- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 赤木野々花 藤重博貴
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。
11月の米国大統領選挙について。バイデン大統領の選挙戦からの撤退を受けて、与党民主党は、後継の大統領候補にハリス副大統領を正式に指名するため、代議員による投票を1日からオンラインで行っている。投票期間は5日まで続くが、党全国委員会のハリソン委員長は2日、ハリス氏の陣営が開いたオンラインのイベントでハリス氏がこれまでに指名に必要な過半数の票を獲得し、党の大統領候補として指名されることが決まったと明らかにした。電話で参加したハリス氏は、5日に投票が締め切られたあと、正式に指名を受諾する考えを示した。ハリス氏は共和党のトランプ前大統領と対決することになり、当選すれば、米国史上初の女性の大統領となる。民主党としては、およそ3か月後に迫った選挙に向けて党の結束強化を急ぎたい考え。
11月の米国大統領選挙の与党・民主党の候補について、久枝記者のリポート。代議員による投票は現地5日までの予定だが、民主党は早くもハリス氏が過半数の票を得たと発表した。民主党そしてハリス陣営としては挙党態勢であることを打ち出し、できるだけ早く選挙戦を本格化させたいという思惑があると思う。現職大統領が選挙戦から撤退するという異例の事態を受けて民主党は急きょ、仕切り直しを迫られているが、投票日まで100日足らずと時間は限られている。それでも世論調査を見ると、ハリス氏は共和党のトランプ前大統領を追い上げ接戦に持ち込んでいて、ハリス陣営としては、この勢いを加速させたいものと見られる。ハリス氏が誰を副大統領候補に選ぶのか関心が集まっている。ハリス氏が女性で黒人、アジア系でもあることから、みずからとは違う白人の男性を選ぶ可能性があると見られていて、州知事や上院議員の名前が取り沙汰されている。ハリス氏は来週、副大統領候補と共に大統領選挙の結果を左右する7つの激戦州を5日連続で回る予定。新たな顔ぶれでどのような政策を訴えていくのかも注目される。
2日のニューヨーク株式市場は、この日発表された米国の先月の雇用統計で、就業者数の伸びが市場の予想を大きく下回ったことや、失業率が4か月連続で上昇したことから景気減速への警戒感が高まった。このためダウ平均株価は、一時900ドルを超える大幅な値下がりとなり、終値は前日に比べて610ドル71セント安い3万9737ドル26セントだった。ハイテク関連銘柄の多いナスダックの株価指数も一時3%を超える大幅な下落となり、終値も2.4%の下落となった。一方、ニューヨーク外国為替市場では雇用統計を受けて、FRBが利下げのペースを早めるのではないかとの見方が広がって、日米の金利差の縮小が意識されドルを売って円を買う動きが強まった。円相場は一時、1ドル146円台半ばまで値上がりした。1ドル146円台をつけるのはおよそ4か月半ぶり。市場関係者は前日に赤字決算を発表した半導体メーカーのインテルの株価が急落するなど企業業績の先行きにも懸念が広がり、投資家の間で当面のリスクを避ける姿勢が強まったと話している。
8メートル以上の高さに成長したリュウゼツランが先月、花を咲かせた。リュウゼツランは米国南西部からメキシコに自生する植物で、日本には観賞用などとして持ち込まれ、数十年かけて育ったあと1度だけ花を咲かせて枯れる。ことしはこの花、春から夏にかけて各地で相次いで咲いて、SNS上でもかなり有名になって話題になっている。
全国の気象情報を伝えた。
パリ五輪。フェンシング男子エペ団体決勝:日本26−25ハンガリー。古俣聖は連続ポイントで追い上げた。加納虹輝が延長にするも敗れた。日本は銀メダルを獲得した。
バドミントン混合ダブルス3位決定戦:東野有紗/渡辺勇大とチェ・ユ ジュン/ソ・スン ジェが対戦した。相手は世界ランキング2位の韓国のペア。東野有紗/渡辺勇大は銅メダルを獲得した。
バドミントン女子ダブルス・準決勝に志田千陽/松山奈未が登場した。相手は譚寧/劉聖書(中国)。シダマツペアは敗れ3位決定戦へ。松山奈未は「もう1回試合ができるので2人で笑顔で終われるよう精いっぱい頑張る」、志田千陽は「最後の試合なので悔いなく頑張りたいと思う」とコメント。
パリ五輪。オリンピック初出場、22歳の斉藤立。ロサンゼルス大会とソウル大会で金メダルを獲得した父親の仁さんとの親子2代での金メダル獲得を目指した。東京大会の金メダリストに一本勝ちするなど、勝ち上がる。しかし準決勝で敗れ迎えた3位決定戦。アリシェル・ユスポフ(ウズベキスタン)に技ありを奪われると一本を取られて敗れた。金メダルは地元フランスのテディ・リネール。5大会連続のメダル獲得で、金メダルはリオデジャネイロ大会以来3回目。
柔道女子78キロ超級2回戦:徐仕妍(中国)●−○素根輝。準々決勝:カイラ・オズデミル(トルコ)○−●素根輝。素根は敗者復活戦に回ったが、左ひざを痛めたため棄権。東京大会に続くメダル獲得はならなかった。増地克之監督によると素根選手は準々決勝で左膝を痛めたとのこと。今後の混合団体についても出場は厳しい見通し。
男子200m個人メドレー決勝。瀬戸大也は全体の5位で決勝に進んだ。フランスのマルシャンは今大会3つの金メダルを獲得している。瀬戸は7位だった。瀬戸は2大会ぶりのメダル獲得はならなかった。瀬戸大也は「この試合で自己ベストを出したかった」とコメント。男子100メートルバタフライの準決勝では、水沼尚輝が全体の8位で決勝に進んだ。
予選リーグを無失点で突破した日本。前半11分、強烈なミドルシュートを決められ今大会初失点を喫する。前半40分に細谷がボールを受け取ると振り向きざまにシュートしたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。後半28分、コーナーキックから豪快に決められて追加点を奪われる。試合終了間際にもコーナーキックからゴール。日本は2大会連続でスペインに敗れ、準々決勝敗退となった。
トランポリン決勝に進んだ森ひかるは、安定感のある演技で6位に入賞した。初出場の西岡隆成は、去年の世界選手権の銅メダリスト。1回目の演技で高さのある跳躍を見せるが5回目のジャンプで着地に失敗してしまう。2回目も着地が乱れ、最下位で予選敗退となった。
日本女子のエース早田ひなは、中国の孫穎莎に挑む。序盤、主導権を握られ先に2ゲームを取られてしまう。第3ゲームは4連続ポイントを上げて競り合いに持ち込んだが、流れを掴みきれることができずストレート負け。3位決定戦に進む。
ゴルフ男子第2ラウンドが行われ、松山英樹は通算11アンダーで首位タイとなった。中島啓太は30位タイ。アーチェリー混合団体は、野田紗月・中西絢哉ペアは準々決勝で敗退した。バスケットボール男子はブラジルに敗れ、予選リーグ3戦全敗となった。
過労死防止法に基づき国が行う対策を定めた大綱は3年ごとに見直されていて、厚生労働省が取りまとめた新たな大綱が昨日、閣議決定された。新たな大綱では5年前に多くの業種で設けられた時間外労働の上限規制について今年度から運送業と建設業、医師を含めた全ての業種に適用されるようになったことから、労働基準監督署による監督指導などを通して順守の徹底を進めていくことが明記された。過労死や長時間労働が多くあるとされる重点業種に「芸術・芸能分野」を追加し、過労死事案の分析などを実施していくこととしている。この他、企業に所属しないフリーランスの人たちを保護する法律が今年11月に施行されることを踏まえ、健康管理の強化の取り組みなどを進めるとしている。厚生労働省は「過労死を防止するための大綱は来年で発表から10年を迎える。これまでの成果と新たな課題への対応などを通し今後も過労死ゼロの実現に向け全力で取り組みたい」としている。
- キーワード
- 厚生労働省
東北を代表する夏祭り「青森ねぶた祭」が昨夜開幕した。青森ねぶた祭は歴史や神話などを題材に製作された高さ5mほどの勇壮な大型ねぶたが青森市の中心部を練り歩く。初日の昨日、ねぶたの周りではハネトと呼ばれる踊り手が掛け声をあげながら飛び跳ね太鼓や笛の音色と共に祭りを盛り上げた。青森ねぶた祭は今月7日まで行われ最終日はねぶたの海上運行や花火大会も行われる。
サイバー攻撃を未然に防ぐいわゆる「能動的サイバー防御」。政府内では重要なインフラを担う事業者が攻撃を受けた場合に国への報告を義務づける案が検討されている。対象は電気やガス、鉄道や航空など15業種が想定されている。いち早く最初の攻撃を把握することで被害の広がりを食い止める狙いがある。
「原子炉建屋の真下にある断層が将来動く可能性が否定できない」として事実上再稼働を認めない結論がまとまった福井県にある敦賀原子力発電所2号機。原子力規制委員会は事業者の日本原子力発電が求めていた断層に関する追加調査などは受け入れないことを決め、正式に不合格とするための手続きを進めるよう事務局に指示した。正式に決定されれば規制委員会発足後、初めて再稼働が認められないことになる。