- 出演者
- 鈴木あきえ 立川志らく 八代英輝 赤荻歩 森朗 松嶋尚美 江藤愛 恵俊彰 岡田結実 小林由未子 上村彩子 山形純菜 近藤夏子 長田麻衣 小沢光葵 高柳光希
自民公明で過半数割れとなった衆院選から1週間、最新のJNNの世論調査で石破内閣の支持率は38.9%、前回の調査に比べて12.7ポイント下落。一方、「手取りを増やす」を前面に打ち出し、議席数を4倍に増やした国民民主党。その政党支持率は7.6ポイント上昇し、9.1%となった。看板政策でもある「103万円の壁」の引き上げることに賛成と答えた人は66%、反対は20%。
ファイナンシャルプランナー・塚越菜々子、スーパーアキダイ・秋葉弘道社長、政治ジャーナリスト・田崎史郎の紹介。JNN世論調査「石破内閣支持できる?」、支持できる38.9%、支持できない57.3%。「与党過半数割れを受け石破総理が責任をとって辞任すべきか」、辞任すべき21%、辞任する必要はない71%。「年収の壁を引き上げることに賛成か反対か」、賛成66%、反対20%。(1)103万円の壁→大学生など働く若手の手取り減、扶養する親の手取り減。(2)106万円の壁→パートで働く配偶者、経営者などに社会保険料が発生。
大学4年生の方は、「103万円ギリギリまで稼いでしまい、9月からアルバイトに入れなくなってしまった、12月まで勤務停止で今はお休み中」とコメント。スーパーアキダイ・秋葉弘道社長は、「学生バイトは夏休みなどに大量にシフトを入れたがるが、年末の働き控えにつながってしまうため、早めにこちらから調整をお願いする場合も」とコメント。
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- 年収の壁
「アイ・アム・冒険少年」「THE MC3」の番組宣伝。
「地球を笑顔にするWEEK」の告知。
大学4年生の方は、「親に103万円だけは絶対に超えるなと言われている、103万円を超えて発生した税金は自分で払ってと…」とコメント。「103万円の壁」、ポイントは扶養。扶養控除とは、親族などを扶養している納税者は所得額から一定の金額を差し引く「所得控除」を受けられる。税金がかかる所得が少なくなり、税金が安くなる。年収103万円を1円でも超えたら親の扶養から外れる。
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- 103万円の壁
秋葉社長によると「103万円の壁より106万円の壁を気にするパートが多い。今106万円の壁に直面している人は10〜15人ほどいる」と話す。夫が妻を扶養していて妻が103万円の壁を超えた場合、配偶者特別控除は年収150万円までは控除額38万円は変わらない。塚越は「2018年から制度が変わったので、103万円を超えたら扶養から外れてしまうと思い込んでいる人がかなり多い」と指摘する。
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- 106万円の壁
例として夫の年収500万円、手取り約380万円、妻がパートで扶養されている場合、年収103万円ギリギリだとすると、所得税はゼロだが住民税は100万円からかかるので手取りは約102万円。では103万円の壁を超えた場合、夫は配偶者特別控除があるため変化が無いが、妻は103万円の壁を超えたため所得税がかかるため、手取りは103万8000円となるため、年収としては1万8000円増えた事になる。問題は106万円の壁を超えると、夫は配偶者特別控除があるため150万円までは変化は無いが、妻の年収が108万円だった場合、社会保険料が引かれるため、手取りは91万5000円となるため10万5000円減る。
103万円の壁の引き上げの実現性について田崎は「自民党はある程度の引き上げに応じる。12月中旬までにどこまで引き上げられるか決まる」と指摘。現場の声として秋葉社長は103万円の壁が引き上げられたら「人手不足の解消になる」と話すが「手取りが増えて、皆、本当にお金を使ってくれるのか?」という心配もあるという。
今年7月に行われたパリ五輪で、金メダル2つを含む5個のメダルを獲得したフェンシング日本代表。激しい攻防を繰り広げる競技のため、剣が折れてしまうことも。その数は日本代表だけで年間約200本。これまでその全てが廃棄処分されてきた。こうした状況に立ち上がったのが見延和靖。折れたフェンシングの剣に新たな価値を与えて再利用する「折れ剣再生プロジェクト」で、見延が協力を依頼したのは故郷・福井県越前市の刃物職人。
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- パリオリンピック
フェンシングエペ男子日本代表・見延和靖とTBS・SDGs大使・堀田真由がスタジオ生出演。見延和靖は福井県越前市出身で、高校時代、父の勧めでフェンシングを始めた。リオ五輪ではエペで日本勢初の入賞、2018−2019シーズンでは世界ランキング1位で、日本フェンシング界史上初の年間王者にも輝いた。東京五輪では男子エペ団体で金メダル、今年のパリ五輪では銀メダルを獲得した。そんな見延は2022年から「折れ剣再生プロジェクト」を発足させている。
フェンシングエペ男子日本代表・見延和靖とTBS・SDGs大使・堀田真由がスタジオ生出演。フェンシングの剣を製造できる会社は日本に無いため、フランスやウクライナから輸入している。この剣が抱える問題として、高いもので1本あたり5〜7万円するが、3ヶ月〜半年で折れ、その後は産業廃棄物になる。見延は「フェンシングの剣は相棒で、体の一部のような存在。折れてもごみにはしたくない」と話す。きっかけは2016年のリオ五輪でエペ個人6位に入賞して帰国後、地元の福井県越前市で「ふるさと大使」に就任した。その際に高村刃物製作所の越前刃物と出会う。見延は「自分の地元にこんなに素晴らしいものがある。この技術で折れ剣を何とか出来ないか…」と思い、2021年東京五輪男子エペ団体で金メダル獲得後、フェンシング協会に協力を要請し「折れ剣回収ボックス」をナショナルトレーニングセンターに設置した。すると1年間で回収した折れ剣は約200本。これに新しい価値をつけて再生していくプロジェクトが始まった。折れ剣から再生されたのは包丁。
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- 折れ剣再生越前打刃物日本フェンシング協会
フェンシングエペ男子日本代表・見延和靖とTBS・SDGs大使・堀田真由がスタジオ生出演。昭和20年創業の高村刃物製作所に見延が依頼したのは、ミシュランで星を獲得するシェフの包丁も手掛ける高村光一。見延の思いを受け「折れ剣再生プロジェクト」に参加。試行錯誤を重ね、材質の特性を活かした包丁を完成させた。最初の工程は折れた剣のカット。包丁に使用するのは根元から約18cmの部分。850℃の高温で熱しながら、何度も叩いて伸ばしていく。フェンシングの剣ならではの苦労もある。伸ばした後は包丁の形に整え、最後に研ぎを行い、切れ味を出す。表面の粗い砥石から徐々に細かい砥石へ。研ぐ前と比較すると厚さがより薄くなっている。1本1本全て手作業でフェンシングの折れた剣を唯一無二の包丁へ生まれ変わらせる。
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見延和靖が取り組んでいる折れたフェンシング剣のアップサイクル事業。高校生の頃から折れ剣を溜め込んでいて、地域で包丁づくりが盛んなことを知ってこの事業を思いついたんだそう。
フェンシングエペ男子日本代表・見延和靖とTBS・SDGs大使・堀田真由がスタジオ生出演。フェンシングの剣にある導線の溝が包丁に現れる事が最大の特徴、またもう1つの特徴はしなる事だという。折れ剣再生プロジェクトで生まれ変わるのは包丁だけではない。
フェンシングの見延カップで、団体の上位入賞チームには折れた剣からつくられたメダルが授与される。
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武生特殊鋼材は、フェンシングのの折れた剣をリサイクルしてメダルを作成している。見延和靖選手が「僕達が使って折れてしまった剣をもう一度次世代の子どもたちに使ってもらいたい。子どもたちがオリンピックの金メダルを目指せるような剣をつくるのが最終的なゴール」とコメントした。
ひるおびの次回予告。水谷隼が施設を体験する。
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江戸時代に秋刀魚は何に使われたかというクイズを出題。
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- 秋刀魚
膳場貴子が、不平等のない社会へ適正な対価を呼びかけた。