- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 駒村多恵 森花子 金子峻 副島淳 池田沙耶香 春風亭昇太 坂下千里子
博多華丸・大吉らによつあいさつと、朝ドラの感想。ゲストは春風亭昇太と坂下千里子。
冷凍食品をおいしくいただくコツを大公開。
調理師の渡貫さんは9年前に南極地域観測隊に参加。1日3食調理を担当していた。食材の多くは日本から冷凍して持ち込むが、2000品目で最も準備に力を注いだのが冷凍野菜。きゅうりは塩をふると水分が抜けるが、酢の物などに利用できる。もやしは軽く下茹でし、すぐ冷やし、冷凍保存袋に入れて保存するだけ。
博多華丸らが塩ふりして冷凍したきゅうりの酢の物を試食。坂下千里子は「全然変わらない」、春風亭昇太は「これ冷凍!?」とコメント。渡貫さんによると、長ねぎ、小松菜なども冷凍ができる。長ネギは1cmほどに輪切りをすると食感がアップする。小松菜、チンゲンサイは、下茹でしてから氷水にくぐらせると色鮮やかになる。さつまいもは食べやすい大きさに切って素揚げにすると時短になる。家庭の冷蔵庫の保存期間の目安は3週間。保存法はNHK+でも確認できる。
南極地域観測隊で渡貫さんは食品ロスを減らすことを工夫した。南極で出たゴミは日本に持ち帰るルールがあるため。コンビニでみかける「悪魔のおにぎり」は渡貫さんが考案者。揚げ玉、ごはん、アオサ、めんつゆで作るが、南極では夜食として出していたため、ネーミングには「悪魔の誘惑」という意味がある。
フランス料理の三國清三さんも自宅で冷凍食品を使うそうで、フレッシュのものよりフレッシュで、栄養価も鮮度も落ちていないのが今の冷凍技術だという。三國さんは7年前に業界団体の冷凍食品アンバサダーに就任し、その魅力を伝える活動をしてきた。そこで今回は冷凍食品でつくるフレンチを紹介。
今回選んだのはタラの切り身、フライドポテト、ダイコン。タラの切り身は事前に冷蔵庫で半解凍する。急速冷凍は食材の細胞が壊れなくいでドリップがでにくい。タラは強めの中火で皮目から焼き、ニンニク、タマネギのみじんぎりを投入。さっと炒めたら、ダイコンとポテトを凍ったまま投入し、マヨネーズ、ワインビネガーを加えて味つけすれば「タラとダイコンのポテトサラダ風」の完成。
- キーワード
- タラとダイコンのポテトサラダ風ニンニク
三國シェフ考案の「ごぼうの豚巻き」を博多華丸らが試食。坂下千里子は「おいしい。何が冷凍食品なんだろう」、春風亭昇太は「飲みたくなる」とコメント。豚バラスライス、きざみネギ、ごぼうのささがきが冷凍。
冷凍食品の失敗例として加熱ムラがあるが、冷凍生活アドバイザーの西川さんが解決する。加熱ムラの原因はエッジランナウェイという現象。食材のとがった部分にマイクロ波が集まる現象でブロッコリーなど歪なものは起こりやすい。予防は水をかけてラップをするだけ。マイクロ波が水に集まる特性を利用している。
クイズ 冷凍コロッケ 爆発を防ぐには?正解は「凍ったまま」。解凍してから油に入れると水蒸気が膨張して爆発してしまう。
- キーワード
- コロッケ
冷凍食品の失敗には取扱説明書をみていないというのがある。ピザの解凍はラップをしてはダメ。冷凍フライドポテトは凍ったまま揚げる。
- キーワード
- コロッケ
坂下千里子は肉のドリップに悩んでいる。防止策としては冷凍品を使う前日に冷凍庫に入れて、じっくりと解凍していく。
料理研究家の新谷さんが手作りミールパックの作り方を紹介。材料はにんじん、キャベツ、豚バラ肉、トーバンジャンなど。保存袋に調味料を入れ、豚肉を加えてよく揉み込む。汁気がなくなったらOK。
クイズ やさいをおいしく調理するには?正解は「混ぜない」。野菜を混ぜると水が出てしまう。
解凍するときは水につける。耐熱皿に入れ、ふんわりラップをして、600wで7分加熱する。取り出したらよくかき混ぜたら完成。
- キーワード
- 回鍋肉
新谷さんが考案した冷凍ミールパックのメニューは300以上にも及ぶ。始めたキッカケは忙しい中でも家族に手作りのものを食べさせたいから。チキンラタトゥイユは鶏もも肉、たまねぎ、プトトマトなどを保存袋に入れてレンチンすればできる。冷凍ミールパックは冷凍庫で3週間保存できる。十分な加熱を確認して、心配な場合は余計に加熱する。詳しい作り方はホームページでチェック。
気象情報を伝えた。
今回は冷凍食品スペシャル。「甘酒を冷凍しています。カチコチに凍らないのでナイフで使う分だけ取り出せる。」という視聴者のエピソードを紹介した。
学校の健康診断について文部科学省は、正確な診察に支障のない範囲で原則、上半身裸ではなく体操服などで体を覆うなど、子どものプライバシーや心情に配慮するよう全国に通知した。文部科学省は、自治体に対して地域の医師会と健康診断の際の実施方法を協議し周知するよう求めていて、日本医師会にも今回の通知内容の周知を依頼しているという。