- 出演者
- 有吉弘行 久保田直子 マツコ・デラックス
これまで数々の絶品あんこスイーツを紹介してきた。今回は涼し気な絶品あんこスイーツを紹介する。リポートするのはアルコ&ピース平子祐希。仁支川峰子に怒られてばかりだった平子も今ではすっかり仲良しになったが、今回はそんな平子を叩き直すためオアシズ大久保佳代子が参戦。
最初に紹介するあんこスイーツは「なめらかさにこだわり抜いた究極の水羊羹」。京都・祇園四条にある「鍵善良房」は江戸時代に創業。茶人や僧侶に和菓子を提供してきた老舗。夏のおすすめは「甘露竹」(1本500円)。本物の竹に入った水羊羹。全国からお取り寄せ可能で1日2000本売れるという。竹筒は専門業者が作る特注品。味の決め手はこし餡の炊き方。北海道・羊蹄産の小豆を下茹でして皮を取り除いたら、150キロの力で1時間搾る。水分を極限まで取り除いてこし餡の素「生餡」が完成。生餡とザラメを特注した横混ぜタイプの釜でかき混ぜる。一般的には円を描くようにかき混ぜるが、横方向のみかき混ぜることで粘りが強すぎないさっぱりしたこし餡に仕上げる。寒天とこし餡などを合わせて炊いて丁寧に混ぜながら冷やすと、寒天とあんこがなじみ光沢が出る。少し冷ましたら手作業で竹筒に注ぐ。温度が下がって水羊羹が固まってしまうので超スピード勝負だという。完成した水羊羹を店内で試食させてもらった。竹の節にキリで空気穴を開け、竹から羊羹を押し出して食べる(通常店内では節に穴を開けた状態で提供)。
続いて紹介するあんこスイーツは「冷やしても生地がモッチモチ、ねっとりあんこの進化系葛餅」。京都・出町柳にある「出町ふたば」には平日午前にもかかわらず行列ができていた。名物の「名代 豆餅」(240円)は伊勢丹・高島屋・三越で月に1度販売される。夏におすすめの冷たい和菓子が「みぞれ餅」(夏季限定・300円)。葛餅の葛粉は冷やすと生地が固くなってしまうが、葛餅の生地をベースに餅米から作った道明寺粉を混ぜることで冷やしてもモチモチの進化系葛餅となった。中には名物・豆餅と同じこし餡が入っている。北海道十勝産・小豆を工場真下の井戸から吸い上げた地下水で炊き上げる。先ほどの店とは異なり、回転タイプのマシンで混ぜることで超ねっとりに仕上げたあんこを葛粉と道明寺粉で作る皮で包み、蒸しあげれば完成。店内で試食させてもらった。小豆を最初に炊いた時に出る「渋」は中に餅米を入れて赤飯の色付けと香り付けに使われる。煮汁の渋みで赤飯が香ばしくなるという。
CM前から引き続き、夏に食べたい絶品あんこスイーツを紹介。最後は「お酒と相性抜群!大人の夏あんこ」。別番組の収録のため平子祐希がいなくなり、大久保佳代子が1人で訪れたのは麻布十番にある「天のや」。食べログ喫茶店百名店2022に選ばれ、小林薫もお土産に持っていくという「わらび餅」(810円)が名物だが、お菊の方(お好み焼き・1680円)も人気でミシュランガイド東京2022のビブグルマンに選ばれた。甘味と食事の両方が楽しめるお店の締めとして愛されるのが「冷やし汁粉」(900円)と「日本酒」(1800円)のセット。使っているのは小豆の王様と呼ばれる丹波大納言小豆。高級なので粒を食べるために使われることが多いが、汁のみを使い、小豆と三温糖を煮て2日間冷蔵庫で置いておく。豆の風味が滲み出た煮汁を集めてお汁粉にするので小豆が超濃厚に感じられるという。豆のうま味を生かすため甘味は最低限におさえ、優しい甘みで日本酒と相性抜群。大久保はお汁粉をあてに日本酒3杯を飲み干した。
あんこスイーツを紹介したVTRが終わってスタジオトーク。マツコ・デラックスはきのう箱の水羊羹を1人で食べたと明かした。マツコが甘露竹を皿に出さずに直で食べてほしいと語ると、有吉弘行は「ホッキ貝じゃないんだから」とツッコんだ。
フードデリバリーやタクシーの配車アプリで「何でわざわざこの道選んでんだよ」と思うことがよくあるが、妻を助手席に乗せて運転していると「何でこの道から行くの?」と怒られる。何で人はこんなに道にうるさいんでしょうか?という投稿を紹介。有吉は「何の専門的知識もいらないから、みんな言いたくなる」、マツコは「わかんない自分でも、なんで抜け道したがるのか」と語った。
CM前から引き続き、道についてトーク。マツコは「渋滞してても抜け道を使わず悠然としてる人が羨ましい。道にうるさいのは止まってられない人」と語った。マツコも有吉も渋滞でイライラしてしまうタイプ。2人はカーナビがメーカーによってやたら細い道を行きたがったり、大通りばっか走らせたりするので、ちょうどいいのを作って欲しい、AIで育てて欲しいと語り合った。番組が調べたところAIを使ったカーナビは既に存在した。NAVITIMEのアプリ「カーナビタイム」はAIが運転者の好みを分析して好むルートを提案してくれる。
有吉は不安なので初めての道を走る時は前日に下調べをしておくという。マツコが同じ案内標識が続く道は手前で曲がってしまうと語ると、有吉は側道の案内が狭すぎると語り、側道の標識の話題になった。
有吉は右ルートと左ルートに分かれる道があって、どっちに行っていいか迷ったら結局同じ所に出て「一緒かい!」と語った。例えば大井松田ICで分岐した道は足柄SICで合流するが、2つのルートが作られた目的は「混雑緩和」。単純に車線を増やすことが難しかったので2ルートに分けた道を建設したという。
有吉はお台場で右車線行こうと思ったら全部トラック停まってる。素直に待ったら一生だよと語った。お台場は近隣の港湾に入場するトラックのUターン待ちで右車線に渋滞が発生するという。
有吉が右折しようと思うと、進路変更禁止の黄色い線になってしまうと語ると、マツコは赤坂見附の交差点で坂を下った所がそうなっていて喧嘩したことがあると明かした。2021年から注意喚起区間が示されるようになり、赤坂見附も現在は進路変更禁止を予告するよう改善された。
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- 赤坂見附(東京)
有吉はハトを避けるために進路変更して交通違反になってしまい、立川の簡易裁判所まで行ったが、裁判になると面倒なので、違反を認めてしまったと明かした。マツコはお台場の首都高速11号線の出口のアンダーパスは速度が出てしまうので、それを狙って警察が待っていると紹介し、「やり方が汚ねぇんだよ、正々堂々とやれ!」と警察に抗議したと語った。2人は夕方のニュースで交通違反取り締まりの様子を報じていると、「バカが文句言ってるよ」と思うが、自分もやっていたと語った。話があちこちに飛んだが、元々のテーマは「人はなぜ“道にうるさい”んでしょうか?」。2人はうるさくないヤツなんていないと語った。
「雨の日」がちょっと好きだが、周りに理解してもらえないという投稿を紹介。マツコは雨の日が大好き。健やかに生きてる人たちが封印されてる感が好きだという。雨の日でも走る皇居ランナーは休めよと思うが、にわか皇居ランナーが足止めくらってる感じが好きと語った。有吉は雨の日でも「I’m donut?」(中目黒発の生ドーナツ専門店。毎日オープン時に行列ができる)に並んでいる人を見て「これぐらいか根性あるのは」と感じるという。マツコは土砂降りの日に「Supreme」の前に大行列ができているのを見て、「Supremeは許そう」と思ったと明かした。
「雨の日もいいな」と感じるか番組アンケート。66.6%がいいなと感じると回答。人が減った街の雰囲気が好き、「何か」をしない理由になる、自宅作業の集中力が上がるなどの意見があった。
有吉が「長靴が欲しい」と言うと、マツコが「いいのあるよ。長靴に見えないのがあるよ」と語り、スタッフが検索した。
有吉が防水でよく聞く「ゴアテックス」って何?と言ったので検索すると、「内部に微細な孔(あな)を無数に持つ、膜のような素材に表地や裏地を張り合わせたもの」と書いてあってよく分からなかった。有吉は「日本料理かよ!」とツッコんだ。素材を検索すると「ゴアテックス メンブレン」と書いてあり、有吉は「マツコ・デラックス」に見えてくると語った。「ゴアテックスメンブレン」はアメリカのボブ・ゴアさんが開発した特殊なポリマー素材。1cm四方に14億個の穴があり、小さな穴を水は通れないが、湿気は穴から外へ逃す。適切なメンテナンスが必要だという。
久保田直子アナは1日1万歩でダイエットに成功した。食事はちょっとだけ小麦粉を控えているという。有吉は「競技に参加し始めるのだけはやめてよ」と語った。東京マラソンは既に出場済みだという。
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