- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 瀬戸光
オープニング映像が流れた。
「ノムさん一家が鍋づくり」など4時台のラインナップを紹介した。
- キーワード
- 連続テレビ小説 あんぱん野村克也高橋文哉
募集テーマ「妄想・わたしが演じてみたい役」のお便りを紹介。東京都の視聴者からの「演じてみたい役、アニメ・ワンパンマンのサイタマです。理由はどんな悪党もワンパンで一撃で倒せるので世の中をすっきりさっぱりさせたい」というお便りを紹介。
きょうの蔵出しセレクションは「野村克也さん 家庭の自慢料理」。野村克也さんが紹介したのは野村家の定番メニューキャッチャーなべ。まずは材料を用意。続いては味の決め手となる野村家特製の鍋つゆを作る。用意したのはかつお節と昆布で取った出汁。野村克也さんは「これが決め手だから」野村沙知代さんは「なんでも適当に入れて、あとで味を整える」などコメント。あとは具材を煮ればキャッチャーなべの完成。名前の理由について野村克也さんは「具材をみんな受け止めているでしょ」などコメント。VTRの中で野村克則さんは「キャッチャーはやりたくない」と話していたが、プロ野球に入団したときにはキャッチャーとなっていた。現在は阪神タイガースの一軍バッテリーコーチとなっている。野村さんは当時の撮影のことなどを覚えているそうで「父はナイターゲームなどで家を空けることが多かった。一緒に食事する機会がなくて寂しかった。ただ、この鍋は家族が集まるときに食べる鍋ということで幼いころとても記憶に残っている。父はとにかくカニが大好きでむいてくれた」などコメント。
蔵出しセレクション。西川ヘレンさんが長女のかの子さんと一緒に家庭の自慢料理を紹介した番組(2007年、きょうの料理)を紹介。最初に紹介してくれたのは夫の西川きよしさんが大好きだという肉じゃが。西川ヘレンさんは「我が家では野菜は大きめに切って、お出汁たっぷりでに崩さないように炊く。牛肉は切らない」とコメント。続いて鍋に具材を入れていくが、これも西川流で、重ねながら入れていくのだそう。そして煮汁には西川家の料理には欠かせない、かつお節やさば節などを煮出して作った秘伝だしを使う。秘伝だしで作った煮汁をたっぷり加え、最初は強火でひと煮立ち、あとは弱火で40~50分煮れば西川家の人気メニュー肉じゃがの完成。
西川家の秘伝だしを使って、今度はロールキャベツを作る。まずは肉ダネを作る。粘り気が出るまでしっかりと混ぜ合わせ、下茹でしたキャベツで具材を巻く。ここで登場するのが西川家の秘伝だし。このだしとチキンスープで作った煮汁を加えて30分ほど煮れば完成。秘伝だしは和洋中どの料理にも合う“万能だし”なのだそう。
金融市場関係者は利上げの時期を占う指標となる存在として「OIS金利」を注視しているという。金融機関が日銀の政策金利を予測した数値となっているが、東短リサーチは6月に利上げを行う確率は約0%と予測している。今年3月末時点では約55%だったことから大きく利上げの動きが減っている事となる。背景にはトランプ政権が4月に入って相互関税を発表したことから3月時点と状況が変わったことがある。一方で7月までに約4%、9月まででは約19%、10月までで約38%、12月までで約52%といい、米中貿易協議が進展していることから一定の楽観視が見られるものとなっている。これに対し日銀の植田総裁は「不確実性は極めて高く十分中止していく必要がある」と警戒を続ける様子を見せていて、日銀が追加利上げした場合は政策金利は0.75%と30年ぶりの高い水準となる見込み。
広島県の学校ではNHKが手掛けた被爆を体験できるVR映像を生徒が体験し、生徒は「知った気になっていた」と話す様子を見せていた。この映像は当時中学生だった被爆者の兒玉光雄さんによる証言から作られていて、1945年の学校では生徒が楽しそうに談笑する様子を見せていて、机や床の傷や天井・窓など360度が本格的に作られる様子が見られる。賑やかな空気が広がる中、あたりが急激に明るくなりその直後外は何も見えなくなってしまった。多くの友人の助けを呼ぶ声が聞こえる中、少年はその場を去ることしかできないという姿が見られた。
広島県の被爆時の様子を描いたVR映像は埼玉・川口のNHKアーカイブスでも閲覧することが可能となっている。映像を手掛けた横井秀信さんは被爆者に話を伺う中多くの方が亡くなってしまった、つらい思いを伝えてくれた中でどういうふうに言葉を伝えていくか考えた中で新たな映像表現を使うことを考えたと振り返った。VRは人の体験を自分の体験のように感じることができるのが特徴であり、ハラスメント被害者の体験や認知症の方の体験を知ることにも活用されているが、ここから自分が現場にいたらどういうふうに感じるのかを想像してもらいたいとしている。被爆者の証言に基づいていることから痛ましい映像も含まれ注意が必要となっている。
VR映像のモデルとなった証言を行った兒玉さんは5年前に亡くなる直前まで被爆の証言を続けてきた。12歳のときに爆心地から850mほど離れた中学校で被爆し、中学校では288人の同級生を失った。自分だけが生き残ったことが申し訳ないという気持ちだったと振り返っている。同級生のケガの詳細や発せられた言葉が記録されていて、美術を学ぶ学生に被爆の苦しみを伝えて描いてもらい添削する活動も行った。兒玉さんが衝撃的だったというのはプールでの出来事だといい、真っ赤に焼けた体を癒やすように浮いてしまっていた人も多くいるプールに入っていった様子だという。映像は映画メイクや特殊メイクの専門家とともに当時の映像を再現し、その姿を特殊なカメラで撮影してCGと合成する方法で作られている。
伊藤さんは原爆の恐ろしさをVRで伝えた映像について、被爆した方々からはこんなもんじゃないという話もあるかもしれないが、原爆が落とされた後の広島を実感できた、事実に忠実に制作されていると思うと振り返った。横井さんは映像の服装は当時の手記などから表現されたものの、兒玉さんからはどれだけ言葉を尽くし絵などで表現しても当日の惨状を表現することはできないとの話が聞かれたと明かし、リアルに作ることはできなくても原爆で何が起きたのか実感してもらうことが大切と話している。広島市は被爆の体験や平和への思いを伝える被爆体験伝承者を要請しているが、伝承者たちはVRの内容を伝えた授業を行う様子を見せている。
被爆体験の授業は兒玉さんの被爆した場所に建つ高校で行われ、40名以上の参加を希望した生徒が放課後に集まった。非常時だったことから夏休みもなく学校に動員されたのだという。伝承者は兒玉さんが多くのがんを患いながら最後まで体験を伝えようとしたことを伝え、闘病しながらも2人の伝承者を送り出した、思いを継いで皆さんに伝えなければいけないと思っていると振り返った。生徒は仲の良い友だちと急に別れることを考えて込み上がってきた、人の心に響くような行動をやっていきたいなどと感想を話した。
兒玉さんの被爆経験をVRにした映像を見た生徒は涙を流す様子も見られた。被爆後の人生や語り部としての思いに心が揺さぶられたのだと思うと横井さんは振り返った。今後の課題については技術が進歩してリアルになるほど分かった気持ちになってしまうというリスクも高まっていくことと言及し、兒玉さんという被爆者の記憶の一部を私のような被爆体験のない人が映像化したものであることは理解してほしいとまとめている。埼玉・川口市のNHKアーカイブスではこの映像を9月28日まで一部曜日に展示するが、VRは9歳以下の子どもを対象にしていないので確認が必要となる。
長崎県で被爆し93歳の今も核兵器を廃絶するために活動を続ける日本被団協の田中煕巳さんを迎えたNHKアカデミアのオンライン収録が行われる。田中さんへの直接質問も可能となっていて、収録日時は6月27日・収録の応募は6月15日午後11時59分までとなっている。
今回は妻夫木聡さん演じる八木信之介と同様にキーマンとなる辛島健太郎を演じる高橋文哉さんにインタビュー。今週の放送で福岡・小倉に入った嵩と先に招集されていた健ちゃんが再会するシーンが流れた。このシーンについて高橋さんは「嵩との再開する戦争に行って出会うシーンはすごく印象的で。嵩と一緒に歌うシーンはやっていても楽しかったし、戦地の大変な時期をすごしたときに親友と再会するというのは2人にとっても大きかっただろうなと思う」などコメント。この小倉連隊のシーンでもうひとつ印象に残っているのが“軍隊は頑張らんやつには死ぬよりつらかよ。頑張ればそれなりによかとこばい”というセリフということで、高橋さんは「僕らも意識したところはたくさんある。健太郎としてその戦地に対してできることはなんだろうと考えた。頑張らんやつには死ぬよりつらかよというのは、自分に言い聞かせている部分はあるだろうなと」などコメント。
今回はキーマンとなる辛島健太郎を演じる高橋文哉さんにインタビュー。高橋さんはこれまでに一番印象に残っているシーンについてギターのシーンと即答。しかも2つあるそうで「海のシーンで千尋と嵩と歌ったりするシーン。あのシーンはすごく覚えている。ギター練習も3、4か月ぐらいした。頑張ったなと」などコメント。もうひとつの印象に残っているギターのシーンはカフェで図案科の歌を歌うというもの。また、健太郎という人物にはかなり愛着を感じているというという高橋さんは「健太郎にしか言わせられないセリフはたくさんあると思うので。頼っていただけてうれしい」などコメント。最後に視聴者へのメッセージとして「この健太郎という役が愛されているのは見ていただいている皆さんのおかげ」など話した。
連続テレビ小説(月曜~土曜朝8時から放送) あんぱん 来週の見どころを紹介。
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北海道・羅臼町から中継。きょうのミッションは「“ハモじゃないハモ”と“焼いたシャチ”を味わえ!」。野村浩司さんはハモじゃないハモについて「クロハモ。実際にはハモではない、イラコアナゴと言う深海魚。見た目がそっくりなので地元では黒ハモ丼と呼んで昔からお馴染み。(クロハモは)ほとんど市場に出回らないため希少な魚。キンキとかタラを狙った針にたまたま引っかかってくる。味はさっぱりとした感じ」などコメント。野村さんは実際に黒ハモ丼を調理している様子を紹介。
連続テレビ小説 あんぱんについてのメッセージを紹介。福岡県の視聴者からの「舞台が小倉に移りました。戦時下の厳しい現実を突きつけられる中、健ちゃんとの再会は嵩にとって一筋の光でしたね。アンパンマンのなんのために生まれて、何をして生きるかが戦争で命を落とすためじゃないんだという。嵩と健ちゃんはまた一緒にカレーライスを食べられるといいな」というメッセージを紹介した。
募集テーマ「妄想・わたしが演じてみたい役」のメッセージを紹介。岡山県の視聴者からの「やはり弁護士か検察官でしょうか。びしっとしたスーツを身にまとい異議あり、今の質問は被告人の不利益な方向に誘導尋問していますというセリフを声を張って言ってみたい」というメッセージを紹介した。また、千葉県の視聴者からの「女性医師の草分け荻野吟子さん。時代も時代というだけに、男性社会の中で大変苦労され、若くして亡くなられ非常に残念に思う。今の時代だからこそ立場の弱い人の支えになりたい。来年冬にの夫のふるさと北海道に移り住みますが、よそ者と嫌われたとしても民生委員や保護師などになれたらと色々勉強を始めました」などコメント。