- 出演者
- 生野陽子 小杉竜一（ブラックマヨネーズ） 伊達みきお（サンドウィッチマン）
今回は日本人の口に100％合う世界各国の未知の料理をシンガポールとポルトガルで発掘し、各国からそれぞれ3品ずつスタジオに持ち帰って1位を決めていく。
オープニング映像が流れた。
まずはアジア1の美食大国シンガポールで、日本人が好きなグルメを発掘していく。シンガポールはスパイシーなマレー料理と中華料理が融合している。
一行はまず現地の方からシンガポール料理の東南アジア風串焼き「サテ」と「プロウンミー」を紹介してもらった。プロウンミーはたっぷりのエビが入った濃厚スープに中部と麺が加わったシンガポールグルメで、日本のラーメン的存在となっている。今回このプロウンミーをスタジオに持ち帰る事にし、スタジオからは「まろやかでエビのダシと豚骨ダシなどしっかりと感じられる」などの感想が出た。
続いてはヨーロッパ最西端のポルトガルで日本人が100％好きなグルメを発掘していく。日本の天ぷらは元々ポルトガルから伝来していて、この他金平糖やカステラなども江戸時代に日本に伝来している。まず首都リスボンの市場で聞き込みを行い、魚料理の「バカリャウ」を紹介してもらった。
ポルトガル人のテンションが上がるバカリャウとは。濃厚なスープで煮込まれた大ぶりの魚とたっぷりの野菜。トマトとにんにくの風味とのこと。日本人が好きな味で米に合うという。バカリャウとはタラの干物のことで、水でもどしていろいろな料理に使うという。バカリャウを使ったレシピは1000種類以上あるという。かきあげやコロッケなど日本人が好きそうなものが多いという。バカリャウ・ナ・カタプラーナは日本に持ち帰らないとのこと。その理由について、ブイヤベース的な味付けで食べたことがある感じだったためとのこと。
ポルトガル人が口をそろえて勧めたメニューがバカリャウ・ア・ブラス。バカリャウ・ア・ブラスはバカリャウとジャガイモをとろ～り卵でからめた料理。味付けは塩コショウのみ。バカリャウ・ア・ブラスは日本に持ち帰る。レシピを教わり再現。焼いたバケットに合うとのこと。
シンガポールのチョンバル市場で日本人が好きそうなシンガポール料理を聞き込み。サンダーティーライスの提案があり、これはシンガポール風茶漬けだという。近くの屋台村でサンダーティーライスを注文。ツナ、小魚、ナッツなどが乗り、あたたかいお茶をごはんにかけて食べる。緑茶とは違う味であたたかいミント汁ごはんという感じで河合郁人は苦手だと話した。しかし、現地では健康食として人気とのこと。サンダーティーライスは日本には持ち帰らない。
さらに聞き込みをするため、シンガポール1のショッピング街へ。行列ができており、そこで販売されていたものはパンアイスとのことだった。カラフルな食パンにアイスを挟んだもので、味は12種類ある。ドリアンが一番人気とのこと。食べた河合郁人は初めての味だがおいしいとコメント。臭いはあるが嫌な臭さではないという。パンアイスは日本に持ち帰らないとのこと。その理由について、ドリアンが嫌いな人には口に合わないと思ったのでと説明。
同じ通りで聞き込みを行う。そこでシンガポール在住歴23年の日本人女性と出会う。日本人が好きそうなシンガポール料理を尋ねると朝ごはんとしてカヤトーストがオススメだという。
シンガポールでは「カヤトースト」というグルメが人気だという。半熟卵とともに運ばれたこちらはバターとジャムをあわせた物となっていて、甘口の濃厚醤油と胡椒を玉子にあわせて温泉卵のようにし、トーストを付けて食べる物となっている。河合さんは日本に持ち帰りたい味だと振り返った。ジャムは緑色の特徴的なもので、現地でジャムを買えば日本でも楽しむことができる。緑色のジャムはカヤジャムといい、東洋のバニラとも呼ばれるパンダンリーフから作られたものとなっていて、体にも良いのだという。
ポルトガルでグルメを調査していくと、ポルトガル人も米グルメは楽しんでいるとの話が聞かれた。欧州では最も米を食べているというポルトガル人だが、おすすめは見栄えの悪いタンボリルという魚と米を合わせた「アローシュ・デ・タンボリル」だという。海鮮のエキスの染み渡り、リゾットよりも少し米に芯が作りとなっていて、日本では高級品のアンコウをトマトベースで煮込んだ料理となっていて、お米に少し芯を残すことで独特の触感を楽しむことができるが、紅しょうがの2人はコストの問題からこの料理で勝負しないことに。
ポルトガルの「 ビファーナ」は肉をマリトッツォのようにしていただくメニューなのだという。その評判を元に調査に向かうと、肉が大量に挟まったインパクト抜群の料理が出されている。
ビファーナを注文し30秒後に出来上がった。ビファーナの見た目は肉マリトッツォである。ビファーナはにんにく油で煮込み、柔らかくジューシーに仕上げた豚肉を詰め込んだB級グルメである。レシピを元に再現したものを小杉さんらは試食し肉がしっとりやわらかい等と話した。
シンガポールロケ3日間で19品を平らげた河合さん。深夜まで聞き込みを行った。負けたくない理由があり、ソロ活動になりファンの皆さんにも見せたいという。現地で働く日本人に取材をするとエリザベス女王も愛したペーパーチキンがある。ヒルマンレストランのペーパーチキンは醤油ベースで味付けをされている。河合さんはこれが優勝だ等と話した。
レシピを元に再現したペーパーチキンを試食した小杉さんらは美味しいなどとコメントした。クッキングシートに包160℃で約9分あげることで旨みと肉汁が逃げない。
リスボンで教えてもらったフランセジーニャを食べるため4時間かけて深夜に移動した。午前2時にポルトに到着した。ここまで2人で17品を食べ、中には自宅に招待していただいたこともあった。
フランセジーニャはチーズで包まれた立方体に大量のソースで切ると大量の肉がある。ソースには牛脂やたまねぎ、ローリエなどを使うという。レシピを元に再現したフランセジーニャを小杉さんらは試食しヒーハーなどとコメントした。ポルトガルには伝統のピリピリソースがありそれが決め手になっている。
小杉さんらは最終ジャッジを話し合った。
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