- 出演者
- 長野幸代 赤木野々花 西川典孝 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 荒木さくら 川口由梨香 齋藤孝
オープニング映像の後、オープニングの挨拶。
日本時間のおととい、大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手がインタビューに応じた。全体を通してみると、順調にきていたかなとは思うんですけど、ひじのけがもあって試合に出られない最後の1か月ちょっとがあり、やっぱり悔しいシーズンだったかなと思います。やっぱりフルシーズンで最後まで試合に出たかったなと思いますねと今シーズンを振り返った。大谷は投手として2年連続の2桁勝利をあげ、アジア出身選手として初のホームラン王となり、2回目のMVPも受賞した。WBCでは「憧れるのはやめましょう。憧れてしまったら超えられない」と言ってチームを鼓舞し、世界一奪還の原動力となった。WBCはずっと出たかった。すごくいい経験になりましたし、目標にしたところで勝てたのがすごく自分としても特別でしたと語った。8月に右ひじ靭帯損傷がわかった後も打者として出場を続けた。脇腹をけがしなかったら、おそらく最後まで出てやる。本当にそのときはまだポストシーズンの可能性がちょっとあったので、本当にだめだってなったときに初めて(手術を)やろうかなと相談していた段階だったのでメディアに言えることもなかったと明かした。シーズン終了後にドジャースに移籍し、史上最大となった契約には世界が注目した。やっぱり名門なので、どこに行ってもドジャースファンはいますし、熱を持っているファンの方々だと思うので、チームの一員として認めてもらえるように結果を出さないといけない。どの球団に行っても勝ちたいっていうのは変わらないと思う。それはメジャーで6年間、今年も含めた6年間でも変わらないですし、この先もずっと変わらないと思うので、チームは変わりますけどね。そういう気持ちはずっと変わらないかなと思いますと語った。
WBCで大谷選手とチームメイトだった山本由伸投手もドジャースへの移籍が報じられ、岡山駅では号外が配られた。今シーズンは82年ぶりとなる2年連続のノーヒットノーランを達成し、3年連続MVPを受賞した。アメリカの複数のメディアは12年総額3億2500万ドル(約463億円)の契約で合意したと伝えた。投手として大リーグ史上最高額となる。オリックスの本拠地・京セラドーム大阪の近くにある喫茶店の店主・安田和志さんは大谷選手の存在は大きいと思う。来年はユニフォームを変えて応援したいと語った。
世界で躍動した2023年。高い壁に挑んだラグビーW杯やサッカー女子W杯。宮澤ひなた選手は、悔しいですけど下を向いている暇もない、次に向けて進むだけだと話していた。車いすテニスの17歳の新星・小田凱人。バスケットボール男子 W杯は48年ぶりに自力で五輪出場。2024年へ。
今日のゲストの明治大学文学部教授・齋藤孝さんを紹介。齋藤はスポーツ観戦が大好きなので、試合で選手が活躍すると、手帳に書き込んじゃうと話す。大谷選手と山本選手がチームメイトになったことについては、WBCで色んな話が出来ていたからその上でだが、1年間すごくワクワクすると話していた。
NHKスペシャルの番組宣伝。
クリスマス休暇を日本で過ごそうという外国人旅行者が大勢訪れている。特に関心が高いのが食で、食をテーマにした新たな切り口の観光が各地で始まっている。東京・江東区の砂町銀座商店街は、地域の人達に親しまれている昔ながらの商店街。妻が日本人というイタリア人旅行者は、日本の友人に案内してもらって初めてこの商店街を訪れた。熱い視線を送っているのはおでんにとんかつやイカフライ。オーストラリアから来た旅行者は「日本の文化が本当に好きでずっとここに来たいと思っていた」と話す。東京・文京区のお店で外国人旅行者のお目当ては卵かけご飯。日本人にとってありふれた食が注目され始めている。
長野・茅野市にも今地域の食文化を求めて多くの外国人観光客が来ているという。この地域で5年前から行っているのが寒天・凍み豆腐のテーマのツアー。製造過程を見学したり宿泊し、郷土料理を楽しんだりする。外国人に人気で今年は270人ほどが参加したという。ハワイ在住のシェリー・イノカさんは、茅野には4月と10月、2回行ったといい、数日間滞在しいろいろなことを体験したと話す。ツアーの一部を体験させてもらった。木で作られた大釜のふるさに外国人旅行者の多くが驚くと良い、茅野文法さんは80年使い続けている、一度も壊れていないという。この地域では寒く乾燥した気候を利用して江戸時代から寒天作りが行われてきた。おもてなしや祝いの席の料理として欠かせない料理だという。ツアーでは見学や体験をするだけでなく、食文化を通じ地域の歴史や暮らしを知ってもらうことをガストロノミーツーリズムと呼び、各地で広がり始めている。寒天作りの過程や歴史を学んだ後は、地元の人と郷土料理作り。郷土料理を教える清水壽美子さんは、なぜここで凍みの文化が発達したか、冬が長くて作物を作る時期が5月末くらいじゃないとできない、いわゆる保存食の発展だと説明した。ツアーに参加したスイスの旅行者からクリスマスカードが届いていた。シェリー・イノカさんも「伝統を大切にしながら新しいものを取り入れ素晴らしいと思った」などと振り返った。豆腐工房の小林哲郎さんは、今までこの文化を作ってくれた先人の知恵、そういったものを見直すキッカケにもなる、などと語っていた。
インバウンド戦略に精通している村山慶輔さんを紹介。明治大学の齋藤孝さんは、味わいは感覚だけじゃなくて知識が変わってくる、ありがたみも違うなどと語っていた。 ガストロノミーツーリズムはフランス語で「美食」を現していて、地域特有の食文化を知る、学ぶ、味わうことだという。村山は訪日の目的で日本食を食べたいという期待値が高いといい、ミシュランの星を取っているレストランも世界のトップ5の都市の中に3つ、東京・京都・大阪が選ばれているのが一つ、2つ目は地域ごとに独自の食文化があるのが大きいという。ガストロノミーツーリズムはその土地ならではの歴史や食文化に触れるのがポイントになってくるといい、先日岐阜県の長良川に行き鮎を食べたが、地元の人から鮎の味は苔の味で、苔の味は川の味だと言われ、岐阜県には川が何十もあり、その中で一番美味しい川の鮎を提供しますと言われ、付加価値というか美味しく感じるなどと語っていた。
- キーワード
- ガストロノミーツーリズム
ガストロノミーツーリズムは日本ではどれくらい広がっているのか。観光庁はガストロノミーツーリズムの推進に取り組む全国13の地域を支援することを決めたとホルコムジャック和馬が説明。九州では熊本・八代のしょうがは大正時代の末期から栽培が続いている。東南アジアや中国からの旅行者向けに打ち出そうとしている。健康志向が高い人をターゲットにしていて、具体的には生産者との交流に加え、しょうがを使ったスイーツなどを巡るツアーも計画しているという。齋藤は地元ではとろろ汁が名物だといい、東海道の名物で歴史文化のある食べ物だと話した。村山慶輔がガストロノミーツーリズムで地元が得られるものについて、1つは付加価値を付けることが出来る、2つは次の展開に繋がりやすいというのは海外の方が日本に来て酒蔵の方を話をすることで、思いを聞いて共感して、自分のレストランで取引先にしよう、あるいは取寄せをしようという展開になることが多々あると説明した。訪日外国人旅行者について、来年はコロナ前を超える水準になると見ているという。
アメリカは日本や欧州などど共に、月面を持続的に探査するアルテミス計画を進めていて、2025寝rん以降、宇宙飛行士の着陸を目指している。1972年のアポロ17号以来、約半世紀ぶりに人類が月面に着陸することになるが、日本人宇宙飛行士が少なくとも2人参加する方向で最終調整がされていることがわかった。早ければ来月にもNASA(アメリカ航空宇宙局)と取り決めが締結される予定。
東京・中央区の健康に関する保険商品を扱う大手生命保険会社が今年始めたのは、社内にウォーキングコースを設けること。歩く時の最適な歩幅を表示している。オフィスで働きながら運動しようという取り組み。住友生命総務部の山下有也さんは、健康グッズを置いてみようという案もあったが、オフィス内だとちょっと使いにくいという声もあるだろうと、日常を歩くオフィスにしようと説明した。社員の多くはスニーカーで勤務している。他の部署に行くときや休憩中に意識して歩くことを促している。
運動不足だと感じている人は8割近くに上っている。国は先月、推奨する年代別の運動量のガイド案を取りまとめた。ウォーキングなどの活動を18歳以上の成人は1日60分以上、高齢者は1日40分以上。週に2~3日、スクワットなどの筋トレを行うことが望ましいとしている。運動を習慣づけることをうながすサービスもある。使うのは専用の端末。レベルに応じて120種類のトレーニングを日替わりで提案する。メニューは1回3~5分で、毎日違う筋肉を鍛えるように専門家が監修している。CALENDARの松迫崇道さんは、なるべく間を空けずにやっていくことが重要だと話す。
旅行気分で運動ができるという取り組みもある。神奈川・藤沢で行われた観光スポットを巡るイベントでは、スロージョギングで移動するイベントで10人が参加した。途中で記念写真も撮影。観光名所の神社にお参りもした。3時間掛けて走った距離は約10キロ。幅広い年齢層の方が参加している。かまくRUNの前田秋勝さんは、みんなでわいわい走るのですごくいいと思うと話していた。
長野幸代は、スロージョギングが日本で生まれた運動法で海外でも広がっていて、最近では外国人観光客が参加することもあると説明。齋藤孝は皆で合わせられるとやる気になるし、習慣化するとできるといい、古本屋街をぐるっと廻るのを習慣にしていて、行動習慣とセットになっていると自然と歩けると話していた。
全国の気象情報が伝えられた。
今大会優勝でパリ五輪の代表に内定する石井亜海は1回戦で尾崎野乃香と対戦し、敗退した。しかし今大会の優勝者とのプレーオフに臨み、勝てばパリ五輪の代表に内定する。一方男子は高谷惣亮が決勝で敗れ五輪への道が絶たれた。
バドミントンの桃田賢斗選手は日本の男子選手として唯一世界選手権を連覇している。しかし東京五輪では予選で敗退するなど結果を残せず、世界ランキングは一時60位にまで沈んだ。桃田はどん底だったという2年間について、視野が狭くオーバーワークで悪循環だったなどと話した。しかし家族の言葉で気持ちが上向き、先月の熊本マスターズジャパンではバドミントンを楽しむ姿に客席からも声援が飛んだ。桃田はなぜバドミントンをやっているのかを忘れていたが、バドミントンが楽しいから続けられていると思うなどと話した。
来年開場100年を迎える甲子園球場のグラウンド上のステージではBMXの世界大会が行われた。この種目で世界トップクラスの内野洋平選手はこの場所で世界大会ができることに感謝の気持ちでいっぱいなどと話した。
- キーワード
- 阪神甲子園球場