- 出演者
- 檜山靖洋 勝呂恭佑 井上二郎 神子田章博 赤木野々花 近藤奈央 是永千恵 伊原弘将
オープニング映像と井上アナらによるあいさつ。
政治資金規正法改正に向けて自民党が、公明党と日本維新の会の主張を踏まえて修正した法案は昨日の衆議院本会議で3党などの賛成多数で可決され、参議院に送られた。法案では連座制導入のため収支報告書の確認書の作成を議員に義務づけ、パーティー券の購入者の公開基準額を20万円を超えるから5万円を超えるに引き下げるとしている。また党から支給される政策活動費について、項目ごとの使い道や支出した年月を開示し10年後に領収書などを公開するとしている。法案はきょう参議院の特別委員会で審議入りし、自民党は今月23日までの国会の会期内に成立させる方針。これに対し立憲民主党は、自民党の法案では企業団体献金が禁止されておらず、政策活動費の透明性を確保する具体的な制度設計も今後の検討事項となっており不十分な内容だと批判している。立憲民主党は法案には実効性がないとして引き続き追及していく方針。また岸田首相の下では政治改革が進まないとして、会期末を見据え内閣不信任決議案の提出も視野に対応を検討している。
大阪の国立民族学博物館で展示されているガザ地方の衣装。クロスステッチと言われる×印のように縫う刺しゅうが特徴となっているが、こうしたパレスチナの文化や人々の生活に目を向ける人たちが今、日本で増え始めている。先月、東京都内で期間限定で開かれた催しで販売されているのはパレスチナの刺しゅうをあしらった日本の着物の帯やキーホルダー、ポーチなどの小物。現地でパレスチナの人たちが作ったもの。10年ほど前から催しを開いてきた山本真希さんは「会場を訪れる人たちに変化を感じている」「手芸業界の人からも“ワークショップ”をやってください”とかパレスチナの文化、パレスチナの刺しゅうへの関心が広がっていると感じている」と話していた。
長年、パレスチナの文化を研究してきた国立民族学博物館・菅瀬晶子准教授は「これまで遠く離れたパレスチナへの関心は日本では限定的だった」とした上で、「今回(去年10月以降)は広範囲でパレスチナに関心を寄せている人が多くなっている」と話していた。関心の広がりは食の分野にも。茨城県つくば市で開かれたフェスティバルでは、家庭で日常的に食べられている料理が提供された。出店したのは父親がパレスチナ、母親が日本出身のラクマン来良さん。去年10月以降、パレスチナにいる親戚が危険にさらされる中、現地への支援を訴える催しを開いてきた。こうした連帯を示す活動にはパレスチナに関わりを持ってこなかった人たちも積極的に参加している。来良さんの取り組みに協力しているのは子どもを通じて知り合ったママ友たち。文化への理解を深める取り組みが進んでいることについて菅瀬准教授は「文化を少しでも知ることで、遠くの人ではなくて隣に住んでいる人と同じだという感覚を持つことができる。とても大事なこと」と話す。
新潟県の「佐渡島の金山」は、伝統的な手工業で17世紀には世界最大の金の生産地になったなどとして、日本政府が世界文化遺産への登録を目指し、ユネスコに推薦書を提出していた。これについて、ユネスコの諮問機関「イコモス」が、4段階ある評価の上から2番目の「情報照会」の勧告をまとめた。文化庁が昨夜開いた会見によると、勧告では、佐渡島の金山は世界遺産への登録を考慮するに値するとした一方、完全性、真実性を満たすため、江戸期よりあとの証拠が大部分を占める一部の地区を除くことなど、3点の追加情報を求めている。去年は、イコモスに「情報照会」と勧告された6件中6件がその年の世界遺産委員会で世界文化遺産に登録されていて、政府は“来月インドで開かれる世界遺産委員会での登録を目指し、対応していく”としている。これを受けて新潟県の花角知事は、“勧告を真摯に受け止め、国や佐渡市と連携し、全力で取り組んでいく”とコメントしている。「佐渡島の金山」を巡っては、韓国が“朝鮮半島出身の労働者が強制的に働かされた場所だ”として反発した経緯があり、政府は韓国と丁寧な議論を行っていく姿勢を示していた。イコモスは今回、追加の勧告として、鉱業採掘が行われたすべての時期を通じた資産に関する歴史の説明や展示戦略を策定し、施設などを整えるよう配慮を求めている。一方、韓国外務省は今のところ、“当事国ではないわれわれが勧告結果を確認するのは適切ではない”と述べるにとどめている。韓国の連合ニュースは、“韓国政府が求めてきた強制労働の歴史全体を反映させるよう事実上勧告したものだ。今後、韓日の間でしれつな外交戦が予想される”と伝えた。
一昨日に発表された合計特殊出生率(1.20)。去年も過去最低を更新して少子化は一層進んでいる。今、その要因の一つとして注目されているのが男性の長時間労働。働く女性が増えて男女共働きが当たり前になる中で、国内では高度経済成長期に定着した長時間労働・休日出勤といった働き方が今も根強く残っている。専門家はこうした働き方を“マッチョ労働”と呼び、少子化の背景にある大きな課題だと指摘。実態を取材した。IT関連会社の正社員として働く中井麻紀さん(夫は長時間労働…“2人目は埋めない”)、岐阜県岐阜市にある社員約70人の会社(女性社員の視点で“脱マッチョ労働”)を紹介。合計特殊出生率の推移、男性の長時間労働と出生率(2021年)、男女別の生活時間(週全体平均/内閣府「男女共同参画白書」)をグラフで紹介。政府も危機感を持って少子化対策を強化(児童手当や育児休業給付の拡充等)しており、様々な支援策が示されている。専門家は「経済的な支援を拡充させることは必要だが、今後より重要になるのは働き方を変える仕組みを作ること」と指摘。
岐阜の建設会社では就学前のこどもがいる社員は子連れ出社が認められている。10年ほど前は男性社員がほとんどで長時間労働が当たり前と、どんどん社員が減り、倒産寸前だったが、社長は女性社員に助けを求め、働き方改革を行った。ノー残業デー、推し活休暇などを実現させていった。社員の意識も高まり、新たな企画開発につながり、売上も伸び、賃上げも実現できたという。
長時間労働を減らす取り組みは多くの会社で進んでいる。政府も危機感を持って少子化対策を強化しているが、専門家は「今後重要なのは、働き方を変える仕組みを作ること」と話す。
三菱UFJフィナンシャルグループ傘下の銀行と証券会社2社が、顧客企業の非公開情報を同意を得ずに共有していた等として、証券取引等監視委員会が3社に行政処分を行うよう金融庁に勧告する方向で検討している事が関係者への取材でわかった。関係者によると、勧告の対象として検討しているのは三菱UFJ銀行・三菱UFJモルガンスタンレー証券・モルガンスタンレーMUFG証券。顧客企業の利益等を守る為、法令によって同じグループの銀行・証券会社の間の情報共有を制限する「ファイアーウォール規制」が設けられているが、関係者によると証券取引等監視委員会が検査を進めた結果、3社が企業の経営戦略に関わる非公開情報を顧客企業の同意を得ずに共有していたと見られる事がわかったという。更に三菱UFJ銀行は顧客企業に対し、銀行には認められていない有価証券の勧告行為も行っていたと見られ、監視委員会は3社に行政処分を行うよう金融庁に勧告する方向で検討。
伊原弘将アナウンサーが高齢化で人手不足が深刻な農業に現れた強力な“助っと”を紹介。GPS搭載・無人の自動田植え機だった。
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- 平塚(神奈川)
ドイツやフランスなどユーロ圏20か国の金融政策を束ねるヨーロッパ中央銀行は6日理事会を開き、0.25%の利下げを決めた。利下げに踏み切るのは4年9か月ぶり。ヨーロッパ中央銀行は、一時は消費者物価の上昇率が10%を超えるなど申告となったインフレを抑え込むため、おととし7月から10会合連続で利上げを行いその後も高い金利水準を維持していた。このところの物価の伸び率が2%台と落ち着き、景気への影響の懸念が高まったため利下げに踏み切った。ラガルド総裁は今後について「会合ごとに経済指標などを注意深く見ていく」としている。
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- クリスティーヌ・ラガルド欧州中央銀行
ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナに進出し、復興を後押ししようという日本企業の関係者らが首都キーウを訪れ地元企業との商談会に臨んだ。会合には農業などの日本企業10社とウクライナ企業約20社の代表が参加した。兵庫県のIT企業は、衛星画像やAIで農地状態を把握し肥料削減につながるサービスを紹介していた。
ニューヨーク・マンハッタン島の渋滞緩和策は、60丁目より南に乗り入れる全ての車から15ドル(2300円余)を徴収する制度が今月30日から始まる予定だった。ニューヨーク州・ホークル知事は「多くのニューヨーカーがインフレと生活費の高騰に直面している」として“渋滞税”とも呼ばれる制度を無期限に中止することを明らかにした。
帝国データバンクによると、来年の大阪関西万博を控える関西の旅館ホテルで「正社員の人手不足」と答えた割合は88.9%と他業種に比べ高い数字になった。調査会社は新型コロナの感染拡大で離れた従業員が戻らない一方、相次ぐホテルの開業で外国人観光客の増加など人材の取り合いになっていると分析している。
パリ五輪でメダル獲得が期待される宮本昌典が意気込みを話した。ウエイトリフティングのパリ五輪日本代表に内定した3人の選手:女子49キロ級・鈴木梨羅選手、男子73キロ級・宮本昌典選手、男子102キロ超級・村上英士朗選手が会見した。宮本選手は「男子(の日本選手)では40年、メダルが遠のいているので、メダルを持って帰ってこられたら」と語った。宮本選手、東京五輪はコンディションを崩して7位。その悔しさを胸に五輪選考レースでは世界3位と実力を伸ばしてきた。
パリーグ首位のソフトバンクの周東佑京。持ち味は俊足で、これまでに盗塁王を2回獲得、今季の盗塁数はリーグトップ。さらに4月は打率.346と1番バッターとしてソフトバンク打線を牽引した。会長付特別アドバイザー兼シニアコーティネーター・城島健司から連日打撃指導を受けた。周東は「自分が一番自分に期待している。周りが期待するよりももっとできると思っている」と話す。宮崎の映像。
為替と株の値動きを伝えた。