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目の紫外線対策について。週末にかけ、東京などでは非常に強い紫外線が注ぐとされている。伊藤医院の有田医師に話を聞く。紫外線は目の角膜や涙、水晶体などすべての細胞に対して脅威となっていて、白内障など様々な目の疾患を起こしてしまう。洗濯物を干している5~10分の間でも紫外線が目から入りリスクになるという。また、網膜は脳みその一部のため、目から紫外線が入ると脳が日焼けするのと同じことになる。脳が日焼けすると自律神経のバランスが崩れたり、疲れやすさを感じやすくなったりする。また、体を守るためにメラノサイトを生成するように司令を出し、日焼けしてしまうという。アスファルトなどの照り返しも危ない。ハンディファンを使うと涙を乾かしてしまい、紫外線が角膜を攻撃してしまう。湿度が低いところで紫外線を浴びるのが一番良くないということ。目を冷やし、涙を薄めないために目薬は適量さすのが良い。一番紫外線の量が多い10時~14時は危険とのこと。小さい時に紫外線対策をしていた子どもとそうでない子どもを比較したとき、大人になってからの白内障の発症率が2倍違うという報告もある。抗酸化物質としてビタミンCやブロッコリー、ルテインなどを摂ると良いとのこと。特にビタミンCは予防にも浴びてしまったあとの回復にも良いとのこと。