- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 森圭介 桐谷美玲 山崎誠 忽滑谷こころ 刈川くるみ 菅原薫
強風によって千葉県八街市の畑の砂が巻き上げられ砂ぼこりが発生。八街市ではその名前を取って“やちぼこり”と呼ばれている。家中の窓を閉めても砂は入ってくるという。関東で吹き荒れた強い北風。気象衛星が捉えた宇宙からの映像を見ると、大量の砂ぼこりが次々と海上へ流されていく様子が確認できる。砂煙は各地で発生。埼玉でも青空がかすみ、神奈川・横浜市のみなとみらいもかすんでいた。東京都内も体を持っていかれるほどの風が吹き荒れた。東京ディズニーランドやシーでは強風の影響でパレードなどが中止になる“風キャン”が続出。
12日、ロシア・プーチン大統領と電話会談したアメリカ・トランプ大統領はウクライナ情勢について、そう遠くない将来にプーチン大統領とサウジアラビアで停戦について会談する可能性を示した。就任から約1か月、自身の成果としてSNSでも強調。2人が初めて会談したのはトランプ大統領が就任した2017年。握手を何度も交わし、顔を寄せ合い笑顔で話す場面もあった。親密な関係に見えた2人。トランプ大統領の退任後も個人的な関係が続いたとされている。ロシアのウクライナ侵攻直前、ウクライナの一部を一方的に「独立国家」と承認したプーチン大統領について、トランプ大統領はラジオで「天才的だ」と発言したこともあった。アメリカ・トランプ大統領の会見。米国・ワシントン、ドイツ・ハンブルク、大阪市の映像。トランプ大統領は大統領選の最中には“戦争を終わらせる”と度々強調。有言実行を掲げて突き進むトランプ大統領は「ウクライナ・ゼレンスキー大統領とも電話で話した。我々は和平に向かっている」と述べた。ゼレンスキー大統領は“感謝している”とコメント。ゼレンスキー大統領は「トランプ大統領はプーチン大統領との会話の詳細を私に説明してくれた。トランプ大統領が言ったように平和を実現しよう」と述べた。まもなく3年となる戦況。ウクライナでは11日、若者を対象に志願兵の募集を始めるなど兵力不足に苦しんでいる。今後の交渉で双方が停戦条件として主張する“領土の線引き”にどう決着をつけられるか、トランプ大統領の手腕が試される。
ホンダとの経営統合検討が撤回となったことについて、日産・内田社長が現在会見を行っている。撤回の理由について「ホンダから提示された“日産子会社化案”について日産の自主性がどこまで守られるのか、日産のポテンシャルを最大限引き出すことができるのか、確信を持つに至らなかったことが大きい」と話した。一方、これより先にホンダ・三部社長も会見し、破談に至った理由について「統合が進まず、将来より深刻な状況に陥らないようにするためだ」と説明。
風などにより空の便に影響が出ている。成田空港では強風により飛行機が着陸をやり直しゴーアラウンドも見られた。日本航空は秋田や新潟、岩手県・花巻を発着する便など計20便が欠航となっている。全日空でも羽田を発着する便など計27便が欠航を決めている。
東京・渋谷区にある小池精米店では農家から在庫不足のお詫びが届き、再びの“コメ不足”を懸念していた。コシヒカリ5キロの小売価格は去年1月には2440円だったが、先月は4185円となるなどコメの価格は高騰(総務省小売物価統計調査より)。農林水産省は去年のコメの生産量は前年より多いと見込んでいるが、市場に出回っているコメは前年よりも21万トン少ない。21万トンのコメはどこに消えたのか調べてみた。千葉県いすみ市の新田野ファームに話を聞いた。倉庫の前には高騰するコメを守るためのキャンピングカーがあった。コメが盗まれないよう泊まり込みをすることもあるという。コメがどれくらい残っているか聞いてみると、契約済み分を出荷すると在庫はほとんど残らない。一部の業者が在庫を抱え、売り時を探っている可能性があるという。埼玉県の米飯製造会社によると、契約したにもかかわらず集荷業者からコメが入らないという。集荷業者にとってはペナルティーを払っても高く買ってくれるところがあり、そっちの方がもうかるという。小池精米店・小池理雄さんは農家などから聞いた話として「普段は鉄くずを集めてたり、IT業界の人がやってきてコメを集めているというのは聞いた。普段やっている仕事ではないのは間違いない」と語った。番組が農家に取材したところ、普段コメの売買にはかかわらないスクラップ業者から連絡がきたという。また、別の関係者もスクラップ業者が急にコメを集め出したと証言し「株のような感覚でもうかると考えたのでは」と話している。他にもあるコメの卸売業者が本来コメを扱わないブローカー的な業者が市場に参入していると証言。今月、江藤農水相は「コメの価格上昇の背景は投機的なものであってマネーゲームであるということは明らかだと思う。今回は今までコメを扱ったことがないような人まで参入している気配がある」と発言。農林水産省は消えた21万トンの調査を続けるとともに、備蓄米の放出に向け、あす販売量や対象者などを公表する予定。
ことし1月、全国高校サッカー選手権の決勝。決着がつかないPKは史上最長の10人目までもつれ込んだ。優勝したのは群馬県代表、前橋育英高校。ここにたどりつくまでは綱渡りの連続だった。1回戦は順当に勝ち上がったものの2回戦ではPK戦。3回戦と準々決勝は1点を争うひりひりした試合。準決勝でも前半に先制され、苦しい展開だったが前橋育英はぎりぎりのところで勝負強さを発揮。決勝戦まで勝ち進んだ。決勝の舞台で待っていたのは、史上最多5万8347人の大観衆。110分を戦うも決着は着かずもつれたPK戦は10人目に突入。そして前橋育英が史上最もしれつな決勝戦を制し、日本一の栄冠を手にした。
高校サッカーで優勝を果たした前橋育英高校サッカー部の強さの秘密に迫る。選手の数は毎年150人を超える巨大チーム。一軍のAチームからB、C、Dチームまで4つに分かれて練習している。日本一から2週間、トップのAチームを目指し、すでに熾烈な競争が始まっていた。チームを率いるのは山田耕介監督 65歳。今大会で最年長の監督だった。山田監督は大学卒業後、社会科の教員として赴任。以来、前橋育英一筋43年。高校時代に島原商キャプテンとしてインターハイで優勝。大学卒業後、22歳でサッカー部を託された。就任から5年後、高校サッカーに初出場。強豪校として知られるようになり、これまでにおよそ120人がプロの世界に羽ばたいている。ところが、ついたあだ名は日本一勝負弱い監督。準決勝で4回、決勝で2回の敗戦を経験。悩み抜いた末に分かったのは、勝つためには人間力が必要だということ。寮生活には監督の教えがたくさん。今年は3学年合計109人が28部屋で暮らしている。集団生活の中で協調性を持つ、自立の精神を身につけるため1日1回全員が掃除に参加する。一部屋は4人暮らしで2年生は1年生と相部屋。下級生をサポートするように山田監督が決めたという。2年生の白井誠也選手がPK戦で外してしまったときにゴールキーパーの3年生藤原優希選手は、白井選手は2年生で相当プレッシャーがかかるのがわかってるし、あとは自分が止めるから任せろと送り出したと話した。3年生のオノノジュ慶吏選手は、3年間の寮生活で今まで親に任せていた部分があったんだなと、だんだん慣れてきて自分のことは自分でできるようになって人間性を寮生活で磨けたと語った。山田監督は、人間性・人間力、これが向上しなければサッカーもうまくならないと語った。おととい、群馬・前橋市で前橋育英サッカー部の日本一を祝しての優勝パレードが行われた。
ぐるナイの番組宣伝。
明日の関東の天気を伝えた。
備蓄米の活用はこれまで凶作や災害で供給量が大幅に減ったときのみとされていたが先月、制度が改正され流通に支障が生じた場合も活用できるようになった。この備蓄米を放出する量について、農林水産省が最大21万トンにする方針を固めたことが分かった。備蓄米は入札によって売り渡し初回は15万トンを放出する方針で2回目以降は米の流通状況の調査を踏まえて量を決めるとしている。農林水産省はあす対象者など入札に関する条件を公表する。
日産・内田誠社長はホンダとの経営統合検討を撤回した理由を説明。また、混乱の責任について業績低迷など混乱の収束にメドをつけたうえで、可及的速やかに後任にバトンタッチすると話した。今年度の業績見通しは最終的な損益が800億円の赤字で日産は役員のポストを20%削減することで意思決定のスピードを向上させるとしている。日産の工場がある福岡・苅田町の遠田孝一町長は、安心ですよみたいなメッセージを発していただけると働いている人も安心できると話した。
NBA・ジャズ131−119レイカーズ。八村塁は前半戦最後の試合でチームトップの19得点をマーク。連続2桁得点を9試合に伸ばすなど存在感を見せた。
日本大学アメフト部はおととし、一連の違法薬物事件で廃部となり、関東学生連盟を退会していた。廃部後は去年4月に入学した学生や違法薬物に関与していない学生による有志の会として活動を続けてきたが学生連盟主催の公式戦へは出場できなくなっていた。有志の会の加盟申請は先週金曜日に大学の理事会で決定され、来シーズンの公式戦出場が可能となる今月中に申請したうえ学生連盟の判断を待つという。
エンディングの挨拶。