- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 釈由美子
細菌による食中毒の月別発生件数で一番多いのは7月で、次に多いのが10月。細菌の多くは、20度の室温でも活発に増殖する。今日のテーマは、食欲の秋に潜むワナ!意外な食中毒の原因とは?。
オープニング映像。
主婦の清原さんは、前日に調理したチャーハンを翌朝に食べたところ、腹痛や頭痛などに襲われた。食中毒の原因となるセレウス菌は自然環境に広く存在し、さまざまな食材に付着する可能性がある。セレウス菌はセレウリドという毒素を作り出し、体内に入ると嘔吐や下痢を引き起こす。チャーハンを、ラップをかけた室内保存、フライパンに蓋をした室内保存、保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、食品微生物センターでセレウス菌の数を計測した。ラップをした常温保存の場合、9時間をすぎるとセレウス菌が50000個以上に増殖した。フライパンに蓋をした室内保存の場合、6時間をすぎるとセレウス菌が80000個以上に増殖した。フライパンに蓋をして保存すると、高温多湿の状態が維持されてセレウス菌が増殖しやすい温度が長く続く。チャーハンを保存容器に入れて冷蔵庫で保存した場合、12時間たってもセレウス菌は陰性だった。食中毒を経験した清原さんは、フライパンに入れたチャーハンに蓋をして翌朝まで置いていた。セレウス菌は熱に強いバリアのようなものを形成するため、90度で60分以上加熱しないと死滅しない。セレウリドは、120度で60分加熱しても壊れない。
ツブ貝を食べたことで、食中毒になった白濱さんにインタビューした。ツブ貝の唾液腺に含まれているテトラミンという毒素は加熱しても壊れないため、唾液腺を取り除く下処理が大切。市販されているツブ貝は、唾液腺が取り除かれて販売されていることが多い。
サバやサンマにはヒスチジンというアミノ酸が含まれていて、生のままで常温で置くとヒスタミンに変わる。ヒスタミンを摂取すると、重いアレルギー症状が引き起こされる。ヒスチジンはイワシなどの青魚や、カツオやマグロなどの赤身魚にも多く含まれている。
ツキヨタケは食べると激しい吐き気や下痢を引き起こし、幻覚などの神経症状も出る。グロリオサには、猛毒のコルヒチンやグロリオシンが含まれる。
ハスイモはサトイモ科の植物で、茎の部分が食用として使われる。庭でハスイモと似ている植物を見つけた女性が調理して食べたところ、口の中に強いしびれを感じて、病院で治療を受けた。
ハスイモに似たクワズイモという植物は毒があり、10年間で40人以上の食べ間違いがあった。有毒植物による食中毒患者数でクワズイモは3位で、厚生労働省も注意喚起している。クワズイモにはシュウ酸カルシウムが大量に含まれいていて、食べると腫れやしびれの症状が出る。
健康カプセル!ゲンキの時間の次回予告。
エンディングの挨拶。
がっちりマンデー!!の番組宣伝。
