- 出演者
- 村上龍 小池栄子
オープニング映像。
今回は二人の女性経営者が登場。
2月に東京・南青山にある店が復活したと行列を作っていた。それがアメリカ発祥のレストランのアンナミラーズ。かつて20店舗ほど展開していたが2022年に高輪店の閉店で国内店舗数は0に。アメリカの家庭の味を再現したホームメイドパイはリンゴがゴロゴロ入ったアップルッパイやマロンが人気。アンナミラーズ復活の仕掛け人こそ井村屋の会長の中島伸子。アンナミラーズを展開してきたのはあずきバーなどでおなじみの井村屋で、51年前にアルバイトから入った中島は2019年に井村屋グループの初の女性社長に。徹底的にファンを大切にする戦略で好業績を叩き出していた。店の行列が長くなると頭を下げて回っていた。中島はファンの声と丁寧に向き合うのがポリシー。さらに硬いでお馴染みのあずきバーに関しては、刀鍛冶の様に作っているとおちゃめな投稿をし、刃物のまちの岐阜県関市と井村屋のコラボイベントが開催。さらにファンを喜ばせるために、あずきバーのキャンドルを作った。井村屋のSNSチームは最近コラボしたゲームの龍が如くではキャラクターが回復するアイテムとしてあずきバーを食べるが、ユーザーからの声に、武器ではないのかとイジる声が。そして最近開発したのは「すまん」という商品。肉まんファンからの、具無しのカワだけを作ってほしいというお願いに商品化した。
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そんな井村屋の開発部隊で活躍するのは大勢の女性たち。自分たち楽しみながらファンと対話する商品作りが井村屋。2月下旬に井村屋の本社がある三重県津市にあるイムラヤ スイーツ マルシェ ラッセリア。井村屋が育ててきた3つのブランドが一同に介した店で、東京などにはあるが近隣にはなかった店を集め地元のファンに恩返しを行っている。その入口には中島がどの店にも大切にしてきたという客の声を集めるノートを置いていた。
足立区の舎人いきいき公園はダイナミックな遊具がたくさんある。こうした穴場スポットのような公園を見つけ出せるサービスはiiba。子育て世帯向けの施設をマップ上に表示し、子供連れで楽しめる場所を見つけることができる。カフェ子鉄はプラレールがそびえ立っていた。ここは電車好きの子ども向けのカフェで子供向けの食事も。iibaには全国10万件以上のおでかけスポットを掲載。授乳室やおむつ台があるかなども調べることができる。千代田区にはマクドナルド 秋葉原駅前店があるがこの場所は目の前が駅で様々な電車を楽しむことができる。
iibaは子連れに優しい飲食店を掲載しており、子連れに優しすぎるラーメン屋と掲載されていたのは喜多方ラーメン坂内 新宿パークタワー店。子連れを歓迎している店だという。iibaを起ち上げたのは港区のビル。iibaは2022年に設立したがオフィスの中央には子供用スペースが有り、遊んでいるのはスタッフの子どもたち。その代表は逢澤奈菜。創業4年で口コミ数は10万件を越える人気アプリを生み出した逢澤は、今注目の起業家。iiba最大の特徴はユーザー同士がマップを作り上げていく。細かい情報をiiba側がAIを駆使して補足することで情報の精度をあげている。そのビジネス目標に逢澤は5年後に売り上げ150億円を目標にしていると答えた。さらにiibaには魅力的なスポットがどんどん掲載されていく仕組みも。池袋の水族館でこの日のお目当ては巨大水槽の上からのプレミアムエサやり体験。普段体験できない体験に子どもたちも喜んでいる。この様子を撮影する母親こそiibaにとって欠かせない。iibaでは様々な情報を発信するインフルエンサー400人を提携。アプリで子遠が楽しめる場所を発信してもらうが、提携するインフルエンサーの総フォロワー数は560万人以上。そんな子育て世代に発信力をもつiibaには企業も目をつけている。この日、逢澤が訪ねたのはモスバーガーの本社。モスバーガーでは子連れに優しい店を目指すコドモスプロジェクトを展開している。その店舗には絵本やハンバーガーを食べやすく半分にカットしてくれるサービスも。実施している店舗をiibaで発信してもらっているという。
中島はアンナミラーズが復活したことについて、アンナミラーズでかつてバイトをして社会人になった人がアンナミラーズが再開するならと戻っていてくれた人が5人もいると答えた。さらに井村屋のユニークなSNSを紹介し、SNSで井村屋やその商品に関することがあればこういう話があったと分析し次につなげようと取り組んでいると答えた。iibaについて逢澤は子連れに良い場所がわかるアプリで動画でマップに出てくるのが面白い点だという。またその拠点の殆どがSNSでバズっている場所で、SNSに流れている投稿がマップにも表示されていると答えた。他にも一般のユーザーもいい場所を投稿していると答えた。中島はこうしたサービスについて自分も子育てを経験したが、本が頼りだったと答えた。
iibaの逢澤は二人の子どもを育てる母。その開発を思い立ったのは5年前、二人目の子どもが生まれたタイミングだった。子どもとの外出に便利な情報を集めたアプリを子どもを寝かしつけたあとに一人取り組んでいた。子育てアプリを待ち望む声に支えられ開発を進めていった。自身を突き動かす理由は20歳の大学生の時に神経疾患のギラン・バレー症候群になったが、数カ月生死をさまよったという。このことで人生のやり残しをやりきって死にたいと思うようになった。その中で家族だけが見舞いに来れるという状況に家族はすごいものだと思えたと答えた。22歳で結婚し二人の子どもを出産したが、子育てをしている時に社会に取り残されている孤独感があり、赤子を連れて外を歩くにも勇気のいることだったという。しかし外に出なければ自分がダメになりそうだったと答え、コンビニに出ることから始めたという。また子どもが生まれるとみていた外の景色が一変するように、店に子どもを扱える設備があるかどうかを考える必要があり、泣き喚いた子どもを抱えながら授乳室を探すのは大変で、家で調べるものの、情報が見つからず自分で作ろうと思ったのがきっかけと答えた。
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- iibaギラン・バレー症候群
井村屋の中島は20歳の頃、北陸トンネル列車火災事故が発生しその列車に乗っていたという。トンネル内の食堂車の火災で死者30人、負傷者は714人に。その体験に中島は自分の席の前には子連れの母がいたという。3人の幼い子ども連れで、列車事故が発生した際に火の手がすぐそこまで迫っていたと答え、その母親はその子どもの手を中島に握らせ、その子一人を抱え脱出したという。そのことで3日間生死をさまよったと答えた。その間このまま向こうの世界に行くことができれば楽かもしれないと交錯していたが、意識が回復すると両親が泣いている姿をみたという。そして親子4人が亡くなったことがわかり、目指していた学校の先生になることを断念した。それから家に閉じこもっていたと言うが、父からの手紙が届き、自分の人生の幸せを亡くなった人のためにもみつけてほしいというメッセージが綴られていたという。23歳で井村屋のアルバイトをはじめた中島は、その頃結婚もした。列車事故を経て、中島は夫にずっと働かせてほしいと頼んだというが、亡くなった人の分まで社会の中で恩返しをしたいという気持ちだったと答えた。25歳で中島はアルバイトから正社員へ。50歳の時には関東支店長に就任した。
50歳の時には関東支店長に就任した中島だが、部下の営業マンからは支店長は実力不足などと言われたという。どうすれば信頼してもらえるかと考えた時、自身についてを社員にアンケートをとった。すると、支店長評価があまりにも低かったという。そこで辞表を書いて営業本部長に持っていったという。細かく言ったことへの反発だと答えたが低くつけた人ほど支店長として今活躍していると答えた。その後仕事を頑張り抜いた中島。子どもたちからは母の働いている姿が好きだと言われ、自分たちのことはできるだけやり、母に心配はかけないようにしようと不満をあまり言わなかったという。
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ネッツトヨタ大阪 守口店で制服を着た子どもたちが夢中になっていたのは仕事体験。自動車の整備士さながらに本格的な職業体験ができる。これは守口市と企業による公民連携イベント。iibaが守口市の情報発信をサポートしている。今逢澤のiibaは自治体からひっぱりだこ。東京の豊島区役所では豊島区とiibaが発信したい子育て情報を連携させるミーティングを行っていた。
中島は今の社会や制度に対して思うことについて社会制度やiibaのような情報を活用すれば子育てももっと楽しくできるはずだと答えた。逢澤は女性が社会進出をするのであれば男性は家庭進出をするべきと答え、男性も育児に参加しているというデータはあるものの、女性の家事負担は変わっていないというデータもあり、会社の後押しも必要だと答えた。
村上は今日の総括に二人とも20歳のときに、逢澤さんは重傷のギラン・バレー症候群で、中島さんはトンネル事故に遭った。生死をさ迷う事態だった。煙と炎がまん延するトンネルで、「この子といっしょに逃げて」と母親から頼まれたが、果たせなかった。重傷のギラン・バレー症候群は、自力では呼吸ができず、2ヶ月間ICUにいた。そんな中で、「母親になりたい」と思った。欲しかったサービスを作りはじめ、それは会社になった。中島さんは「夜間で勉強するので」と、経理のアルバイトからはじめた。二人とも、不思議な運命を背負っている。とした。
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カンブリア宮殿の番組宣伝。
