- 出演者
- 今井翔馬 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像。
一方、東京ではきょうが夏の風物詩、隅田川花火大会の開催日。都心の最高気温はきのうに続いて35度を超えたが、花火大会の会場には多くの人が詰めかけていた。会場奥にある白いテントは救護所。暑さなどによる見物客の体調不良に備えている。実行委員会によると、ことしは92万人の観客が訪れることを想定しているという。花火を見る場所は、屋外ばかりではない。地上350メートル、花火を上から見下ろすことができる、東京スカイツリーの展望台では、特別な景色を涼しい中で楽しむことができる。花火大会は先ほどから始まっており、午後8時半までで、2万発余りが打ち上がるという。
西日本の太平洋側や奄美、沖縄には断続的に発達した雨雲が流れ込んでいる。台風8号から変わった熱帯低気圧などの影響と見られ、九州南部や奄美、沖縄では、あさってにかけて大雨になるおそれがある。あす夕方までの雨の量は、いずれも多い所で、奄美地方を除く鹿児島県で250ミリ、奄美地方で180ミリなどと予想されている。奄美を除く鹿児島県では、あす昼前にかけて線状降水帯が発生。災害の危険度が急激に高まる可能性がある。また活発な地震活動が続いている十島村でもこのあと大雨となる見込みで、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を。台風9号情報。
石破総理大臣はNHKの単独インタビューで、政策課題に引き続き取り組み、責任を果たしていくと強調した。アメリカの関税措置を巡る日米交渉の合意を確実に実行していく考えを示した石破首相はみずからの続投の意向に、自民党内で反発が出ていることについては「自分自身のことを考えればそれはいろんな判断がある。しかし行政の最高責任者としては自分自身のいろんな思いっていうのは抑えていかなきゃいけない。一切の私心を持たない。国民のために、あるいは国の将来のために身を召してやるんだということではないか」と述べた。また、野党が主張する消費税の減税について「消費税を減税しても社会保障は大丈夫だ、国家財政は大丈夫なのだと意見を出してもらい、共通の認識に基づく議論がどういうふうにして結実するかにかかっている」と述べた。
自民党内では石破総理大臣の進退をめぐって動きが続いている、山形県連は石破総理大臣に、党総裁を早期に退陣するよう求めることを決めた。また、去年の総裁選挙で高市前経済安保相の推薦人となった古谷元国家公安委員長は自身のFacebookを更新し「8月は重要な政治日程を控えているので。これらを総理大臣として対応した上で自らの判断で退任の決断をされることだ」と記した。一方、鹿児島県連は続投を求める申し入れを近く党本部に行うことを決めた。また森山幹事長は、あさって開かれる両院議員懇談会について「それぞれの意見を受けたまわりたい。参議院選挙の総括をする組織を立ち上げることへの理解もいただいて進めていきたい」と述べた。
NHKスペシャル「政界”大変動” 政局・関税交渉の舞台裏」の番組宣伝。
アメリカの関税措置をめぐり、今週合意した日本に続いて行方が注目されているEUとの交渉について、母親の故郷であるイギリス北部スコットランドを訪問中のトランプ大統領とEUのフォンデアライエン委員長が27日に会談することが明らかになった。滞在している大統領の一族の企業が所有するゴルフリゾート施設には大勢の警察官が巡回し検問所が設けられるなどものものしい雰囲気となっていた。今回の訪問でトランプ大統領はイギリスのスターマー首相と会談し、関税措置をめぐる交渉で他国に先駆けて5月に合意した貿易協定について協議するという。交渉への期待感などからニューヨーク株式市場はハイテク関連銘柄が多いNASDAQの株価指数とS&P500の株価指数がいずれも上昇。連日最高値を更新している。トランプ大統領がEUからの輸入品に30%の関税を課すとしている来月1日が迫る中、関税率の引き下げが焦点となる。
台湾で今日大規模な住民投票が行われた。最大野党の議員24人を対象にしたリコール請求の賛否を問うもので、開票作業が続いている。背景にあるのが台湾で影響力の拡大を図る中国の存在で、リコールを呼びかけた市民団体は、対象の議員らが中国の「浸透工作」に加担していると主張している。市民団体の街頭活動には「リコール賛成」を意味する「同意熊」と呼ばれるキャラクターを登場させ無党派層へのアピールも重ねてきた。台湾の議会「立法院」では最大野党の国民党が半数近い議席を持ち、これまで他の野党と連携し防衛費を含む予算を削減したり、中国による台湾侵攻などに備え防衛費の増額を目指してきた頼清徳総統は厳しい政権運営を強いられてきた。
住民投票では対象議員のそれぞれの選挙区でリコールへの賛成票が反対票を上回り、かつ、有権者数の4分の1以上になれば、罷免が成立する。リコール対象の国民党議員24人のうち多くが罷免され、その後の補欠選挙で民進党が6議席を獲得すれば、単独で過半数を確保できる。中国寄りと批判され、リコールの対象となった国民党の王鴻薇立法委員は去年、北京を訪れ、中国共産党の最高指導部メンバーと面会。しかし国民党は、こうした中国側との交流は経済協力や観光振興などが目的だとしていて、リコールへの反対を呼びかけ、蒋介石元総統のひ孫にあたる台北の蒋万安市長も活動を支えてきた。
台湾メディアの開票速報では対象となった国民党議員24人の選挙区の多くで反対票が優勢の状況。中国の圧力に対する危機感は若者や女性の間で強く、リコールの運動は有権者の一定の支持を得ていたと感じる。頼政徳総統も民意の現れだとして支持を明言し、一部のメディアは少なくとも10人の罷免が成立するといった市民団体側の見方を伝えた。しかし与野党の対立が深まる中、頼総統の支持率は低下傾向にあり、国民党について「不純物を取り除く」と強硬な発言をしたことなどが反発を招いた可能性がある。リコールへの賛成票が伸びず、議会の構図が変わらなければ、頼総統の政権運営はさらに厳しい状況に追い込まれることも予想される。
ドジャース・大谷翔平はレッドソックス戦に出場、新記録となる6試合連続ホームランはならなかったが4打数1安打1四球で6試合連続ヒットは放った。ドジャース5-2レッドソックス。
全国の天気予報を伝えた。
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