- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像と挨拶。
前代未聞の口論が始まったトランプ氏とゼレンスキー氏の首脳会談。物別れに終わった両者の会談。昼食会や合意文書への署名、更に共同記者会見は全て中止となった。ヨーロッパの首脳からは、ゼレンスキー氏を擁護する声が。フランス・マクロン大統領は「侵略者はロシアで侵略されたのはウクライナ国民だ」。ドイツのショルツ首相はウクライナはドイツ、そしてヨーロッパに頼ることができるとコメント。EUのフォンデアライエン委員長も「ゼレンスキー大統領あなたは決して一人ではない」とコメントしている。会談決裂後、アメリカのFOXニュースに出演したゼレンスキー大統領は「私たちはオープンに正直に話す必要がある」。一方のトランプ大統領は「平和を望んでいる男ではなかった」。まさかの会談決裂。ウクライナ情勢は、混迷の度合いを深めている。
今回、両国が署名するとみられていた合意文書だが、ウクライナ領土に埋蔵されているレアアースなど鉱物資源の権益に関するもの。ロイター通信はトランプ政権としてはこれまでアメリカが実施した巨額のウクライナ支援の返済と位置づけていて、一方、ウクライナが求めるアメリカによる安全の保証の確約は盛り込まれていなかったと報じている。ウクライナが求める安全の保証はNATO加盟に対するアメリカの支持、アメリカによる軍事支援の継続。NATO加盟についてトランプ大統領は「そのようなことは起きない」と否定、アメリカが関与することがウクライナの安全保障につながるという認識。アメリカによる軍事支援の継続については交渉決裂を受けウクライナへの軍事支援停止を検討。元外務事務次官・藪中三十二さんは「前代未聞の首脳会談。結果的にはアメリカ、ウクライナ双方にとってダメージがある」、デザイナー・渋谷ザニーさんは「今回の対談は僕たち日本国が何を学ぶべきなのかと思う。日本の強さを表すためにも一番強い、いい形の強い外交がやっぱり日本には求められているのだろうと思う」、「報道1930」キャスター編集長・松原耕二さんは「ウクライナをないがしろにすると停戦はうまくいかないということを見せつけたという意味ではよかったと考えるべき」とスタジオコメント。
月曜日、地元鳥取県の名産、松葉がにやえびを使った海鮮丼をほおばる石破総理。地元の食材を積極的にアピールした石破総理。金曜日には、裏金問題にも積極的に向き合わざるをえない情勢に。野田代表が指摘した新しい事実。それは、この前日に行われた参考人聴取で明らかになった。異例の非公開で聴取を受けたのは自民党安倍派の元会計責任者で有罪が確定している松本淳一郎氏。聴取の内容は、事後に安住予算委員長が説明。今回の聴取で明らかになったのはまず安倍派幹部への進言。政治資金パーティーの収入をキックバックして裏金が作られるシステムについて、松本氏は幹部に対し「おかしい」と伝えていた。安倍派ではキックバックについて一旦やめることを決めていながら安倍元総理の死後に再開。しかしそれより前に松本氏は問題意識を伝えていた。更に松本氏は、2022年8月に4人の幹部が参加した会合でキックバックの再開が決まったことも証言。その会合の前に再開を求めていた幹部については現職ではないと回答したたため、塩谷氏と下村氏の2人に絞られた。新たな証言を受けて取材に応じた下村氏は再開を求める安倍派内の声を松本氏に伝えたと明かした。ただ「キックバックを復活しろと言ったわけではない」と釈明している。一方、キックバックの再開を決めたとされる幹部会合に参加していた西村議員と世耕議員もコメントを発表し、その会合では再開が決まっていないと主張。松本氏の証言とは食い違う状況に翌日の国会で野党側は安倍派元幹部4人の参考人招致を要求。予算案の採決に応じる前提だと主張する。その予算審議が大詰めを迎える中、野党との協議では明暗が分かれた。少数与党だけでは成立させられない予算案に賛成の意思を示したのは維新で教育無償化の協議が合意に達した。これで最大の懸案だった予算については、成立のメドがたった形。年収の壁問題で与党の譲歩を引き出せなかった国民民主は予算案に反対する考えを表明。年収の壁問題。批判のトーンを上げているのが最大野党の立憲民主党。月曜に開かれた党大会では、立憲民主党は3.8兆円の財源を示した予算の修正案を提出。与党側からゼロ回答が続く中、攻勢を強める構え。
予算審議と参考人聴取について、スタジオ解説。来年度予算案の成立に向け、少数与党の石破政権はどの野党を取り込むのか注目されていたが、その相手は日本維新の会だった。高校教育の無償化などを巡る協議で合意し、維新は修正した予算案に賛成する方針。一方、3.8兆円の予算修正案を示している最大野党の立憲民主党は戦闘モードを宣言。国民民主も年収の壁を巡る協議が暗礁に乗り上げ、予算案への反対を表明している。こうした中、裏金問題では安倍派の元会計責任者・松本氏が参考人聴取に応じ新たな証言が出てきた。その1つが、裏金作りにつながるキックバックのシステムについて松本氏が安倍派の幹部に問題意識を伝えていたこと。今回の聴取の中での松本氏のコメントを紹介。“おかしい”と伝えた相手の幹部が誰かは明かされず、松本氏の進言がどこまで共有されたかも不明だが、これまで政倫審に出席した安倍派の幹部らは揃って違法性の認識を否定していた。今回の聴取を受けて野党は、自民党による再調査や安倍派の元幹部らの参考人招致を要求している。松原は「どこか一段落ついたと思わされている部分があるが、終わっていないことが今回の参考人聴取で明らかになった」などとコメント。
2月25日(火)、自民党、公明党、日本維新の会は高校授業料の新たな支援金制度について合意した。支援を受けられる世帯の所得制限を外し、私立高校に通う生徒に対する支援金については公立校の4倍ほどまで引き上げられる。高所得の世帯まで恩恵が行き渡る一方、公立高校離れの加速や新たな受験戦争といった懸念も。現在の制度、今回の新制度についてスタジオ解説。公立高校と私立高校の学費の差について。懸念点は公立高校の定員割れ。東京都は去年から私立高校に48万4000円を支給(国支給分含む)。都立高の平均倍率の推移。大阪府は去年から段階的に私立校生に63万円を支給(国支給分含む)。大阪府では中学受験が急増したことが業界内で驚きを持って受け止められた。関西の受験事情に詳しい教育事業会社「アップ」・吉田努氏によると、少子化の流れの中で今年、京都や兵庫では私立中学の受験者数が去年に比べ減っていが、大阪では逆に7.1%も増えたという。“今後、小学生からの塾通いが増える可能性がある”と指摘している。公立高生(全日制)の世帯の学習費の推移。慶応大学・赤林英夫教授の指摘内容を紹介。教育格差を是正し、子育て世帯への支援を強化するために導入される無償化だが、蓋を開ければ新たな受験戦争につながってしまうのか?。教員の待遇改善について松原は「国民のための熟議と言えるのか、手柄争い・バラマキ合戦に将来なるのではないか。あり方をもう一度考えた方がいい」などとコメント。
2月26日(水)、アメリカ・トランプ大統領が就任後初めての閣議を開催。閣僚ではないイーロンマスク氏も出席した。トランプ氏との特別な関係を背景にスタンドプレーが目立つマスク氏を巡っては政権内でも反発がくすぶっているとの見方もある。一方、財政赤字の穴埋め策として新たに打ち出したのがアメリカでの永住権の販売。現在、アメリカでの永住権を得るためには特別な才能や技能が認められたり、アメリカ国籍の人と結婚したりしてグリーンカードを取得する必要があるが、トランプ氏は500万ドル、約7億5000万円でゴールドカードを販売し、グリーンカードと同様の永住権を与えるとしている。薮中は「やり方がドギツイという気がする」とコメント。
猛アピールを続ける選手や既に定位置が確約された選手など、日本人メジャーリーガーが様々な立場でオープン戦に臨んでいる。レジェンドからアドバイスを受け、更なる進化を目指す日本人選手を紹介。今季、阪神からフィリーズに移籍した青柳晃洋はキャンプに参加し、メジャーを代表するスラッガー、ブライスハーパーから「見たことのないクイック、打者として見てもタイミングが取りにくい」と好評価。パドレスのアドバイザー・野茂英雄から「今のままだとスプリットを投げるって打者にばれる」と指摘されたパドレス・ダルビッシュ有はすぐにフォームを修正し、実戦形式の練習ではしっかりスプリットで三振を奪った。カブス・鈴木誠也にメジャー通算609本塁打・サミーソーサが熱血指導し、「少し開きが早くなっていた」とアドバイスを受けて柵越え。オープン戦でエンゼルス・菊池雄星と大谷翔平が対決した。
大谷の打席について上原は「スリーツリーからあそこを要求するキャッチャーの気持ちがわからない」とコメント。
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オープン戦でエンゼルス・菊池雄星と大谷翔平が対決した。オリオールズのキャンプを御意見番・上原浩治さんが取材した。菅野智之は本拠地・アメリカ・ボルチモアについて「寒いのは〜苦手ですね」とコメント。さらに登板を終えたばかりの小笠原慎之介を上原が直撃。小笠原は「丁寧に投げなければという感覚に変わって来ているので良い」とコメント。
上原は菅野について「楽しそうにやっていた。初年度だから何をやるにしても新鮮な部分は出てくると思う」。工藤は「年齢で見るのではなく、本人の言葉だったり動きを見て信じてあげることが大事だと思う」とコメントした。小笠原については「ブルペンでは変化球に苦労しそうかな、というのがあった」と説明した。
巨人vs.ヤクルトの試合で戸郷は3回ノーヒット無失点。岡本・村上はオープン戦第1号を放つなど両チーム主力が順調な調整を続けている。
中日vs.DeNAの試合は東が2年連続開幕投手に起用。課題と収穫を手にして1回を投げ2安打2失点。
楽天vs.広島の試合は先発の早川が3回無失点。2年連続の開幕投手に決定した。
日本ハムvs.統一(台湾)の一戦。万波の2ランなどで日本ハムは3-0で勝利。
ソフトバンクvs.西武の一戦。オリックスから移籍のセデーニョが満塁弾を放つ。仲田は4安打2打点の活躍で西武が13-7で勝利。対外試合4連勝。
工藤公康はソフトバンクは一人ひとりの能力が高いので外を見なくても自分たちの調整でいい、西武は相手を意識して試合をこなし勝利を重ねながら各選手の成長を見ていけば去年の負けのイメージが選手たちから払拭されて「俺たちにもできる」という雰囲気ができると思う、などと話した。「開幕投手に指名されることは選手にとってどんな気持ちか」と問われた上原浩治は、名誉なこと、12人しか選ばれない各チームの顔、などと話した。監督経験のある工藤公康は開幕投手の選び方について、1年を通してチームを引っ張っていってくれそうな選手を選んでいたこと、キャンプで調整を見た上で2月20日前後に本人に伝えていた(早めに伝えてあげていた)ことなどを話した。また工藤公康は今年の春季キャンプで台湾のチーム(中信ブラザーズ)の客員投手コーチをした経緯について、平野恵一監督から電話で頼まれ、いい経験になると思い引き受けたことなどを話した。また、台湾の選手は体が大きくポテンシャルの高い選手がたくさんいたことについても話した。中信ブラザーズは今日、日本ハムと対戦する予定。
27日、シービリーブスカップ第3戦で日本はアメリカと対戦した。前半2分、籾木結花のゴールで日本は先制したが、前半14分に同点に追いつかれた。後半5分、長谷川唯のフリーキックのこぼれ球を古賀塔子が決め、日本は再びリードを奪った。そのまま2-1で大会初優勝を決めた。また、13年ぶり2度目のアメリカ戦勝利となった。
「AFC U20アジアカップ中国2025準決勝」で、日本はイランと対戦した。日本は前半30分、小倉幸成のミドルシュートで同点に追いついた。同点のまま延長も含めて決着がつかずPK戦へともつれ込んだ。決めれば勝利の場面でキャプテンの市原吏音がきっちり決めて、日本が勝利した。日本はU20W杯への出場権を手にした。
スペインリーグ、ソシエダvsレガネスに出場した久保建英(ソシエダ)は後半3分、股抜きでディフェンダーを交わしてゴールを決めた。この試合の最優秀選手に選ばれた。3-0でソシエダが勝利。