- 出演者
- 児嶋一哉(アンジャッシュ) ウエンツ瑛士 シュウペイ(ぺこぱ) 松陰寺太勇(ぺこぱ)
オープニング映像。
深夜2時、大阪府泉佐野市にあるヨッシャ食堂では仕込みが行われていた。泉佐野漁港が近く、漁港で働く人たちに向けて朝4時にオープンするため。開店から約80種類のメニューを揃えている。この店のイチオシは玉子焼。北海道産の昆布と高級料亭などで使用される最上級の鰹節を使うなどしている。
深夜3時45分、横浜市金沢区にあるブレーメンではパンの仕込みが行われていた。朝7時にオープン。約100種類の品を揃えるため、深夜から仕込みを始めないと間に合わないという。柴漁港に近く、創業当時、父・圀好さんと地元漁師が協力して作ったシャコパンが大ヒット。二代目の大輔さんはこのパンを超えるものを作りたいと、変わったパンを多く手掛けている。大輔さんが8年の歳月をかけて開発した一日限定15個のアジフライコッペは地元の人からも大好評だ。
船橋市地方卸売市場の敷地内にある大乃家食堂は週末には5時間の行列ができる人気店。半世紀以上もの間、市場で働く人の胃袋を支えてきた。メニューは海鮮や家庭料理など約30種類。その中でも特に人気なのが銀ダラの煮付け。
市場で働く人の胃袋を支える大乃家食堂に密着。早朝4時、好江さんは市場の魚屋や八百屋に配達するおにぎりを作っていた。その量は一日に100個にも及ぶ。そのできたてのおにぎりを雅哉さんが市場と食堂の往復を繰り返して運んでいる。早朝5時30分、雅哉さんは食材の仕入れをしていた。仕入れた魚を捌くのは雅哉さんの担当。大事な料理の味付けは好江さんが目分量で行っている。朝6時、定食の仕込みがラッシュを迎えていた。
市場で働く人の胃袋を支える大乃家食堂に密着。2か月前、好江さんに脳動脈瘤が見つかった。血管にできた瘤で放置するとくも膜下出血などの危険性がある。死をも覚悟した好江さんには一つ気がかりが。それは、自分の頭の中にしかない大乃家食堂の味を雅哉さんに受け継いでいないこと。味が伝授できぬまま1か月が過ぎ去り、迎えた手術前日、雅哉さんは好江さんがいない店で50年以上受け継ぐ全てのレシピを発見した。命に関わる大手術を前に、好江さんはレシピを書き綴っていたのだ。そこには、好江さんの息子への想いやずっと守ってきた食堂への想いが込められていた。そして、5時間に及ぶ大手術は成功。好江さんはわずか2週間で食堂に復帰した。
濱田岳が「黄金の刻〜服部金太郎物語〜」の告知をした。
相棒 season 22の告知。