- 出演者
- 藤本美貴 杉村太蔵 山里亮太(南海キャンディーズ) 今田耕司 高畑淳子 乙武洋匡 ほんこん 池谷亨 西田亮介 池本洋一 吉村洋文 小原ブラス 末澤誠也(Aぇ!group) ティム・ケリー 今野忍 ゆうちゃみ 近藤太香巳 あまや
今回は観光大国スペインに学ぶ。オーバーツーリズムや民泊、移民受け入れ問題。日本はどうすればいいのスペシャル。観光客が増えすぎてスペイン人はウンザリ!?日本も共通して悩んでいるいろんな課題に次々と驚きの対策が。日本を良くするヒントを調査する。スペインでは導入されている観光客と地元民で料金に差をつける二重価格。日本ではなぜ進まない?日本維新の会代表・吉村大阪府知事と徹底討論。住居を宿泊施設として貸し出す民泊。バルセロナでは地元住民と観光客のトラブルが多発し、なんと2028年11月までに民泊を全面廃止すると発表。では同じ問題を抱える日本はどう対処したらいい?を徹底討論。
スペインはヨーロッパの中でも、経済が好調な国。2026年の経済成長率の見通しは、アメリカや日本を上回り、先進国やユーロ圏の中では、トップクラス。しかし、その裏には、オーバーツーリズムや、移民の増加など、様々な問題も抱えている。中でも今スペインで最も議論を呼んでいる社会問題が、移民受け入れ問題。日本でも少子高齢化による労働食不足を補うために、外国人の受け入れは避けられない一方で、外国人が増えたことで各地で外国人がかたまり、コミュニティを形成。それに伴い、一部で地域住民との摩擦やトラブルに発展することも。一方スペインでは、今年7月、とんでもない事態に。海から続々と、岸辺にあがる人々。一面を埋め尽くすほどに。これは7月30日、スペインのセウタから届いた映像。隣接するアフリカのモロッコから、この1週間で6万人以上の不法移民が泳いで入国した。スペインセウタは、隣接するモロッコから不法移民が入らないように国境のフェンスがあるが、フェンスを避けるために、海を渡って、国境を迂回。日本の場合、年間9700万人が訪れるスペイン。その観光都市、サグラダ・ファミリアがあるバルセロナで調査。移民街の様子を調査する。ビルの壁には落書きがいっぱい。バルセロナの中心部だが、多国籍なエリアが存在している。大半は、正規の手続きで入国し働く移民の人達。しかしその一方で、不法移民も増え続けている。コロナ禍の時に、金がなくなった一部の移民が、窃盗や強盗に手を染めてしまった。日本と同様、スペインでは少子高齢化が社会問題となっており、労働力の不足が叫ばれている。バルセロナ近くの村出身、内装業の棟梁、ジョルディさん51歳。一緒に働く部下たちの出身国は、エクアドル・コロンビア・パラグアイ、3カ国ともスペイン語が公用語。言語が同じという理由で、南米からの移民も多い。「ちゃんと働いて悪いことをしないなら、どこで生まれたかは関係ない」とジョルディさんは言う。現在、スペインでは7人に1人が外国籍。積極的に移民を受け入れてきた。それでもまだまだ労働食不足だという。すると、スペイン政府は、労働食不足を賄うために、賛否両論、日本では考えられない衝撃の政策を打ち出した。
日本では少子高齢化によって労働力が不足しているが、外国人を積極的に受け入れるべきなのか」などその対策が議論を呼んでいる。一方、今年7月に泳いで6万人以上の不法移民が入国したスペインでは、労働力不足を補うために賛否両論、驚きの政策を打ち出した。なんとすでにスペインで生活している不法移民50万人に対し、正式に滞在許可を与えるという。「ちゃんと働いてちゃんと税金を納めて」という受け入れ措置。移民の厳格化を推し進める国が多い中、ここまでの積極的な受け入れ体制はヨーロッパではかなり珍しいという。一方で「私たちだった働き手が必要だけど、今はリミットを超えすぎている。働いていないのに助成金をもらっている人もいる。私たちにとっては我慢ならない」という声も。
「日本は移民を…受け入れるべき?規制を強化すべき?」という議題で徹底討論。高畑さんは「私の家の真ん前が外国人専門アパートなんですよ。皆さんWi-Fiの調子が悪いのか、ベランダで母国と話すんですよ。夜に。静かで黙っている人が多い地域だけど私は黙ってない方なので『夜中だから静かに!自分の家に入りなさい!』(英語)で言った。そしたら皆さんどんどん生活態度が変わっていった。地道な努力で変わっていくんだね。その人たち、ウチの前に生ゴミとか置いていくんですよ。だから民生委員さんに相談している」などと話した。乙武さんは「これからも無制限に受け入れるのは反対。スペインが日本と決定的に違うと思ったのは、日本語を話す国が日本しかないというところ。日本は国民健康保険を滞納している外国人が多いが、怠惰や悪質よりも届いたものが読めないとかルールの周知徹底ができていないことで起こっているトラブルもある。それは彼らが悪いというよりも、言語が理解できないことに問題がある。他の国よりも日本はハードルが高いと思う」などと話した。では外国人の受け入れ問題にどう対処すれば良いのか。
移民対策について小原ブラスさんは「日本は“定年制”を廃止すべき。外国人ではなく高齢者が働けばいい!」と主張。池本洋一さんは「一緒に住んだほうがいいと思っている。ヨーロッパ諸国も研究成果としては分けるより共存した方が治安は良くなるという結果になっている。相互理解することが本質でできないとだめ。ちゃんとルールを説明して理解すれば大体の人は守ってくれる。その確率は日本人も外国人も変わらない。」などと述べた。
2026年の経済成長率見通しがアメリカや日本を上回るスペインは、日本の2倍以上の約9700万人の年間観光客数を誇る。安くて美味しいグルメが有名で、食産業がGDPの約3割を占めたこともあった。スペインは、日本の約1.3倍の面積約51万平方キロメートルに、約5000万人が暮らす。今年6月、サグラダ・ファミリアのメインタワーが完成し、年間約500万人が訪問している。バルセロナには9つの世界遺産があるという。観光地には、その場で新聞記事風の写真を印刷してくれるカメラマンがおり、彼らの月収は約15万円だという。バルセロナの飲食店「アロセリア・シャティバ」では、本場のパエリアを食べられるという。スペインの街の人に月収を聞いたところ、結婚式のメイクリストは月約46万円、アパレル店員は約35万円などだった。スペインの平均給料は月額約47万円。スペインは、一般的な就労ビザ以外にも、自営業や起業家用のビザ制度もある。スペインのスーパーで売られているものを紹介。アジアコーナーがあり、寿司は約2000円で販売されている。次に、スペインの銀行員の男性と出会った。男性の月収は約110万円で、ガリシア出身だという。ガリシア州は、現在はスペインの1地域だが、かつては独立した王国だった。スペインは多数の王国がまとまった国で、各地域の言葉・文化・誇りが残っている。
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- 2026 FIFAワールドカップCREA Due TravellerFCバルセロナアヒージョアフロアロセリア・シャティバアントニ・ガウディイエスの塔ウサギ肉エビオレンジオーバーツーリズムカサ・バトリョカサ・ビセンスカサ・ミラカタルーニャ音楽堂ガリシア(スペイン)サグラダ・ファミリアサン・セバスチャン(スペイン)スペインスペインオムレツスペイン国立統計局ソルリトマトトムソン・ロイターバスクチーズケーキバスク美食倶楽部バルセロナ(スペイン)パエリアパン・コン・トマテピンチョスフォーブスブドウマドリード(スペイン)ミシュランガイドムール貝ロシアロブスターパエリア国内総生産国税庁山口純子牛テールのパエリア経済協力開発機構鶏肉
そんな彼でもスペインで1番美しいと言っていた場所こそが世界一の美食の街と称される「サン・セバスチャン」。ミシュランガイドで星を獲得したレストランが密集し、人口あたりの星の数が世界一になったこともあるグルメの宝庫。サン・セバスチャンに行くにはバルセロナから国内線の飛行機で1時間20分。かつては「スペイン王室の避暑地」、「ビスケー湾の真珠」とも呼ばれた美しい町。サン・セバスチャンでお馴染みの日本人といえば2022年からサン・セバスチャンが本拠地の「レアル・ソシエダ」でプレイするサッカー日本代表・久保建英選手。そして今、サン・セバスチャンを訪れる観光客のお目当てが「美食」だという。海と山から豊富な食材が集まるこの街には軒を連ねるバルの数は300軒以上ある。噂通り歩いているだけでミシュランガイド掲載の店が続々。日本でもブームとなった「バスクチーズケーキ」発祥の店「ラ・ヴィーニャ」もある。日本では大手コンビニがこぞって商品化した。
バスク州公認ガイドの沼山香織さんと共にサン・セバスチャンを巡る。スペインは、入口部分がバル、奥がレストランというタイプの店が多く、食べ歩きは手前のバルスペースを利用する。また、スペインでは、独身最後のパーティーとして、おそろいの服などを着てバルなどを巡りお祝いする文化がある。スペインのバルスタッフの月収を聞いてみると、約44万円だった。「フェルミン・カルベトン」など4店舗を巡り、様々なピンチョスを紹介した。
給与事情について。高畑さんはギャラ交渉をした事がないが、若い頃は安いと感じた時もあった。また、末澤さんはデビュー後に給料が増えた。山里さんは肖像権使用料が入っていたが、その額が2円だっため何に使われたのか疑問だった。藤本さんはかつて歌唱印税が入っていたが額は少なかったということ。
サン・セバスチャンのお祭り「カルメン祭り」を紹介。漁師の守り神を称える祭り。昔の風習が受け継がれている。食のプロの給与を比べてみる。15年スペイン在住の美食ガイドの月収は月によってかわるがおよそ4000ユーロで74万円ほど。
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- サン・セバスチャン(スペイン)豚
世界一の美食の街 サン・セバスチャンで“食のプロ”の給料を調査、スペインオムレツ王者の給料を紹介する。町の食堂ラ・タベルナ・デ・エギアのスペインオムレツ大会1位のオーナー兼料理人のエドゥさんは毎日7種類ほどを用意している。1年前までIT企業に勤めていたが恋人の両親が40年間営んでいた店で廃業を検討している時に引き継ぐことを決意、修業すると1年でバスクチャンピオンになった。また日本でCoCo壱のオムカレーに衝撃を受けたという。1位になった「タラのオムレツ」を披露、タラの切り身に荒く刻んだ野菜とじゃがいも、フライパンにオリーブにオイル約180℃を熱しじゃがいもと塩をいれ、野菜を加え中火で30分揚げる。タラをほぐして溶いたたまごと合わせておき、野菜の油を切って卵液にいれフライパンに入れる。縁が固まったらすぐ返して裏面を焼き固めて完成。スペインオムレツ王者の月収は約46万円、平均月収は47万円のため平均的だった。
世界一の美食の街 サン・セバスチャンで“食のプロ”の給料を調査。美食ガイドは74万円、スペインオムレツ王者は46万円だった。次は魚の網焼き職人の給与を紹介、サン・セバスチャンから車で30分の世界的デザイナーバレンシアガの故郷としても知られるゲタリアへ。イリバルに勤めるマヌさんは炭火を使い魚などを調理するこの地方の専門職アサドールで重要職として尊敬されているという。元は漁師が酒場に持ち寄った魚を焼いて提供したのが始まりでゲタリアにはアサドールを名乗れるプロは8人存在する。大きさを合わせた網で挟み乾燥防止のためオリーブオイル、酢、レモン汁をかけ目で判断しているという。月収ははたして。
吉村大阪府知事の給料を調査、月収約70万円だということ。ボーナスはあるが3割カットしていて、元々額面は150万円だが身を切る改革をするために3割削減で額面100万円、そこから社会保険料などはらって70万円と説明した。政治の世界に入る前は弁護士をしていたため切り崩しながら行っているとした。
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美食ガイドの月収は74万円、スペインオムレツの王者の月収は46万円。魚焼き職人のアサドールの月収は55万円。この地域では料理人は優遇されるという。スペインの平均月収47万円を10万円近く上回った。
世界一の美食の街 サン・セバスチャンで“食のプロ”の給料を調査、生ハムのプロの給料はいくら?イサクさんとブライスさんは生ハムをカットする専門職コルタドールをしている。スペインでは結婚式などに出張生ハムカット職人コルタドールを呼ぶことが一般的、民間伝承だったが今年スペイン政府が公式資格として承認し300時間の職業訓練コースも設けた。2にも専門学校で学び約5年前からコルタドールの会社「プレゴ・サンチェス」を設立した。結婚式参列者130人分の生ハムを開始1時間前からカット開始、厚さ1mm以下を目指し一口サイズにしていく。このギャラは3時間2人で約5万5000円。月収は約46万円でイベントは週末に多いため平日は精肉店などで働き合わせると約80万円という。
美味しいグルメに観光客が殺到した結果、スペインに住宅価格高騰の問題が。日本でも東京23区の新築マンションの平均価格が1億3000万円を超え、東京に家を買いづらい状況が続いている。サグラダ・ファミリアなど9つの世界遺産が点在する世界的な観光地・バルセロナに住む人はどんな暮らしをしていて、その家はいくらなのか。ベロニカさんが住んでいるのはサグラダ・ファミリアから徒歩10分圏内。東京で言うと麻布レベルの一等地。1973年頃のマンションに住んでいる。歴史的景観を守る制度があるため、建物の建て替えが進みにくく、中心部では古い建物はリノベーションして暮らすのが一般的。ベロニカさんは夫、2人の子どもと4人家族。夫婦共働きで医療の会社勤務の父・ホタセさんは月収約95万円、福祉の会社勤務の母・ベロニカさんは月収約82万円。スペインの平均給料を大きく上回っている。バルセロナではさらなる富裕層が多数いるという。夫婦は10年前、中古マンションを購入。間取りは4LDK(独立型キッチン)、広さは100平米。スペインでは居住目的の部屋に自然光が入る窓をつけるのが義務づけられており、建物が密集している地区では採光用の吹き抜けが設けられている。通りから見える場所に洗濯物を干す事を制限する自治体もある。ベロニカさんのある1日の食事を紹介。スペインは1日5食が伝統的な食生活。10年前の家の購入金額は約7300万円だが、今では倍レベルの1億円超えだという。
バルセロナでは“ある理由”で賃貸の家賃も高騰。9月から新卒社員として働く2人の月収は30~45万円予定と日本の初任給と比べると高額な給料だが、家賃の高さからバルセロナでの1人暮らしは諦め、片道1時間かかる実家から通う。1人暮らしするには月33万円し、シェアルームの狭い1部屋でも9万円だという。東京23区のファミリー向け賃貸マンションの平均家賃は年々右肩上がりし過去最高を更新。日本で家賃高騰について聞いてみると、「1.5倍くらいになっている」「地方に行って大きい家買った方が良い」などの声が聞かれた。背景には建築費や職人の単価が高いほか、ファミリー賃貸を借りたい人は多くても供給が多くないため値段が高くなっている。一方、バルセロナでは日本と違う理由で家賃や住宅が高騰している。2025年には約9700万人と人口の約2倍の観光客がやって来た。日本の年間観光客の倍以上。宿泊施設はキャパオーバー。マンションのオーナーが旅行者用の民泊施設にした方が稼げるため、地元の人が住める物件が少なくなり賃料も上がった。バルセロナにはライセンスを取得した正規民泊施設が約1万軒。それに加え違法民泊も増加。住宅費の高騰を抑えるため、2028年11月までにバルセロナの民泊を全て廃止すると発表。今後の観光客の受け入れはホテルなどに集約させる方針。
スペインと同じく日本でもオーバーツーリズムが社会問題に。京都には観光客が殺到しバス停に大行列ができ、地元民が利用できないだけでなく、富士山の休憩所に潜り込み火を使っている。オーバーツーリズム対策として議論されているのが日本人と外国人の料金を分ける二重価格。スペインでもサグラダ・ファミリアの一般入場の場合、地元民は約2300円なのに対し外国人は約4600円と2倍の価格。カンボジアのアンコールワットは自国民は無料なのに対し外国人は約5900円。一方、京都・金閣寺の参拝料は一律500円。日本全体が誰でも行ける低価格であることがオーバーツーリズムの1つの要因とされている。
なぜ日本は二重価格の導入が進まないのか。大阪府知事・日本維新の会・吉村代表と徹底討論。ティム記者は「二重価格は区別が難しい」、杉村太蔵は「大阪城は入場料1万円とるべき!?」、吉村知事は「外国人観光客からお金を貰うべき」と主張。吉村知事は専門家などに相談したところ、租税条約という税金に関して国籍による不当な差別をしない事を国同士で定めたルールがあり、外国人観光客か住んでる人なのか分からず、どうやって徴収するのかということで実現しなかったという。バリ島は外国人観光客から入島税を1人約1400円徴収し、自然環境の保護などに活用している。姫路城の二重価格は姫路市民は1000円、市民以外の観光客は2500円。日本維新の会の試算では訪日外国人向けの消費税免税制度を廃止すると、年間約3000億円の財源を確保できる。杉村は「民泊問題、オーバーツーリズムは菅政治の功罪がある。見直すタイミングに来ている」とコメントした。
増え続ける外国人観光客の宿泊先を確保するため、政府は2018年に「住宅宿泊事業法」を施行。一般の住宅でも届け出をすれば年間180日まで観光客を泊められる。その一方で、宿泊した観光客の騒音などによる地域住民とのトラブルが増加。一方、大阪では180日の営業日数制限がない特区民泊を導入したが、民泊が多く特区民泊を受付を停止した。吉村代表は「迷惑民泊や違法民泊を厳しくした。規制緩和しながら制度を調整して経済を動かす。1回やったのを止めるのは難しいけど、これは政治のパワー」とコメントした。二重価格の導入を検討し、大阪では特区民泊を停止するなどの対策をした吉村さんだが、観光客は増え続け、政府は2030年までに外国人観光客を6000万人に増やすことを目標としている。
