ナゼそこ? (移住家族数珠繫ぎ 謎の仙人 ひと晩泊めてください3時間半SP)
奈良の秘境集落で暮らす美佳さんを訪ねた。自宅は古民家で、ドラム缶で作った薪ストーブがあった。雪の重みで電線が切れて停電することもあるため電気なしで暖が取れる工夫がされていた。家賃は約1万5000円。夫の稔史さんと次男の慶山さんが帰ってきた。大工をしているという稔史さんは狩猟もしており、4匹の犬たちは狩猟の相棒でもあった。寛山さんはドラムやバードウォッチングが好きだった。美佳さんは庭に捨てた種から育った冬瓜のスープ、特製のきゅうりの漬物、焼きナス、自家製味噌がけみょうが、ホウレンソウのソテー、鹿肉のステーキを夕食に用意した。関西で看護師をしていた美佳さんは大阪のリフォーム会社で働いていた稔史さんと結婚。2人の子どもが生まれた。美佳さんは多忙な毎日に体が悲鳴をあげ、都会を離れて自然に癒しを求めた。2017年に大阪から毎週のように来ていた川上村に移住した。稔史さんは大工で生計を立てながら、狩猟や山暮らしの知識を学んでいる。美佳さんはクラフトコーラを開発し、道の駅などで販売しふるさと納税の返礼品にもなっている。