- 出演者
- 所ジョージ 林修 高橋メアリージュン 袴田吉彦
オープニング映像。
今回は春の2時間スペシャル。
熊本県のポツンと一軒家を探す。3km先のポツンと一軒家は前回取材した坂口家、谷間を流れる川沿いに建つ家。坂口信義さんは炭焼きで生計を立て1人暮らしという。令和2年7月豪雨で川が氾濫し坂口家から麓へ下りる道路が寸断された。自衛隊のヘリコプターで救助された。その後4年間仮設住宅で生活し自宅に戻ったのは1年半前という。
坂口家の3km手前の集落で出会った平石春子さんから詳しい情報を取得できた。春子さんは90歳で車を運転しているという。夫とは40年以上前に死別している。数軒の民家が残る小さな集落でポツンと一軒家ではない。木炭と木灰を手土産に、信義さんと共に平石家を訪問した。
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坂口家から3km離れた平石家に到着。2人は学校行事で対面したという。春子さんは2月で91歳になった。隣の家は集会場でその隣は義弟の家。集落には3世帯、災害前は5世帯だった。令和2年7月の豪雨で道路が崩落し小学校に避難したという。災害発生4日後に自衛隊に救出され、麓の仮設住宅で3年7か月生活した。2年前に復旧工事が終わり帰宅した。また、兄が頻繁に訪問してくるという。春子さんも養蜂をしていて養蜂箱から蜂の巣を取り出し細かく崩してザルで濾す。
柚子胡椒は青唐辛子をミキサーですり潰し塩を少々加える。柚子の皮をすり下ろして混ぜ塩を足して変色を抑える。けんちん汁に入れていただいた。柚子の甘露煮は柚子の皮に砂糖を足して水分がなくなるまで煮詰める。信義さんは炭焼きの仕事をするために帰宅した。
春子さんは10人兄妹で6番目。19人家族だった時期もあるという。長姉と兄3人が他界している。23歳で結婚し夫正利さんとは叔父の世話で出会った。林業で生計を立てていたという。夫正利さんは45歳で亡くなり春子さんは38歳、途方に暮れたという。1人では作業も困難で植林の仕事をしていた。その頃の女性の日当は2500円ほど、月給は5万円だった。子どもも家系を考慮していたという。長女は中学卒業後に住み込みで病院に勤務、長男は中学卒業後に化学工業会社に就職し2人とも学費を稼ぎ定時制高校を卒業した。長男は初任給でジューサーミキサーを買ってくれたと話した。50年経った現在も大切に使用している。
母親思いの子どもたちが独立して1人暮らしになった春子さん。それまでしていた植林の仕事を辞めて転職した。高速道路工事現場の炊事係では45人分の食事を作っていた。63歳で運転免許を取得。行動範囲が拡大したという。それまでずっと働き詰めの生活を送っていたが自分の時間を楽しむ余裕ができた。昭和60年に長女が結婚し孫2人が誕生、ひ孫もいる。平成12年に長男が結婚し夫婦2人で仲良く暮らしていたが3年前に亡くなった。番組が取材に来ていることを電話で長女に報告。長女は毎晩春子さんと電話をしているという。
春子さんは蒟蒻を手作りしている。湯がいて冷凍した蒟蒻芋を茹でて解凍。皮を剥いた蒟蒻芋を細く切り冷まさずミキサーで撹拌する。木灰を布に入れて湯で濾す。すり潰した蒟蒻芋に灰汁を加えてかき回し、竈の大鍋で茹でる。手で丸めて鍋に入れて約40分茹でる。出来立ての蒟蒻をご馳走になった。
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春子さんがこの場所を離れない理由は自然。娘の夫が仕事を辞めたら熊本に行ってもいいと話しているという。
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鹿児島県のポツンと一軒家を探す。衛星写真で見つけたのは別のポツンと一軒家だった。西に2km離れた山の中に建つ建物。出会った堀切さんに夫婦2人暮らしで肉牛の繁殖農家を営んでいたということを教えてもらった。また、線状降水帯による大雨が降った際にポツンと一軒家に通じる山道で土砂崩れがあり通行止めになっていることがわかった。車で通りがかった加世田さんに車で先導してもらうことになった。
迂回ルートで30分ほどかかる山の奥へ向かう。途中、建物を発見したが先導車を見失った。建物に到着したが案内してくれたのは目指していたポツンと一軒家ではなく別のポツンと一軒家だった。敷地の形も建物の数も全く違う。
前から走ってきた軽トラックに乗っていた池田さんに、ポツンと一軒家は池田家の2km手前の一軒家だと教えてもらった。屋根の色や形・道路など全て一致した。しかし住人の女性が体調不良のため取材を遠慮した。
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取材を了承してくれた池田宣夫さんの家を訪れた。妻はミチ子さん。親切な加世田さんとはここでお別れ。敷地は4町、元は親戚5軒があった。自宅は昔は茅葺きで代々農家で牛を飼育していた。牛小屋は明治時代に建築されたという。牛舎は築37年で最大14頭を飼育していた。
50分間の恋人の番組宣伝。
母屋の一段上に牛舎を建築したが、3年前に肉牛の繁殖農家を廃業した。牛は受精後約10か月で出産する。3か月授乳し離乳後9か月飼育する。出荷までは約2年。現在は鶏を飼っている。海抜300mで桜島が見え、桜島まで約25kmで灰が飛んでくることもある。牛舎の裏の畑で野菜を栽培し、糸瓜は成熟前に食べる。牧草も栽培し、田んぼも貸し地という。
ポツンと一軒家をもう一度観るならTVer。
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黒毛和牛の繁殖も米農家も廃業し築58年の母屋に夫婦で生活している。宣夫さんは祖父も父も90歳を超えている。宣夫さんも90歳という長寿家系。宣夫さんは5人兄弟で4kmの徒歩通学をしていた。戦時中は贅沢は禁物で小学3年生の時に終戦を迎えた。食糧難を経て地元の高校を卒業。家業の農家をやりながら林業関係の仕事もしていた。ミチ子さんは隣の集落出身で8人兄妹。宣夫さんは27歳、ミチ子さんは20歳で結婚、2人はいとこ同士という。
商店まで4kmあり行商で鮮魚や衣類が販売されていた。2人は牛を飼っていたため旅行経験はないという。子どもはおらず養子を迎える勇気も出なかったと話した。夫婦で温泉旅行に行きたいという。
