- 出演者
- 小峠英二(バイきんぐ) 村瀬美幸
今回、チーズの知られざる魅力を徹底解明。
オープニング映像。謎解き戦士!ガリベンガーV~フェニックスVer~.が流れた。
特別講師を務める村瀬美幸さんはチーズの専門家で、フランス語でフロマジェと呼ばれる。欧州各国を歴訪し、食してきたチーズは約1000種類にのぼる。
村瀬先生は世界のチーズを紹介し、小峠英二は最もニオイが強烈なチーズに魅入られていた。チーズの表面を蒸留酒で洗いながら熟成させた一品で、濃厚でミルキーな味わいとなっている。続いて、リコッタチーズは裏ごしした豆腐のような食感で、ミルクのほんのりとした甘さ、風味を特徴とする。小峠は水牛、乳牛のミルクで作られた2種類のリコッタチーズを食べ比べし、水牛の方が脂肪分が多いのでジューシーさが増す。電脳少女シロはブッラータチーズ、ルルンはブルーチーズがお気に入りだという。
小峠は溶かしたラクレットチーズをパンにかけて実食した。牛乳に含まれるたんぱく質の約80%はカゼインで、レンネットを加えると乳が固まる。加熱すると、脂肪が溶け、チーズがとろける状態になるという。
日本産のチーズは海外のコンテストで賞に輝くこともあり、今回、高く評価されたチーズが用意された。村瀬先生は「ヨーロッパと違って日本は軟水で、ミルクの味がマイルド。牛のエサも異なる」などと語った。稲わら、自生するアスパラ、タケノコを与えたりしているという。そして、日本の職人はチーズの見た目にこだわり、独創的だという。
イギリス産、日本産のブルーチーズが用意された。青カビを繁殖させるが、毒素は出さず、乳脂肪を分解して滑らかで香り高いチーズに仕上げるという。イギリス産はピリッとした刺激があり、味の余韻も続く。一方、日本産はなめらかな口溶け、後味のうまみが特徴で、小峠は「食べやすい」と話す。
甘口の田楽味噌に漬けて熟成させたチーズが用意された。村瀬先生は好みの味噌にチーズを漬ければ、作れてしまうと話す。今、ご当地チーズが生まれていて、ルルンは糠漬けにハマってチーズを漬けたことがあると明かし、小峠は「意外と家庭的だね」と語った。小峠はリコッタチーズが気に入り、おかわりをお願いしていた。
謎解き戦士!ガリベンガーVの次回予告。
謎解き戦士!ガリベンガーVの次回予告。