- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 陣内貴美子 森圭介 桐谷美玲 山崎誠 忽滑谷こころ 刈川くるみ
政治部デスク・竹内真が解説。日本テレビが行った自民党総裁選で誰を支持するかを尋ねた調査では石破茂氏が1位。10〜30代を除く全年代で1位など幅広い年代に支持されていることが分かった。今の自民党に最も必要なことを尋ねたところ「政治と金に関する法律を厳守する姿勢」が最多で25%。この回答を選んだ人の42%が石破氏を支持。裏金問題に関与した議員については「次の国政選挙で公認しない」が最多で30%。この回答を選んだ人の35%が石破氏を支持。自民党が託せるのは石破氏ということが見てとれる。一方、「世代交代」を求める人のうち、小泉氏を支持する人は35%で1位。支持する理由は「改革意欲がある」、「発信力がある」、「刷新感がある」など。43歳と若さを生かして世代交代や改革を進めるという点に期待が集まっていることが分かる。3位となった高市早苗経済安保大臣。支持する理由の最多は「政策に期待できる」。高市氏は政調会長や複数の閣僚を経験。自民党に最も必要なものは何かとの問いに「伝統・習慣を守る」と回答した人のうち48%が高市氏を支持(1位)。また「憲法改正」を求める人のうち49%が高市氏を支持(1位)。保守的主張をする人に高く支持されていることがわかる。自民党総裁選は党員、党友票と国会議員票で争われるが、石破氏が勝つには国会議員票の70%が必要。立候補者数を考えると1回目では誰も過半数に届かず決選投票になる可能性が高いとみられる。決選投票は上位2人で争われるため、石破氏、小泉氏、高市氏の戦いになる可能性が考えられる。国会議員票の動向が非常に大きなポイント。石破氏、小泉氏、高市氏の国会議員票が非常に大きなポイント。石破氏はこれまでも国会議員票が課題と言われ続けてきた。4回出た総裁選での敗因は国会議員票が集まらなかったと指摘されている。石破氏は決選投票に残れない陣営から支持を得られるかがポイント。小泉氏は党内で一定の国会議員票が取れると見られている。一方で経験不足の指摘は党内にも多く、本当に支持が広がるかは未知数。高市氏は保守系な主張が明確で、国会議員の支持が集まるとみられている。
パラリンピック水泳女子100m自由形(視覚障害S12)決勝で辻内彩野が銅メダルを獲得。水泳日本女子メダル第1号となった。結果:金・ゴメスサンチアゴ、銀・Aステツェンコ。辻内は「ウワサには聞いていたがメダルは本当に重くて首がもげそう。メダルをもらえたことはとてもうれしい」と話した。女子200m個人メドレー(知的障害)決勝では18歳の高校3年生・木下あいらが初のパラリンピックで銅メダルを獲得。結果:金・Vシャバリナ、銀・Pマスキル、4位・Lフィデス。桐谷は「競技を始めたきっかけは親友との何気ない一言だった」と辻内選手に関する情報を伝えた。
パラリンピックゴールボール男子準決勝で日本代表が東京大会銀メダルの中国に勝利し、銀メダル以上が確定した。ゴールボールは1チーム3人が出場し、鈴の入ったボールを転がし得点を競う競技で“静寂の中の格闘技”とも言われ、選手は目隠しをして試合に臨む。東京大会で日本は5位入賞。エース・宮食行次の武器は“消音ボール”で、前半だけで5得点の活躍。初の決勝進出を決めた。試合結果:日本13−5中国。宮食は「(東京で)負けた悔しさをパラリンピックで返すしかないというところで、ずっと3年間積み上げてきてやっと実り本当のうれしく思う。(金メダルを取る)準備はばっちり」と話した。
パリパラリンピック車いすテニス女子シングルス準決勝で上地結衣がAファンクート(3位)と対戦。2時間を超える激闘を制し勝利。自身初の金メダルをかけあす決勝に挑む。男子ダブルスでは小田凱人と三木拓也が準決勝に臨み、フルセットの戦いを制し決勝進出を決めた。ともに初のメダルを確定させた。結果:小田凱人/三木拓也2−1Dカベルサスチ/Mデラプエンテ。
ここまで日本が獲得したメダルは金メダル5個、銀メダル6個、銅メダル10個。
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おととし9月に静岡・牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で3歳女児が通園バスに置き去りにされ重度の熱中症で亡くなった事件からきょうで2年。きょう現場の献花台では多くの人が花を手向けた。この事件を巡っては、当時バスを運転していた元園長は禁錮1年4か月、元担任は禁錮1年、執行猶予3年の判決が確定。取材に応じた女児の父親は「生活を戻そうと頑張ってきたが悔しい気持ちが深い部分に残っていて忘れることはできない。恨む気持ちは消えない」と話し、川崎幼稚園の廃園を強く求めた。
東京電力福島第一原発2号機で延期となった燃料デブリの試験的取り出し。東京電力は早ければ来週にも再開すると発表。燃料デブリの取り出しは先月22日に開始予定だったが装置の一部が誤って組み立てられているのが開始直前に分かり作業が中断していた。問題があった装置は5本のパイプをつなぎ合わせた構造で、東電によると事前にパイプを現場に運び込む際、放射線量が高く5本のうち1本はその日のうちに運び込めず、後日残った1本を運び込んだ際につなぐ順番を誤ったという。ミスの原因として、放射線量が高いなど現場環境に合わせた作業手順になっていなかったことや、機材運搬や組み立てを下請け業者に任せきりにしていたことなどを挙げている。東電は再発防止策を講じ、早ければ来週にも燃料デブリの取り出し作業を再開予定。
ことし生誕50周年を迎えたサンリオの人気キャラクター・ハローキティのオブジェが渋谷でお披露目された。写真を撮ろうと大勢の人が集まっていた。観光に来ていた海外の人たちも大喜び。SHIBUYA TSUTAYA1階では「HELLO KITTY IMMERSIVE POP−UP!」を開催。きょう行われたメディア向け内覧会には山之内すずも登場。大型スクリーンのイマーシブスポットや、ステップリボンスポット、ミラーフォトスポットなどハローキティの世界観に没入できる仕掛けが施されている。イベントはあすから今月16日まで開催。
全国各地の天気を伝えた。体温並みの“猛烈残暑”、日・月曜は雨の所も。
ドジャースの公式カメラマンが投稿した大谷翔平選手の写真を紹介。大谷選手は試合前、エンゼルスのブルペンで右ひじの手術後最多となる15球を投じた。試合ではノーヒットだった。エンゼルス10−1ドジャース。
パドレス6x−5タイガース。長期離脱していたダルビッシュ有投手が、98日ぶりにメジャーのマウンドに復帰。3回途中3失点で降板した。
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東京・上野で70年以上営業を続けてきた着物店「鈴乃屋上野本店」が、閉店することになった。鈴乃屋は1947年に誕生。戦後の混乱期を生き抜き、1964年に大規模改築され1990年には現在の地上8階建てのビルが建つほどになった。創業者・小泉清子さんは女性の経営者が珍しかった戦後、独自に販売ルートを開拓し上皇后さまがお召しになる着物のデザインを担当。今日まで皇室との関わりを持ち、さらには着物学校を設立するなど日本の和装文化を支え続けてきた。しかし小泉さんが亡くなった翌年、業績悪化などを理由に上野本店の77年の長い歴史に幕を下ろすこととなった。店を訪れていた人たちに、鈴乃屋の着物の思い出について聞いた。鈴乃屋の上野本店は閉店となるが、今年11月に同じ上野に新たな店をオープンする。
自民党の総裁選挙の告示まで1週間。日本テレビが党員、党友を対象に行った「誰を支持するのか」という電話調査の結果、石破元幹事長が28%で1位に。小泉元環境大臣が18%で続き、高市経済安保大臣が17%、上川外務大臣が7%、小林前経済安保大臣が5%となった。2021年の総裁選挙で岸田総理大臣に敗れ、2位だった河野デジタル大臣は3%で7位。「まだ決めていない、分からないと答えた人」は10%だった。今回の調査は、投票権を持つ党員、党友を対象に限ったもの。自民党の国会議員を中心に93人を対象に、調査結果への反応を聞いた。世論調査に言及。「やはり石破か」安定の強さ。「意外と高市が」予想以上の強さ。「ここからが勝負」今後の展開は?。の3つのポイントについて政治部官邸キャップ・平本典昭が解説。
厚生労働省が発表した毎月勤労統計の速報値によると、7月の実質賃金は前年同月比0.4%増、前年を上回るのは2カ月連続。厚労省は「春闘の効果による基本給の高い伸びが見られていることに加え、ボーナスの影響があったことで実質賃金がプラスになった」と分析し、今後も状況を注視していくとしている。
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コメ不足により新米価格が上昇している。マンガみたいな山盛りご飯を提供する中華料理店では、量を減らすことで定食の価格を据え置きすることを決めた。ふるさと納税の仲介サイト「さとふる」ではコメを対象とした寄付の件数が8月に急増。取手市の返礼品では取手市産コシヒカリが全て受け付け期間外と表示。異例の寄付件数で受け付けを一時停止したため。今後、新米など入れば受け付けを再開する予定。受け付け停止は全国の自治体で相次いでいる。JA全中はきょう、円滑な流通に取り組むとした一方で、一部で見られる5キロ3000円や4000円の店頭価格は「一時的なものと考えている」とコメント。生活困窮者に食糧支援を行う団体の倉庫もコメの在庫がなくなりつつある。コメ不足の中、フリマアプリ「メルカリ」で国産米の出品が相次いでいる。出品価格は5キロ6000円のものも。メルカリでは安全面や衛生面から開封済みの食品の出品は禁止にしているが、ジッパー付きの袋に入ったコメも出品され、売り切れていた。
東京ビッグサイトで開催された日本最大級のペットグッズの展示会。愛犬を連れて買い物もできるため会場には犬を連れた来場者が数多く訪れた。一角ではグルーミングコンテストが行われ、全国から36人のトリマーが集結。劣悪な環境から保護された犬たちと時間をかけて仲良くなってからシャンプーなどに取り掛かった。コンテストを通じ保護犬の現状を知ってもらいたいと、7年前からスタートした取り組みで、犬たちの新たな家族を見つけることが最大の目的。参加者の1人、猪野わかなさんは独自に保護犬活動も行なっている。飼育放棄された犬や、販売目的で犬を繁殖・飼育する業者が多頭飼育崩壊を起こした現場を目にした猪野さん。この日、繁殖業者から保護された中型犬。推定5歳、メスのシェットランド・シープドッグに猪野さんはシャンプーやトリミングをおこない動物病院で健康状態を見てもらった。3日後、名前はぎゅっとちゃんと命名。“ぎゅっと”幸せで詰まってたらいいという意味が込められている。
コンテストの出場者で保護犬のために活動するトリマー・渡辺みさこさん。おおいた動物愛護センターでは県内で保護された野良犬・野良猫の管理・譲渡を行なっていて、渡辺さんはトリミングなどをするために月に1度ボランティアで訪れている。4歳の犬は山中のワナにかかり前足が壊死しているところを発見された。譲渡会には20組・50人以上が参加。大人気なのは子犬で成犬は決まりにくいという。前足を失った犬も譲渡先が決まった。
保護から2か月半経過したぎゅっとちゃんは表情も明るくなっていた。猪野さんは店先に家族募集の張り紙をし、SNSでも魅力を発信した。ぎゅっとちゃんの譲渡を希望する家族との面談が行われ、先住犬を前にオシリの匂いを嗅ぐあいさつは成功した。後日、2週間のトライアル訪問が決まり、家族の仲間入りすることが決まった。活動開始から600匹以上を保護してきた猪野さん。「保護活動がいらなくなる世の中になって、トリミング業だけやれる日が来たらいい」と話す。
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