、政府日銀が3兆円規模の円買い介入を実施した可能性があることが分かった。日銀が公表した、連休明け16日の当座預金残高見通しで、為替介入が反映される財政等要因と市場の事前予想との差額である、3兆円程度を手元に介入が行われたとの推測が広がっている。一方、先ほど外国為替市場の円相場は1ドル158円台後半から157円台前半へと再び急速な円高ドル安が進んだ。市場関係者からは2日連続で為替介入が行われた可能性もあるとの見方が出ている。
12日の東京株式市場は米国市場でハイテク関連の株価が下落した流れを受けて、平均株価の下げ幅が1000円を超えた。前日まで連日史上最高値をつけた反動で、利益確定売りが膨らんだ他、円相場が大きく円高ドル安に振れたことも輸出関連株の株価を押し下げている。平均株価は4日ぶりに反落し前日より1033円34銭安い4万1190円68銭で取引を終えた。市場関係者からは株価が下落する中でも日本企業の好業績への期待が相場の下支えになっているとの見方も出ている。
経団連が発表した大手企業の夏のボーナスの第1回集計で、17業種97社の平均額は98万3112円で比較可能な1981年以降最高となった。去年に比べて4．31％増加し3年連続で前の年からプラスとなっている。業種別では自動車や鉄道など14業種で前年を上回った。経団連は賃上げの勢いが去年に比べ加速しているとみている他、円安による業績改善もボーナスアップの要因と分析している。
- キーワード
- 日本経済団体連合会
もしもの災害に備えさらに幅広い連携が求められている。ソフトバンクが配備するドローン基地局のデモンストレーションの様子。災害などで通信に障害が発生した際上空に停留することで半径数キロの通信を確保する。持ち運び衛星アンテナ、軽量化によって1人で背負って運ぶことができ車での移動が困難な場所でも通信の復旧が可能。災害発生時に重要な迅速な対応、IT技術を活用し業種の垣根をとび越えて協力する動きが活発化している。あちらこちらで名刺交換が行われていたのはIT企業のサイボウズが主催した「防災サミット」の会場（東京・調布市）。行政関係者をはじめ医療、福祉ITなど幅広い業種の人たちが集まり被災地での体験談などが紹介された。特に注目されたのは被災者のデータベースの迅速な構築の必要性。避難した人の数や位置を把握し、適切に物資などを配布することが重要だとする認識が共有された。主催者側は関係者が実際に顔を合わせることができ災害時に連携できる環境の強化に役立ったのではないかとしている。
デロイトトーマツグループ執行役・松江英夫さんが解説。災害への備え、特にどういったことが重要なのだろうか。有事と平時この区分けをなくして平時から有事を想定して備えができるか、フェーズフリーという考え方が最も大事。特に、これからは情報のフェーズフリーが大事。ある調査によると災害の際に住民からの要望が強かった項目、正確な情報提供情報にまつわるものがたくさんある。住民の側からするといかに平時から有事を想定した情報を取れる備えができるかこれが大事になってくる。アクセス、リテラシー、ネットワーク、3つの観点で備えをする必要がある。平時から有事の情報が取れるような仕組みこれをどうつくるかがポイント。複数の自治体では例えばLINEのアプリに平時から情報を登録してもらうことによって災害が起こったときに被災のタイミングでプッシュ型で通信をしてもらう取り組みをしている。
米国の首都ワシントンで開かれていたNATOの首脳会議が11日ウクライナへの支援の継続などで合意し閉幕した。首脳会議ではウクライナに対するおよそ7兆円規模の軍事支援の継続やNATOの上級代表を首都キーウに置く首脳宣言が発表された。さらに、日本を含む26の国と機関が参加する新たな支援の枠組みである「ウクライナコンパクト」も創設された。一方、クライナが求めるNATO加盟については不可逆的な道を歩むことを支援するとされた。しかし、具体的な加盟時期の目標は示すことができず課題も残す形となった。
住友商事は米国のデクステリティ社と組んで物流現場向けロボットサービスの事業化を行うことを決めた。AIを活用してロボットの制御、管理を行うサービスを提供するデクステリティ社と連携することで、住友商事はまだ日本の市場では提供されていないトラックへの荷積みの自動化などを展開する予定。今年の秋以降にサービスを開始し2026年中に国内で1500台の導入を目指す。物流業界では人手不足が深刻化していて、高まる物流現場の効率化自動化の需要を独自機能の提供を通じて取り込む考え。
やりたくない仕事をいかに乗り切るのか、働く人たちの本音を聞いてきた。引き受けている人が多いようだが、人材派遣などを行う企業が発表したやりたくない仕事に関する意識調査によるとやはり、やりたくない仕事を引き受けるという人がおよそ7割と多くの人が渋々ながら受けている様子。どんな仕事をやりたくないと思うのか。1位は時間がかかる次いで、苦手強みを生かせない、メンタルを削られるなど時間や精神的負担が多い仕事を避けたいと思っている傾向が強いという結果になった。やりたくない仕事を乗り切る方法には自分へのご褒美を決める、さっさと終わらせる、仕事だから割り切ると続いた。気張りすぎずでも一歩ずつ乗り切ることが仕事と向き合うコツなのかもしれない。
- キーワード
- R＆G
ドイツを訪問している岸田総理大臣は先ほどからショルツ首相との首脳会談に臨んでいる。日本の総理が二国間訪問としてドイツを訪問するのは7年ぶり。今年4月にショルツ首相が北京で習近平国家主席と会談するなど中国がヨーロッパに接近する懸念がある中、会談では経済安全保障に関する新たな枠組みなどについて協議する見通し。
国連は世界の人口が今世紀中に減少に転じるとの予測を発表した。国連の推計によると今年およそ82億人の世界人口は2080年代半ばにはおよそ103億人でピークに達し、その後、徐々に減少して2100年までにおよそ102億人になるとしている。各国で出生率が低下していることが主な原因だという。
パリオリンピックまで2週間。女子バスケットボールの選手たちや男子競泳の本多灯選手が現地フランスに入国した様子が入ってきた。卓球の公開練習で注目したのは先月、国際大会で優勝した張本美和選手。団体メンバーとして初のオリンピックに挑む彼女だが、現役高校生にとってパリの舞台とは。フレッシュさ全開で花の都パリに乗り込む。
バドミントン日本代表公開練習。ここでも張本選手同様パリで初めてのオリンピックに挑むペアに注目した。女子ダブルスの志田千陽選手と松山奈未選手人呼んでシダマツペア。女子ダブルスといえばタカマツペアがリオで金メダルを獲得するなど日本のお家芸ともいえる種目。今回もハイレベルな代表選考レースとなったがシダマツペアはトップで駆け抜け世界ランキングも現在4位につけている。部屋が再春館3人で一緒になれたのでそこが楽しみだと話す。
石川・金沢市。国内最後の強化試合を控えるなでしこジャパン。注目したのはイングランドのマンチェスターシティで活躍する長谷川唯。彼女にはパリオリンピックに懸ける特別な思いがあった。オリンピックの舞台が憧れから具体的な目標に変わったのは15歳の夏。このとき、なでしこジャパンは最高成績となる銀メダルを獲得した。3年前、長谷川は東京で初のオリンピックを戦うが準々決勝で敗退。その悔しさを胸に2022年イングランドの強豪マンチェスターシティに移籍。そこで磨いたのはボール奪取力。加入1年目でボール奪取数リーグ2位の成績を残すと今シーズンは英国紙が選ぶリーグ年間ベストイレブンに選出された。今年2月パリオリンピックのアジア最終予選、武器であるボール奪取力で北朝鮮の猛攻をしのぐ長谷川、負ければオリンピックを逃す試合で存在感を見せ2大会連続で夢舞台への切符をつかんだ。そして、今回の代表メンバーは10人がオリンピック初出場。チームの顔触れが大きく変わる中で長谷川にも変化が生まれる。ワールドカップで得点王に輝いた宮澤ひなたなど若き逸材がそろい。長谷川自身が憧れを抱いたロンドンオリンピック以来となる12年ぶりのメダル獲得を目指す。
オリオールズ×カブスの試合。初物づくしの一日となったのがカブスの鈴木誠也、今シーズン初の3番で出場するとまずはツーベースでチームの先制点をたたき出す。続く5回にはカーブを捉え再びツーベースのタイムリーヒット。そして7回、何と今シーズン初の3番で今シーズン初の3打席連続タイムリーを自身初の長打3本で達成した鈴木、チームの4連勝に大きく貢献。8−0でカブスの勝利。
レッドソックス×アスレチックスの試合。レッドソックスの吉田正尚は第1打席、内角のボールを引っ張り2点タイムリー。そしてこの日のハイライトは6回、本拠地を熱狂させる第4号、オリックス時代、7月に2度月間MVPを獲得した男が夏に入り調子を上げてきている。7−0でレッドソックスの勝利。
大混戦のセ・リーグで先手をとったのは巨人だった。岡本がリーグトップの第16号先制ホームランを放てば、DeNaも佐野が逆方向への一打で勝ち越しし、巨人・丸が同点弾。続く9回では、ランナー3塁の場面で打席には若林楽人だ。今シーズン5度目のさよなら勝ちの巨人は6連勝だ。
巨人を1ゲーム差で追う広島は、同点の5回に秋山は、チームとして9試合ぶりになる勝ち越しホームランを放つ。7回にはパンチパーマがトレードマークのショート矢野は、イレギュラーバウンドに反応しノーバウンド送球をした。広島は接戦を制した。
前回登板でマダックスを達成した中日・高橋宏斗が、最速157キロのストレートに140キロ代のスピリットを織り交ぜ、阪神打線を制圧した。8回を投げ今シーズン11奪三振をマークした。3点リードの9回には、マルティネスがバウンドへ。外国人選手としては、史上3人目の日本通算150セーブを達成し、中日は連敗ストップだ。