- 出演者
- 所ジョージ 林修 沢村一樹 佐々木蔵之介 香里奈 清野菜名 勝地涼 高橋ひかる ほのか EXILE MAKIDAI
スタッフは昨年訪ねた岩手県のポツンと一軒家を再訪問した。家の近くには熊も出没するということで、狩猟免許取得の講師もしているという害虫駆除業者の志田さんに家の周りの状況を確認してもらった。環境は熊の生育に適した場所だという。志田さんは熊は家の中までは入ってこないので家に逃げるのは有効、爆発音も苦手なため花火も有効だと話した。冬眠するためにエサをとっている秋が一番危ないという。家の周りに食べ物となるものを排除する必要があり、今回スズメバチの巣を撤去できたことで1つの要因を取り除けたと話した。
清野は「自然の中で住むのって素敵だとは思うんですけどそれに伴う危険もたくさんあるんだと勉強になりました」などとコメント。
オープニング映像。
ポツンと一軒家暮らしについて、佐々木は「旅行だったらいいんですけど暮らすとなるとあきませんね」などと話した。高橋は「朝の日が昇ってから車が通ったりするのが健康的でいいなって思います」などと話した。
奈良県のポツンと一軒家を調査。衛星写真には特徴的な形の建物が映っていた。屋根は左右対称となっていた。最寄りの集落の男性に話を聞くと、普段人が住んでいないどこかの会社の保養所ではないかとのことだった。そこから1.5km先にイノウエさん夫婦が住む家があるという。集落だが住んでいるのは1軒だけだという。男性にイノウエさんに連絡してもらい、あとで行く約束を取り付けた。山道を走って衛星写真に映っていた当初目指していた建物を確認した後、イノウエさん宅へ向かった。
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スタッフは井上さんの家を訪ねて話を聞いた。当初の建物はやはり会社の保養所だといい、井上さんが植栽を担当している。定期的利用されているという。井上さんが暮らすのは元6軒の集落で、井上家の本家もある。井上さんは分家に暮らしており、井上夫妻以外は住んでいない。周辺はほとんど井上家の土地だという。代々林業・炭焼きを生業にしてきた。31年前に跡継ぎだった兄が亡くなったため井上さんが29歳のときに大阪から奈良にUターンした。麓に家を借り、そこから山に通って林業を手伝った。両親が亡くなり空き家になっていた実家に7年前夫婦2人で移り住んだ。第第受け継いできた母屋は築百三十五年。両親が暮らしていたという建物の中を見せてもらった。餅つきの道具が残っていた。
奈良県のポツンと一軒家の主、井上さんを訪ね、曽祖父が建てた母屋の中を見せてもらった。入口には重量がかかったときに端に力がいくように曲がった状態の松の木が使われているという牛梁があった。玄関は三和土で大黒柱は栗の木が使われていた。土足で行ける奥の台所にはかまどが残されていた。お風呂は薪焚きの五右衛門風呂で、焚き口が家の中にあるのは危ないため離れに風呂を新設した。御影石を使っている。木が好きだったという亡父が作ったという離れは壁や天井が丸太だった。立派な仏壇があり、上には曽祖父母、祖父母、両親の写真があった。今も井上さんは山の管理を続けており、造園の仕事が入っていたこの日は夫婦で現場に向かった。井上さんは過去に粉砕骨折をし、それ以来同行するようになり今は仕事の相棒だという。
奈良県のポツンと一軒家の主、井上さんを訪ねた。井上さん夫妻は麓の集落の屋敷で大きな松の木の剪定をした。井上さんが怪我してからは奥さんが松の木の上に登り作業している。作業終了後、夫婦は自宅を通り過ぎ集落の墓を訪れ墓を掃除した。井上さんは「先祖が作ったものを僕の代で放っていくのは辛い、居れるだけ居たい」「幸い次男がいつでも帰ると言ってくれている」などと話した。
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佐々木は「この土地は預かっているだけで、次のためにっていう思いが強い」「夫婦はああいうところで協力しないと生きていけないんでしょうね」などとコメント。
オープニング映像。
ゲストの沢村は「昔探偵ものをやってて田舎によく行っていた」「それがなくなってすごい寂しい」などと話した。香里奈は「援農隊の映画で畑でキビ刈る仕事があった」「健全だしご飯も美味し疲れて寝れるし」などと話した。
島根県のポツンと一軒家を調査。衛星写真には日本海に近い山奥で多くの建物が密集していた。敷地内には川が流れ橋の両端に大きな建物が建っていた。スタッフは最寄り集落の男性に話を聞いた。男性も水害で山奥から集落に移転したという。スタッフは男性に栗ご飯を振る舞ってもらった。衛星写真の建物には堆肥農家の夫婦が暮らしているとのことで、道を教えてもらった。
スタッフは険しい山道を抜けて島根県のポツンと一軒家にたどり着いた。主の勇さんと妻の陽子さんに話を聞いた。おがくずと発酵させた牛の排泄物で堆肥を作っている。堆肥の原料となる牛の糞には炭素・窒素・リン酸などが豊富に含まれている。その中の炭素を微生物が食べることで堆肥の温度が上昇する。熱は70℃にまで達し、雑草の種子や有害な病原菌が死滅する。牛糞は牧場から仕入れている。道中にあったいちじく畑にも持っていっているという。元は肥育農家で牛をやめた30年ほど前から堆肥農家になった。
島根県のポツンと一軒家の主、勇さん夫妻のもとを訪ねた。敷地には清流が流れていた。生活用水は井戸水。敷地には牛舎や堆肥舎など複数の建物が密集していた。かつては40頭ほどの牛を飼育していた。勇さんは40歳ごろに肥育農家になり、それまでは鉄工所に勤めていた。人付き合いが苦手だったため農家になろうと考えたという。家は元米農家だが売るほどではなく父親は炭焼きで生計を立てていた。60年前に炭焼きは廃業した。勇さんは肥育農家は5年ほどでやめ、それからは堆肥農家をしている。
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島根県のポツンと一軒家の主、勇さん夫妻のもとを訪ねた。勇さんの家系は2、300年ほど前からこの土地に住んでおり、勇さんで十代目。母屋は築55年で客間が増設されていた。増築部は石州瓦を使っている。生家は築150年で20歳まで生活していた。勇さんは5人姉弟の8人家族。結婚は24歳のときで、奥さんは隣町の結婚。奥さんは親に「山の中に行ってはいけない」と結婚を反対されたが、奥さん自身はなんとも思わなかったという。結婚して9年後に一人娘を授かった。水田ではきぬむすめを育てている。米は娘家族や姉弟におすそ分けしている。スタッフは稲刈りを体験した。
島根県のポツンと一軒家の主、勇さん夫妻のもとを訪ねた。勇さん夫婦は海辺に借地のさつまいも畑もあり、紅はるかや紅あずまを育てている。さつまいもは大きくなりすぎると商品価値がなくなるため堆肥は不使用。夫婦は手掘りで7ケース、約300本のさつまいもを収穫した。そこに長女・由美子さんの家族がやってきた。由美子さんは19歳から大型ダンプ運転手をしている。
島根県のポツンと一軒家の主、勇さん夫妻のもとを訪ねた。海辺のさつまいもを山奥のポツンと一軒家に持ち帰ると夫婦は選別作業を行った。切り分け、髭根取りを手作業で行い、保温庫に入れる。注文が入ると地元のスーパーに出荷している。1袋は735gと決まっており、奥さんが計量している。
島根県のポツンと一軒家の主、勇さん夫妻のもとを訪ねた。スタッフはふかし芋と紅はるかの天ぷら、紅あずまの芋ご飯、猪肉のけんちん汁、紅はるかの茶碗蒸しを振る舞ってもらった。お米は家の田んぼで穫れた新米。今後について聞かれた勇さんは「現状維持ができれば良い」などと話した。所はスタジオで「孫も成長すれば畑に興味持つかも」などとコメント。
島根県のポツンと一軒家を調査。衛星写真には赤茶色の大きな屋根の建物が映っていた。情報を提供してくれたのは最初に集落で話を聞いた男性・渡辺さん。スタッフが聞いた家の先にもう一軒ポツンと一軒家があるとのことで、道を教えてもらった。73歳夫婦2人暮らしのいちじく農家で、山を降りる前に渡辺さんが住んでいた実家の向かいだという。スタッフは険しい山道を抜けてそれらしき建物を見つけた。