- 出演者
- 平石直之 松木安太郎 松岡修造 古田敦也 下平さやか 野村修也 磯貝初奈 浅尾美和 中林美恵子 増田紗織 小松崎花菜 武隈光希
木原防衛大臣は訪問先のシンガポールで中国の董軍国防相と会談し、中国軍による日本周辺での軍事活動の活発化に懸念を示した。木原大臣は、多くの懸念があるからこそ防衛当局間で率直な議論を重ね、建設的で安定的な関係を構築することが必要だと伝えた。董軍国防相からも同様の考えが示された。木原大臣は南シナ海情勢等について深刻な懸念を改めて表明したほか、台湾海峡の平和と安定の重要性について強調した。
去年、ロシア国内で反乱を起こし、飛行機の墜落で死亡した民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏を神格化する動きが広がっている。プリゴジン氏の誕生日にあたる1日、墓地には銅像が設置され、兵士や市民らが献花に訪れていた。プリゴジン氏が死亡した飛行機の墜落現場にも記念碑が設置されている。プリゴジン氏は、ウクライナ侵攻での国防省の対応などに反発し、「ワグネル」を率いて去年6月に反乱を起こしたが、ちょうど2カ月後に乗っていた飛行機が墜落し死亡。プーチン大統領が「裏切り者」だと批判したプリゴジン氏の神格化は、ロシア国内の右派によるプーチン政権への不満の現れとみられる。
全国の気象情報を伝えた。
先月24日、東京・江東区ではシカのような生物が目撃された。仙台・泉区では4月、特別天然記念物・ニホンカモシカが目撃された。千葉・いすみ市では、ある害獣が年々増え続けている。その動物が、本来は台湾などに生息し特定外来生物に指定されているキョン。20年以上前に、千葉県勝浦市にあった観光施設から脱走しこの地に定着してしまった。本来、夜行性といわれるキョンだが、日中も姿を現している。更に住民たちを悩ませているのが鳴き声。可愛らしい見た目とは裏腹に人の叫び声のような声で鳴く。
農林水産省によると、2022年度、野生動物による全国の農作物の被害は被害額およそ156億円。被害の量はおよそ46万9000トンになっている。こういった被害に対応するため、小田原市と小田急電鉄は協定を結び「ハンターバンク」いうサービスを始めた。困っている農家と狩猟を行うハンターを結ぶマッチングサービス。
ハンターバンクの特徴として狩猟を行うハンターの中に、初心者マークをつけている人たちがいる。狩猟免許を持っていないが狩猟に興味がある人たちと、狩猟免許を持っているハンターが1つのチームになり、イノシシなどの野生動物の駆除を行う。若手ハンターなどの育成、担い手不足を解消に期待が集まっている。ハンターバンクは2年ほど前にできたが、現在、会員176人、農家15軒が登録しており、イノシシなど50頭以上を捕獲したという実績もある。
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先月28日に台風1号に刺激されて活発化した梅雨前線の雨雲が通過し、各地で5月の観測史上最大の雨となった。気象庁は前日に今年初となる線状降水帯の予測情報を発表した。これまでは地方ごとの発表であったが今回からは都道府県単位での発表となった。線状降水帯は海から水蒸気を含む暖かい空気が運ばれて積乱雲が連なって発生することで局地的な大雨をもたらす現象で、海から流れ込む水蒸気を正確に捉えることで線状降水帯の予測が可能になっている。
地上マイクロ波放射計を使うことで、これまでより高頻度かつ高精度に大気の状態が分かるようになった。気象庁は今年3月から、地上マイクロ波放射計で観測されたデータを日々の予報システムに活用している。陸上での水蒸気の観測網が構築されている一方で、水蒸気の発生源である海上の観測データは少なく、実態の把握には至っていない。およそ30年ぶりに新しく竣工した気象観測船「凌風丸」。先月29日、運用開始後初めて海の上の水蒸気を観測するため、九州地方に向かった。観測で重要な役割を担うのが衛星からの電波を受信する「GNSS」と呼ばれるシステム。衛星から発せられる電波は、大気中に水蒸気があると到達するまでにわずかな遅れが生じる。その遅れを計算することで水蒸気の量が分かる。更に近年は、その海上の水蒸気をピンポイントで観測しようという研究も進められている。名古屋大学と横浜国立大学で教授を務める坪木和久さんが取り組んでいるのは、飛行機を使った観測。上空から観測機器を投下し、気温や風速などのデータを集め、水蒸気量を割り出す。一昨年には、「大気の川」と呼ばれる大量の水蒸気の流れ込みを日本で初めて上空から観測。今年の夏にも観測を行う予定で、今後、線状降水帯の予測精度を更に上げることが期待されている。こうした陸海空からの観測だけでなく、将来、気象予測の切り札となり得る国家プロジェクトが立ち上がっている。JAXAが進めているのが降水レーダ衛星プロジェクト。雲を3次元スキャンするように観測することで、雨の強さなどを立体的に把握することができる。JAXAでは、雨粒の落下速度が観測できる世界初の性能を持つ新たな衛星を開発中で、2028年度の打ち上げを目指している。
予測精度向上の切り札として期待されているのが気象庁の「新気象衛星」。「ひまわり10号」は2029年度の運用開始を目指している。線状降水帯の半日前の予測が、都道府県単位から市町村単位に。更に台風の進路予測が向上。これによって範囲を絞った交通機関の計画運休や事前の避難が可能になってくる。浅尾は「自分で情報を集めつつ早めに行動することが大事になってくる」等とコメント。
2019年、火災により尖塔や屋根が焼け落ちるなど壊滅的な被害を受けたノートルダム大聖堂。国を挙げての再建工事が進められる中、礼拝堂から焼け落ちた十字架が先月24日元の場所に設置された。高さ12m、重さは1.5トンもあり、設置を前に大司教が祈りを捧げた。19世紀に、著名な建築家によってデザインされたこの十字架も火災で大きく損傷し、修復には1000時間以上かかった。5年の歳月を経て、ノートルダム大聖堂がかつての姿を取り戻す瞬間は、刻一刻と近づいている。
多くの国民がビールを愛するドイツで、驚きの製品が誕生した。ラベルには、「リユース=再利用」と書いてある。ビールの材料に使われた水の正体は下水。4つの工程を経て徹底的に浄化し、ビールに再利用している。世界が直面する水不足の解決の足がかりになればと開発された。
米国・カリフォルニア州の国立公園には、世界最大の木と呼ばれるジャイアントセコイアが群生している。南北戦争の英雄にちなみ“シャーマン将軍の木”と名付けられた木は、樹齢およそ2200年高さは85mに及び今も成長している。今回、初めて健康診断を行った。世界最大の生命体ともいわれるジャイアントセコイアだが、樹木の中にキクイムシと呼ばれる小さな虫が入り込むと、わずか半年ほどで枯れる恐れがある。近年、気候変動などの影響で頻発する干ばつや山火事。ジャイアントセコイアもその影響を受け、過去5年で全体の20%が失われた。
中国で、驚きの配達方法が思わぬ物議を醸した。野外で食卓を囲む人たち。そこへ現れたのはヘリコプター。男性が駆け寄り、両腕で抱え持ってきたのはヒツジの丸焼き。ヘリコプターの機体には赤十字のマークが。ネット上では「なぜ赤十字のヘリが食べ物を配達しているのか」と物議を醸している。地元メディアによると、ヘリは男性が個人的に所有しているもので、普段は配達などの仕事に使われている。一方で、所有者の男性は赤十字の救出訓練のボランティアにも同じヘリで参加している。映像が撮られた日も男性は訓練に参加していて、その直後に行った配達の際に赤十字のマークを外し忘れていたという。
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先月26日、大谷翔平はナリーグ屈指の剛腕・グリーンと対決。大谷はグレートアメリカンボールパークで初ヒット。しかしこの試合の9日前、1塁への牽制球が大谷の足を直撃。左太ももの裏を打撲していて、その影響で全力疾走を回避していた。久しぶりのヒットを放つも、チームは今シーズン初の4連敗。
27日も休むこと無く出場した大谷は第4打席にヒットを放った。先発の山本由伸は8つの三振を奪う力投を見せたが、3回につかまり5回4失点。およそ2か月ぶりの黒星となりチームは5年ぶりの5連敗。
28日の試合は雨天中止となったが大谷は屋根の下でキャッチボールを行い、その後の報道陣の取材では足の状態について「日に日に良くなってきている」と語った。投手復帰へ向けたリハビリも順調だという。2年後に迫ったWBCの開催地も決まり、出場への意欲を聞かれると「選んでもらえるようにトップ層に居続けることが大事」と語った。
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翌日はメッツとのダブルヘッダー。大谷は第1試合のみの出場だったが5打席立ってノーヒット。試合はドジャースが延長戦を制し、連敗は5でストップ。休養のため大谷が欠場した第2試合も完封勝ちし、ダブルヘッダーを連勝した。木曜日のメッツとのカード最終戦の試合前、ロバーツ監督は「今日はオオタニにとっていい日になるだろう」と述べた。大谷は10試合46打席ぶりとなる14号ホームランを打った。自身の日本人最多記録を更新する26球場目のホームランとなった。
昨日は本拠地に戻りロッキーズ戦。大谷は、伸びていた髪を切りさっぱりした姿で登場。この日はロバーツ監督52歳の誕生日。しかし、大谷はノーヒットに終わり、チームの連勝も3でストップ。
この1週間、大谷翔平は1本のホームランが飛び出した。これでリーグトップと2本差の2位となった。先月29日、1日に2試合行うダブルヘッダーだったドジャース。第1試合、大谷は5打数ノーヒット。第2試合は休養のため欠場していた。その翌日の試合、2安打3打点、10試合ぶりの14号ホームランが出ている。つまり休養後の試合で活躍していた。今シーズンの大谷翔平の休養明けの成績を見ていくと、休養明けによく打っていることが分かった。選手にとっての休養について古田は、一度休むと肉体的だけでなく精神的にもリフレッシュできるので。今のところは良い影響なのではないかなどと話した。
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先月31日代打で出場した鈴木誠也は、同点となるツーランホームランを打った。今シーズン第5号ホームラン。きのうは2点を追う9回のチャンスでタイムリーを放ち、8試合連続のヒット。しかしデラクルーズの好守備もありチームは惜しくも1点差で敗れた。