- 出演者
- 児嶋一哉(アンジャッシュ) ウエンツ瑛士 ヒコロヒー 齊藤京子(日向坂46)
静岡・沼津市「魚河岸 にし与」の西原さん夫婦に密着。沼津漁港で働く人々の胃袋を支えている。朝6時の開店に合わせて早朝4時半から仕込みを行う。お店は満席が続く人気店。約100種類のメニューの中でも一番人気は「アジフライ」。こだわりのパン粉は特注だという。
西原さんは和食の店で修業し31歳で独立。30年以上、1日18時間働き続けた。67歳の時に倒れてしまったが漁港で働く人々のために朝の営業だけは絶対にやめなかった。開店時間の10分前にオープンし、続々と客が来店した。
静岡・下田市「市場の食堂 金目亭」の上野さんに密着。朝7時オープンの金目鯛の専門店。観光客が押し寄せる人気店。開店時間前に3種の金目鯛を使った一番人気の朝メシを仕上げていく。上野さんが店をオープンした理由は、日本一漁獲量の多い金目鯛を全国に発信できる店を作ろうと思ったためだという。最初は漁協脇に即席で作った小屋から始まり口コミで話題となった。
静岡・熱海市「Himono Dining かまなり」の木村さんに密着。去年1月にオープンした朝8時開店の干物料理専門店。人気の秘密は干物とは思えないアレンジ料理。店の母体は創業から150年以上の干物屋「釜鶴」。食べる機会が減ってきたため干物の可能性を発信するためアレンジ料理を作っている。
山梨・甲府市「ずんちゃんパン」の深澤さんに密着。創業から約60年の老舗のパン屋。店に並ぶのは惣菜パンや菓子パンなど30種類。人気の秘密はボリューム満点で全てのパンが190円以下とリーズナブルなこと。夜11時10分、仕込みを開始。ずんちゃんパンの菓子パン生地は1種類のみ。
深澤さんは毎日30種類、550個のパンを1人で作っている。パン生地が完成したら揚げアンパン、新チョコパンなどを成形し発酵する。作業は全て同時進行で行う。安さとボリュームのこだわりには父から受け継がれた子どもが1人で買いに来て買って帰れる値段にしたいという想いがあった。
「ずんちゃんパン」の深澤さんに密着。発酵が完了したら焼成する。焼きの工程が始まると大わらわ。新しいパンを作りながら焼き加減をチェックして同時進行で進める。ずんちゃんパンの創業は昭和38年。両親が結婚と同時に夫婦で店を始めた。父から店を受け継いだのが2代目の秀明さん。3時間40分かかり10種類148個のパンが焼き上がった。お客さんに少しでも安く提供するため自分でできることは全て1人で行っているという。
「ずんちゃんパン」の深澤さんに密着。深夜3時40分、ここからは惣菜パンの具材の調理を開始。安さへのこだわりには先代である父の想いがあった。戦後の食糧難を経験した父は中学卒業後にパン屋で修業し昭和38年、27歳でお店をスタート。父の信念である低価格の販売は家計を圧迫していったが、社会の変化と戦いながら低価格路線を守ってきた。
深澤さんは高校生まで家業が嫌いだったという。高校卒業後はメーカーに就職したが20歳を越えると心境に変化があった。お客さんの顔が見える仕事がしたいという思いが芽生え、東京のパン屋での2年の修業を経て25歳の時に「ずんちゃんパン」へ。以降、家族3人で店を守ってきた。早朝6時、ここからは惣菜パン・菓子パンの仕上げを行う。朝7時、オープンと同時に続々とお客さんがやって来た。
開店後は残り11種類の惣菜パン作り。すぐに品薄になってしまうため休む間もなくどんどん作って補充していく。大人気の「ずんちゃんパン」だがかつて店の存続が危ぶまれた事件があった。父が椎間板ヘルニアを発症し入院・リハビリ生活が続き、父の味に追いつくため精進の日々が続いた。現在、一番の人気を誇るのは父の療養中に深澤さんが開発した「たくあんパン」。父は3年前に他界、母も去年12月に他界した。母が毎晩7時間かけ仕込んでいたポテトサラダを入れた人気パンの味は引き継げなかったという。
「ずんちゃんパン」の深澤さんに密着。開店から4時間30分、550個全てが完売した。閉店後も翌日の仕込みを約4時間、清掃を約1時間行う。全ての仕事を終えたのは夕方5時50分。夕方6時、朝ご飯にカレー丼を食べた。
岩手・大船渡市のホタテ漁師夫婦に密着。奥さんはフランス人。リアス海岸はホタテ養殖に最適の環境で佐々木さんは二代目ホタテ漁師。深夜2時半、収穫を開始。
いかだと呼ばれる仕掛けでホタテを吊り下げて育てる。ホタテのエサとなるのは海中のプランクトン。ホタテをプランクトンの多い水面近くに吊るすことで栄養豊富で良質なホタテが育つ。佐々木さん夫婦は約40万枚のホタテを養殖している。朝5時までに出荷するために夜中に漁に出る。ホタテを獲るのは淳さん、音で選別するのがイザベルさんの役割。深夜3時半、引き揚げが終わったら2人で選別を行う。美味しくするためにストレスを与えないことが重要。絶妙な深さで育てることが大切で位置を保つためにウキの手入れも欠かせない。
2人のホタテのオススメの食べ方はフライやホタテキッシュ。空手を習っていたイザベルさんは22歳の時に交換留学で京都大学に通った。大学を卒業後は日本に移住し東京の会社に就職した。東日本大震災をきっかけにボランティアに参加し配属されたのが大船渡だった。地震発生の瞬間、淳さんは船の上にいた。イザベルさんは毎日大船渡復旧のために尽力し、活動を続ける中で大船渡が好きになり復興に貢献したいという思いから大船渡に移住。地域おこし協力隊に入り大船渡の魅力を世界中に発信した。
ホタテ漁師の佐々木さん夫婦に密着。この日は5本の仕掛けを引き揚げ選別を繰り返し1時間30分で110kgのホタテを収穫。収穫したホタテは港で洗浄し重さを計って業者に渡す。2人が出会ったのは2012年。震災後の港を復興するイベントで共通の趣味が空手だったことで意気投合。海外メディアへの取材で淳さんのインタビューで通訳を担当したイザベルさんは記者からのネガティブな質問に素敵な答えを返す淳さんに惹かれたという。お互いに惹かれ合い交際に発展、2020年に結婚した。
ホタテ漁師の佐々木さん夫婦に密着。朝6時半、2人は淳さんの母が作った朝メシを食べた。震災で出会った2人は北陸の震災にも1日1日を乗り越えるよう頑張ってほしいという思いを語った。
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