- 出演者
- 遠藤玲子 広瀬修一 木村拓也 矢澤剛 竹俣紅 青井実 宮本真綾
コメの価格の高止まりが続く中、政府は今日備蓄米を出来るだけ早く放出する考えを明らかにした。去年夏依頼上昇を続けるコメの価格。新米の発売後も価格は下がらず、ことし1月には3650円まで上昇した。こうした中、注目されていたのが災害や不作時などに放出される備蓄米。農林水産省は先月、コメの流通が滞っていると判断した場合に放出できるよう運用を見直し、農水大臣の判断で備蓄米の売り渡しを可能にしていた。農水省は来週にも売り渡す数量などを示し、JAなど集荷業者を対象に入札を行ったうえで備蓄米を売り渡す方針。これによりコメの価格上昇に歯止めはかかるのか。専門家は「3〜4割安くなる可能性がある」と指摘する。日本総合研究所チーフスペシャリスト・三輪泰史さんは、3月下旬頃には店頭価格が下がったと色んな地域で実感できるようになると話した。一方でスーパーの倉庫にはかなりの量の米が並んでいる店もあるので、一旦売り切るまでは価格を下げることは難しいという。
毎年熾烈な争いを繰り広げる全国のギョーザの街。最新の調査結果が発生された。宮崎空港ではギョーザの消費拡大をPRする団体が特設ブースを設置していた。宮崎市は2022年に1世帯あたりのギョーザの支出額で全国1位を獲得したが、2023年は2位に転落。2024年は去年に続き2位で、日本一は2年連続で静岡県浜松市となった。浜松市の1世帯あたりのギョーザ支出額は年間で4066円。宮崎市は3517円だった。浜松を代表するソウルフード・ギョーザ。その特徴は円の形に盛られて真ん中にもやしが乗ったその見た目。老舗ギョーザ店むつぎく店主は、1位でなきゃいけない、誇りを持って提供していると語った。3位となったのは関東のギョーザタウン宇都宮市。年間支出額は2801円だった。
ギョーザだけではなく日本の国民食ラーメンをめぐっても熾烈な戦いが。前回は1位が山形市、2位が新潟市だった。トップを狙う新潟市は2024年度予算で1400万円をかけてラーメンの魅力をPRしたが、1位は支出額が2万2389円となった今回も山形市だった。山形ラーメンの特徴は牛骨スープを使う店が多いことだという。市長も参加した会見場では早速山形ラーメンで祝杯をあげた。
明日の関東の天気を伝えた。
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今日のしらべてみたらは、外国人が絶賛する日本のクリニックを調べてみた。
今日のしらべてみたらの舞台は、外国人観光客が次々と駆け込んでくるクリニック。その症状や悩みは様々。外国人観光客が次々と駆け込んでくるクリニックにはどんな症状の患者が来ているのか、春節の連休でどんな影響があったのかを調査。
きょうの“しらべてみたら”は、この冬、外国人が駆け込むクリニックにはどんな症状の患者が来て、どんな影響があったのか?調べてみた。空の玄関口成田空港には毎日続々と外国人観光客が。日本を旅行中の外国人観光客が病気になったときに駆け込む「東京ステーションインターナショナルクリニック」を取材。受付から問診、診察とすべて英語で受けることができるため、訪れるのは外国人ばかりだという。まずやってきたのはアメリカ・ロサンゼルスから来日したスティーブンさん。今回4回目の来日で妹と東京や箱根を観光予定だという。朝起きると喉に謎のしこりがありクリニックを訪れたとのこと。診察の結果、インフルエンザ感染による二次的な症状だった。痛み止めを処方され経過をみることに。スティーブンさんは旅行保険に入っておらず全額自己負担とのことで医療費が不安だったが12000円程でとても安いと話した。
日本を旅行中の外国人観光客が病気になったときに駆け込む「東京ステーションインターナショナルクリニック」を取材。続いてクリニックにやってきたのは、イギリスからの旅行客マックスさん。帰国のため飛行機に乗っても大丈夫か確かめたく診断書を貰いに来たという。マックスさんの滞在予定は10日間だったが虫垂炎で入院していたため帰国できず既に20日以上も滞在していた。医師は回復の兆候は認めたもののおなかに爆弾を抱えているとの診断が。しかし症状が悪化する兆候はみられないので飛行機に乗っても大丈夫と帰国にGOサインが出た。日本に来て虫垂炎になった原因は、ベジタリアンだが日本で8年ぶりに魚を解禁して食べまくったため、内臓が魚に慣れておらず細菌が入ったのかもしれないとのことだった。イギリスに帰ったマックスさんはベジタリアンに戻ったそう。
日本を旅行中の外国人観光客が病気になったときに駆け込む「東京ステーションインターナショナルクリニック」を取材。午後6時にやってきたのはオーストラリアから来たレントンさん一家。お母さんの生まれ故郷である日本を約2週間旅行しているそう。ジョンさんは旅館の引き戸が低すぎて頭をぶつけてしまい頭には大きな傷が。消毒液と抗生物質入のクリームを塗って治療完了。続いてやってきたのはブルネイから来たトレイシーさん。東南アジアのブルネイは三重県とほぼ同じ大きさで人口の約1割が中華系。トレイシーさんは普段飲んでいるコレステロールの薬を失くしてしまったとのことで同じ薬を2週間処方してもらい一安心。来日目的についてトレイシーさんは「中国の新年を東京で過ごすことにしたんです。春節は私たちにとってとても大切なものだから」と話す。ちょうどこの時期は、中国や台湾などは春節の連休真っただ中で多くの中華系の人が日本を訪れる。田陽院長は「普段は中国語圏の方は2〜3割くらい。きのうとかきょうの感覚だと半分くらい」と話し、1日の半分が中華系の患者だという。このクリニックでは、英語だけでなく中国語を話せる医師や看護師もいて、次々やってくる春節の観光客に対応する。
日本を旅行中の外国人観光客が病気になったときに駆け込む「東京ステーションインターナショナルクリニック」を取材。中でも多かった症状が、インフルエンザや風邪などで発熱を訴える患者。元日本語教師のおばあちゃんに連れられてやって来た中国人のスーシーちゃん(1歳)も、ディズニーランドへ行ったあとホテルに戻ると、39℃以上の熱が出てしまったという。早速、診察すると、熱は37℃台まで下がっていた。すると、症状を診た医師が「そんなに重い状態ではないので、水分をしっかりとって休めればそれでいいと思います」と話し、インフルエンザなどではないと診断。念のため解熱剤を処方した。すると後日、スーシーちゃんはすぐに元気になり、家族と一緒に浅草や日光などを観光して日本で迎えた新年を祝ったという。台湾から来た両親に連れられてクリニックにやって来たイェンちゃん(5歳)は、治りかけていた腕のやけどが悪化したという。診察室では中国語で対応できる医師が担当する。やけどをした部分には、かきむしったような痕があり真っ赤。幸いのも化膿などはしておらず、医師は軟膏を塗って、かゆみ止めの薬も処方した。処置をしてもらったイェンちゃんは、すっかりご機嫌。グローバルに対応するクリニックに対して、イェンちゃんの父親は「中国語のできる先生がいるなんて思ってもみませんでした。おかげでとってもスムーズに治療してもらえました」と大絶賛。
日本を旅行中の外国人観光客が病気になったときに駆け込む「東京ステーションインターナショナルクリニック」を取材。しかし春節で患者が増えたことで、思わぬ事態も。クリニックにやって来た中国の男の子(5歳)は激しく咳きこむ。男の子は中国から日本に来てすぐに東京スカイツリーなどを観光した後、体調が急変したという。しかし、この時、中国語ができるスタッフは別の患者を担当していた。そのため英語で診察。しかし、父親は英語が得意ではないそうで、長い英語での質問には言葉を詰まらせてしまう。父親は翻訳アプリを使って何とか会話を続けるが、思うような会話にならない。すると、そこへ中国語を話せる看護師が別の患者の対応を終えて助けに来てくれた。ようやく言葉の不安が解消した父親は「英語での診察は大変なので、中国語で通訳してもらえて助かりました」と一安心。ということで、外国人観光客が駆け込むクリニックを調べてみたら、言葉や医療システムの違いはあっても様々な国から来た患者さんにできる限り対応し、春節の連休でますます増えた旅行者を支えていたことが分かりました。
コメの価格高騰が止まらず、パックご飯がまた値上げ。テーブルマークは4月1日から、家庭用パックご飯の全商品にあたる22品目をおよそ11%〜36%値上げすると発表した。「国産こしひかり3食」は730円から950円(希望小売価格・税別)に、「新潟県産大粒ごはん3食」は730円から990円(希望小売価格・税別)に上がる。テーブルマークは先月にもパックご飯21品目を値上げしていて、3か月での追加引き上げとなった。コメの価格高騰が影響しているとしている。
1800万円の絵画は「贋作の可能性が高まった」と美術館が表明。ハインリヒカンペンドンクの作品とされる油彩画「少女と白鳥」は、高知県立美術館がおよそ30年前に1800万円で購入したが、「贋作ではないか」という指摘があり、調査が進められている。きょう、美術館は「絵の具から制作当時は一般的ではない成分が検出された」と明かした。高知県立美術館・安田篤生館長は「残念ながら、可能性としては贋作であることが高いと今の時点では言える」と述べた。年度内に結果を公表する予定。
番組制作に関わる会社やスタッフなどに影響がないよう対応する方針を示した。フジテレビ・清水賢治社長は「法律だけでなく、最大限の配慮はできるようにということで、今やっています」と述べた。フジテレビの清水社長は、制作会社やスタッフなどが「心配するのも当然」としたうえで、「影響が出ないようにすることを一番の方針にしている」と述べた。
東京・銀座の「東急プラザ銀座」を外資ファンドが買収。香港系のファンド「ガウ・キャピタル・パートナーズ」などは、商業施設の東急プラザ銀座をおよそ10億ドル、日本円で1500億円以上で買収したと発表した。「東急プラザ銀座」は銀座の中心地・数寄屋橋交差点の一角に建てられた大型商業施設で、2016年にオープンした。銀座駅に直結するアクセスの良さを重視した他、旺盛なインバウンド需要や賃上げに伴う日本人の消費の高まりにも期待を寄せているとしている。2025年末までに名称を変更し、施設の改修も予定している。
USJのチケットを購入した人は、万博の入場券が10%引き。博覧会協会が発表した。博覧会協会は、USJのチケットを購入した人に、大阪・関西万博の入場チケットを10%引きの価格で販売すると発表した。対象は、今月13日の午後3時から4月12日までにUSJ公式サイトでチケットを購入した人。購入後に届くメールから特設サイトヘアクセスし、手続きを行うと、万博の入場券を10%引きで購入できる。協会幹部は「USJは若い来場者が多いので、そうした人にも万博を見てほしい」と話している。
今、全国から人が殺到すると話題の店「冥土喫茶しゃんぐりら」(群馬県桐生市)で出迎えてくれたのは、平均年齢68歳で全員が65歳以上というシニアメイドさんたち。「この年齢の者が、かわいいエプロンを着てまず笑っていただいて、元気になっていただければなと思います」と話すのは、“冥土喫茶のデコちゃん”こと深澤秀子さん(66歳)。深澤さんは“人生100年時代”と言われる今、65歳を超えても“前向きに生きる自分の姿を見てほしい”とシニアメイドとして働いている。深澤さんは「前向きに生きることを“ポジティブエイジング”と言うらしいが、年をとるのが怖くないというか、楽しみになっているのが自分でも不思議ですし、本当にありがたいなと、いいことかなと思います」と話す。地元・群馬で生まれ育った深澤さんは、地元の高齢化は深刻化しているが、“シニアが集まり笑いあえる空間をつくることが、地元の活性化にもつながる”と活動を続けている。常連客(88歳)は「朝からね、大笑いできる。こういう場所があるとね、気持ちが前向きになるんですよ。年に関係なく。冥土に迷わずいけます!」と話す。深澤さんは「“人生楽しいから、楽しんじゃってね”という感じです。悩んだら“冥土喫茶”に来て、笑ってください」と話す。深澤さんの“アスヨク”ソング・AI「Story」。
週末の天気のポイントは、お出かけは対策バッチリで。