- 出演者
- 南利幸 井上二郎 高木優吾 赤木野々花
オープニング映像と挨拶。
石破総理大臣は、今週9日に衆院選を解散する意向。今月27日に投票が行われる見通しの衆議院選挙に向けて、きのう石破総理大臣は「政治とカネに対する国民の批判が強い中で選挙を戦う。国民の不信、不満、怒り、憤りにきちんと対応していることを示さなければならない」と述べた。そして、収支報告書に不記載があった議員を公認するかどうか、昨夜、石破総理大臣と森山幹事長、小泉選挙対策委員長が自民党本部で協議した。このあと、石破総理大臣は記者団から対応を問われ、「何も決まっていない」とコメント。自民党執行部は、あすを期限とする地元の都道府県連からの公認申請があるかや、選挙区の情勢を重視して判断することを確認し、きょう詰めの調整を行うことにしている。これに対し野党側は批判を強めている。立憲民主党・野田代表は「裏金議員に有権者がペナルティーを与えるチャンスをつくることが大事だ」と述べ、不記載があった議員の小選挙区で、野党側が候補者一本化の努力を続ける考えを示した。野党側は、あすからの代表質問でも、政治とカネを巡る問題を厳しく追及することにしている。
ウクライナのシンクタンク代表・ミハイロサムシ氏は、越境攻撃のねらいについて「緩衝地帯を設置するためで、ロシア領内の奥深くまで侵入するためではない」と指摘。
大学進学を巡る課題について。大学進学率は男子60.7%、女子54.5%と差は縮まってきている。しかし、進路選択をめぐり、保護者の意識や支援体制に男女の差がいまだ残る現状が見えてきた。地方に住む女子高校生を招き、都内の大学キャンパスを見学するなどの催しが、この夏開かれた。広島や宮崎などから8人が参加。開いたのは、女子の進学支援に取り組む都内のNPO法人。ねらいは進路の選択肢を広げてもらうこと。団体が中高生などの保護者に子どもの大学進学について聞いた調査。進学の際、地元に残ってほしいか尋ねたところ、「強く思う」「どちらかというと思う」と回答した割合は、女子の保護者は男子の保護者よりも高い傾向に。また、将来、どのくらいの年収を稼いでほしいかとの質問に、「600万円以上」と回答したのは、男子の保護者は80%で、女性の保護者は52%と、子どもの性別によって保護者の意識に差が出る結果となった。さらに、1人暮らしをする学生の生活支援を巡っても、男女の差が見えてきた。東京・文京区にある奈良県出身の学生向けの「県人寮」。1か月の家賃は3万5000円。県が所有する施設のため、相場より安く入居できる。しかし、女子は入居できない。大正8年の開設当初から男子学生専用が続いている。こうした都内周辺にある全国の自治体や育英会などが運営する52の県人寮のうち、67%に当たる35は男子学生専用であることが、NPO法人の調査で分かった。奈良県では、県議会で不平等ではないかとする指摘があったことなどから、女子の受け入れの検討を進めている。
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ドジャースとパドレスの地区シリーズが約2時間後に始まる。第1戦が行われるのはドジャースタジアム(米国・ロサンゼルス)。先に3勝したチームが勝ち上がる。第1戦を前に記者会見に臨んだドジャース・大谷翔平。大リーグ7年目で初のプレーオフ。ドジャースが地区シリーズで対戦するのは、同じ地区のライバルで、ダルビッシュ有投手と松井裕樹投手が所属し、リーグ屈指の先発ピッチャー陣がそろうパドレス。ドジャースの持ち味は、大谷を中心とした強力打線。今シーズン、チームのホームラン数はリーグトップ。一方、けが人が相次ぎ、ピッチャー陣は不安を抱えていて、第1戦先発の山本由伸投手には、チームを流れに乗せるピッチングが期待される。
Bリーグ・千葉ジェッツ91−84宇都宮ブレックス。今シーズンからBリーグ・千葉ジェッツでプレーする渡邊雄太。16得点の活躍で今シーズンの初勝利に貢献した。
先月、韓国・ソウルで行われたサッカーの大会について。出場するのは、経済面や健康面など、さまざまな理由で生活基盤が不安定な人たち。自立へのきっかけとなるよう、毎年NPOが行っているもの。ことしは38の国と地域から52チームが参加した。今回の大会には日本のチームも出場。参加した人たちの思いを取材。参加者の一人、チーム最年少の17歳の男子生徒は中学卒業後、自立支援ホームに入居し、生活面の支援を受けながら学校に通っている。自分が打ち込めることを探したいと、これまでやったことがなかったサッカーに挑戦することを決めた。日本代表チームの参加を企画した竹内佑一さん。日本からの参加は4回目だが、過去の参加者には大会後、住まいや仕事を探し始めるなどの変化があった。竹内さんは「参加者本人たちのさまざまな次のステップにどういうふうにプラスになるかというところを、私たちもできるだけ後押ししてやりたい」と述べた。チームで大切にしているのは、選手たちの自主性。この日の練習でコーチは、プレーに悩む橋本さんに、どうすればいいか自分で考えてみるよう促した。日本代表チームヘッドコーチ・田中三千太郎さんは「自分がこうなりたいということを言える人になってほしい。目標がうまくいかない時にどうするかがサッカー以外でも生きてくる」と述べた。迎えた大会本番。男子生徒は最終戦に途中出場。出場直後は相手に翻弄されるも、大きなピンチで相手をディフェンス。さらに、試合終了間際には味方のアシストまで。最終戦は惜しくも敗戦。それでも自分の可能性に向き合えた大会となった。この大会には、一生に一度しか参加できないというルールがある。そこには大会を一つの通過点にして、新たな一歩を踏み出してほしいという思いが込められている。
認知症の高齢者は来年2025年には471万6000人となり、さらに団塊ジュニアの世代が65歳以上になる2040年には584万2000人に上ると推計されている。これは高齢者の6.7人に1人にあたる。ただ、認知症になると本人や家族がその事実をすぐには受け入れられず、どう向き合っていけばいいのかわからないという人は少なくない。こうした中、40年以上認知症の診療に当たっている繁田雅弘医師による講演会が東京・新宿区で開かれ、認知症の人の家族など約250人が集まった。繁田医師は“認知症になっても幸せそうに生活する人とそうではない人の違い”について「家族や周囲が認知症の人とどのように向き合うか、それが幸せかどうかを左右しているように思う」と指摘した。そして「認知症になったら何もできなくなるという古い見方は捨てるべきだ。認知症という病気でひとくくりにするのではなく、その人の症状や行動そのものに目を向けていく必要がある」と訴え、「認知症の人の行動には本人の考えがあり、それを周りが理解していくことで、本人を傷つけることもなくなり、違った見え方も出てくる」と話した。
最新技術による新しい家づくりの話題。3Dプリンターを活用して、建設コストを削減し、安全性も確保した住宅をつくろうという動きが始まっている。能登半島地震と先月の記録的な大雨で被害を受けた石川県珠洲市。今月、全国で初めて、3Dプリンターを活用した住宅が完成した。復旧工事に携わる人などの宿泊施設としての利用を想定。被災した人たちも利用可能で、住宅再建の際の選択肢にしてほしいとしている。1LDKの平屋で、トイレや風呂も付いている。広さは約50平方メートルで、価格は550万円。愛知県小牧市にある住宅工場を取材。小物や雑貨づくりなどに使う3Dプリンター。3Dプリンターでは主にモルタルが使われているが、建築基準法ではモルタルのみで住宅を建てることは想定されていない。このメーカーでは3Dプリンターで制作した家の壁の中に鉄筋コンクリートを入れることで、耐震性などを強化。建築基準法をクリアしたという。そして、鉄筋コンクリートづくりの住宅として販売を始めた。3Dプリンターに注目した理由は、建設コストの削減や人手不足の解消に役立つから。工期は最速で6日間。これにより人件費を大幅に減らすことができる。珠洲市に完成した家は現在、被災した人たちの見学を受け付けている。
受信料の手続きに関する告知。引っ越し時には住所変更などの手続きが必要。
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