- 出演者
- 山本隆弥 蓬莱大介 中谷しのぶ 野村修也 足立夏保
日経平均株価が一時3万7千円を超えて、バブル後最高値を更新した。アメリカの株が上がったので、円をドルに変えて投資する動きが加速したために円安が進んだ。しかも、日銀が低金利政策をすぐには変えない様子だということで、このまま円安が続くとなれば、円安に有利な半導体などの輸出企業が伸びるだろうということでそこに投資が集まっている。一方で、中国が経済減速しているので、中国企業に投資していた外国人投資家が日本株を買っているため、今後は彼らの動きに注目する必要があるなどと野村さんは話した。コメンテーターの紹介をした。
火曜日、石川県輪島市の学校で約1ヶ月半ぶりに小中学校が再開したが、通っているのは輪島高校だ。市内7つの小中学校の建物は、地震で使えない状況となり、高校の校舎の一角を間借りしたという。これで県内全ての公立小中学校が再開した。病院と避難所を結ぶ無料の巡回バスや臨時営業を始めた宅配会社など、被災地は少しずつ復旧への道を歩んでいる。
石川県珠洲市では、小学校のグラウンドに建設された仮設住宅への入居が昨日から始まった。入居するのは、市が選定した40世帯102人で、高齢者などを優先した。敷地内には浄化槽があり、トイレや浴室を使える他、水道の水は飲むことも出来、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの暖房器具も備え付けられている。約1700件の入居の申し込みがあるものの、着工したのは456戸にとどまっていて、市は建設用地の確保を急ぎたいとしている。二次避難先として300人以上を受け入れている加賀市の旅館は、受け入れ期限が来月上旬までのため、県は説明会で「みなし仮説住宅」などへ移ることを提案した。地震発生から1ヶ月がたった今も、生活の安定とはほど遠い状況が続いている。
和倉温泉がある石川県七尾市から中継。石川県七尾市は、今朝も氷点下で寒さとの闘いが続いている。和倉温泉は石川が全国に誇る温泉地の1つだが、道路に亀裂が入っているところが至るところにあり、まだ水も来ていない。そして、多くの建物が被害を受けていて、全ての旅館・ホテルがまだ営業再開ができていない。一方で、源泉はここで汲み上げているが、無事だったということも分かっている。旅館の方は「いまは目処は立っていないが、ここが再開すれば多くのボランティアを受け入れることが出来る」と奥能登の復旧・復興の拠点となるために一刻も早く再開したいんだという想いで、日々取り組んでいるところだという。発災から1ヶ月異常経つ中で、取材をしている越崎さんは「奥能登を含めて全域を取材しているが、場所によっても1人1人によっても全く状況は異なっている能登半島地震とひとつで括れないと感じている。復興・復旧に向けて前向きに取り組んでいる方がたくさんいるが、その一方で高齢者でもう動くことが出来ないという方もいる。」などと話した。
記者は、復旧・復興について被災者の方々の考えを「二次避難が進んでいないのが現状で、多くの方が人の良さ、自然などでこの場所が大好きだからと答える。和倉温泉の方も話していたが、この地震のニュースが続くと能登半島イコール地震のあった場所というイメージが定着してしまうんじゃないかと危惧されていた。いつか能登、石川の自然、人の良さを感じに来てもらいたいと強く願っている」などと話した。
前橋市長選が行われ、群馬県は自民党から4人の総理大臣を輩出する等保守王国であるが、選挙では自民公明が推薦していた現職が敗れた。自民党内からはポスト岸田に意欲を見せる議員もおり、立憲民主党からは政権交代を成し遂げようとする声が挙げられた。国会では政治とカネを巡り野党は岸田総理を追求している。自民党は全議員を対象に派閥による政治資金パーティに関するアンケートを行ったとしているが、設問は2つのみで使い道についての設問はない。政策活動費は企業・団体献金等が原資で使い道を明かさなくて良いとされ、岸田総理は憲法上の政治活動の自由の一貫で受取自体が不適切なものとは考えていないとしている。盛山文科相は統一教会関連団体から選挙支援を受けたと報じられており、国会で推薦状を受け取ったとする写真が示された際にはサインをしていたのかもしれないがよく覚えていない等と述べた。盛山文科相は去年教団の解散命令を東京地裁に請求している。
自民党が今行っていることは、実態解明のため党幹部による聞き取りを行っていて、加えてアンケート調査も行っている。透明性の向上について、政策活動費の使い道公開は慎重な姿勢を見せている。田崎さんは、予算委員会で国税庁次長が政治活動費が残った分は雑所得として課税対象になると答弁しているため、国税庁が政治活動に使ったかと見なすかの問題などと指摘。岸田総理はできれば公表したくないという考え方だが、国会答弁では各党の協議によってルールができるならば同じルールのもとで公開するのはあり得るとしている。与野党協議は3月以降になるため、どんなルールになるかわからないなどとした。今後の政治日程で一番の注目点は、9月の自民党総裁選。予算の成立が3月末か4月始めになり、4月28日に衆院の補欠選挙があるため、そこまでは岸田降ろしは起きないだろうなどとした。しかし結果によっては岸田氏に辞めてもらわないといけないという空気になる可能性はあるという。
中国の春節がはじまった。東京六本木のハンバーガーチェーン店では、外国人観光客を狙ったせっとが登場した。トリュフ&マッシュルーム メルトバーガーダブル Lセットは2350円だ。フランスからの観光客は安く感じるという。訪日外国人の旅行消費額は、5兆2923億円で2019年比で9.9パーセント増となって過去最高。高価格戦略があるという。中国の春節ではのべ90億人が大移動する。国内旅行が中心になるという。日本へ向かう客も少なくない。日本では中国人客を見据えた富裕層向けの観光ツアーを開発した。本マグロの養殖場に連れて行くコースもある。このツアーは1000万円だ。日本政府は富裕層を世界から誘客しようという方針だ。文化遺産を有効活用する狙いだとのこと。東寺は、中国人を対象に特別文化体験ツアーをはじめた。小子房という特別な部屋があり見学もできるツアーだという。上場ホテルの客室単価は、9割以上でコロナ禍前を超えている。前年同期比で平均して価格は1.5倍に上昇している。ホテルニューオータニでは、スイートルームを強化。インバウンド客を狙っている。朝食には有名パティスリーのクロワッサンも。観光客のニーズに答えている。
北京から中継。今年は鉄道や飛行機より高速道路などを使ったマイカーでの移動が目立っている。のべ90億人の大移動という数字は、新たにマイカーなどでの一般道移動を算入していて、従来のカウントでは去年より14%減る見通しとなっている。去年の春節は新型コロナの感染が国内で急増中で、帰省すら叶わない人が多い印象だった。旅行先を選ぶ上でも節約志向が目立つようになっていて、国内旅行が人気となっている。去年10月の大型連休では、福島第一原発の処理水の影響があり日本への旅行を控えるケースも目立った。旅行会社は個人の旅行客は増加傾向にあるという。
鳥海高太朗は、タイは昨年9月からノービザで観光でき、日本以上に中国団体観光客が多くみられるとコメントした。また、日本に来ている中国人は富裕層かつ個人旅行客で複数回来ている人も多いと話した。
アジアの国の人が多く利用する予約サイトの人気ランキングでは、5位に岐阜県がランクインしている。白川郷が人気で、四季・雪景色を楽しみたいという声が聞かれ、スキー場の予約数は2倍となっている。他にも宮城や熊本も人気が拡大している。在日外国人旅行者は、去年は消費額5兆2923億円とコロナ禍を上回っている。政府は、2030年までに訪日客数600万人・消費額15兆円を目指している。オーバーツーリズム対策などの課題がある。鳥海高太朗は北陸応援割について説明し、金沢市内は影響が限られているし半分補助してくれるとかなり多くの人が行くことになると思いますなどと話した。
さっぽろ雪まつりの作品の中には大谷翔平選手とデコピンの雪像があった。大谷選手とデコピンは先月、全米野球記者協会の晩さん会にともに出席した。大谷は打っては44本塁打でホームラン王、投げてはチーム最多の10勝をあげた。昨シーズンはメジャーリーグ史上初の2度目の満票MVPを獲得した。
大谷翔平選手はキャンプイン前に自主トレに励んでいた。大谷選手は右肘の手術の影響で今シーズンは打者に専念する。大谷選手は地元の番組で自身の状態について「開幕に間に合う」と話した。山本由伸投手の体を動かす様子もみられた。C・カーショウ投手も驚きを隠せなかった。海外ツアーを主に販売し約15年前からメジャーリーグの観戦ツアーも取り扱っている旅行代理店はすでに9月まで予約が入り始めているという。これまではヨーロッパなどへのツアーが人気でメジャーリーグの観戦ツアーは予約全体の1割にも満たなかったがここ数年は大谷選手の活躍で約8割を占めるほどになった。
ドジャースのキャンプ施設の前から中継を繋いだ。日本時間の今日未明に大谷選手は報道陣の取材に応じ今の心境を語った。大谷選手は「チームメイトに慣れることが最優先」などと話し、山本選手について聞かれると「チームメイトです」などと話した。手術をした右肘の状態については「100%に近い、マシンや実際の投手の球を打つ段階」などと話したという。今日、ブルペンでは山本由伸投手が投球練習する様子も見られた。岡田さんはエンゼルス時代との違いを聞かれ「ファンの数が多い、ファンとの距離が近い」などと話した。
開幕戦は韓国・ソウルで2連戦行われる。一昨日、JTBはドジャースとサンディエゴ・パドレスが対戦する開幕戦の観戦チケット付きのツアーの抽選受付を発表した。内容は2連戦観戦の3泊4日で72万8000円、2泊3日で49万8000円となり、高級ホテルへの宿泊や昼食代、特別体験が含まれている。申し込みはオンラインのみで期間は2月14日~18日まで受け付けている。アメリカの観戦チケットについて鳥海高太朗は「エンゼルス時代とドジャースと比較するとチケットの価格が3倍~5倍となる。」などと話した。
デイゲームとビジターゲームについて鳥海高太朗は「週末のデイゲームは通常料金になるが、移動日前日の試合が平日の昼間に行われるので、他の日に比べると半額になる。予算を抑えたい人はビジターチームに行ったほうが大谷選手の顔を拝める。ドジャースタジアムは街に近い所にあり、ダウンタウンにあるユニオンステーションから無料バスが出る。また、ロサンゼルスの空港からダウンタウンも約10ドルで行ける。」などと話した。
藤井聡太八冠が王将戦で4連勝し、タイトルの防衛に成功した。2020年のタイトル初挑戦から20連覇となり、史上最多記録を後進した。先月、今年始めてのタイトル戦として臨んだ王将戦7番勝負では菅井竜也八段と対戦となった。藤井八冠は2016年に14歳2か月でプロ入りし、デビューから4年で棋聖と王位の2冠を獲得した。この時、獲得賞金と対局料は4554万円でランキング4位となった。2021年には叡王と竜王を加え4冠となり賞金・対局料ランキングが3位に。一昨年には5冠となり賞金・対局料が1億円を超え1位に。全タイトルを制覇し八冠となった去年は21歳で1億8634万円となり、最高額となった。
藤井八冠は今回防衛した王将戦の後も挑戦者がタイトルを狙ってくる。王将戦と平行して行われていた棋王戦五番勝負第1局では、玉を詰ませて互いに勝つ見込みがなくなる持将棋が成立し引き分けとなった。