- 出演者
- -
オープニング映像。
今日は50代目前で都会から移住し、農業を始めたご夫婦が主人公。東條俊行さんと芽久未さんが暮らす地区65年の古民家は、床板の打ち付けなど修繕の殆どを自分たちでやった。1年前には宿をオープン。名前は、元の屋号をいただいて里山体験民泊こえむとした。農作業もしたいし、家の手直しもしたい。東條俊行さんは使っていない井戸を復活させたり、組み立てて中に薪ストーブを入れてサウナにしたりを「いつか」したいと話していた。今日の舞台は千葉県南房総市。山と海、両方の魅力を楽しめる地域。千倉漁港で水揚げされたのは豊かな海の恵み。南房総市の名物と言えば、鯵のなめろう。
南房総市に暮らす俊行さんと芽久未さんご夫婦。この日は自宅で壁塗り作業に没頭中。こうした作業もメキメキ腕を上げているお二人。俊行さんは神奈川県出身。子供の頃からパソコンをいじるのが好きでゲームを自作して楽しむほどだった。俊行さんは将来は企業でソフトウェアを作ってということしか頭になかったという。神奈川県にあるIT企業のエンジニアになり芽久未さんと結婚。しかし仕事は過酷で心身に支障をきたすように。そんな中、芽久未さんが勧めたのが休日以下ようさとやま農学校。そこで俊行さんは自分を取り戻せた。その後週末には南房総市の里山コミュニティに通った。そして会社を早期退職すると、2019年に南房総市に移住。当初はこじんまりとした暮らしを目指したが、購入した古民家には広大な土地も付いていた。家の裏に広がる荒れ地は元観光農園。整備してみかん畑にした。そんな御夫婦に頼もしい助っ人が、里山コミュニティで知り合った大阪谷未久さんと小野寺美紅さん。この日は田畑を守る獣害対策用のフェンスを設置する。田舎暮らしを楽しむ秘訣その3は疲れたら休む。今日の楽園は自然豊かな里で次々と新しいことにチャレンジしているご夫婦の物語。
- キーワード
- 南房総市(千葉)
今日の舞台は千葉県南房総市。東條俊行さん夫婦が向かったのは鴨川市の芝山糀店。及川涼介さんに自分たちで作った大豆を醤油のもとになる糀にしてもらった。醤油は一般的に大豆と小麦で糀を作るが、小麦ではなくもち米で挑戦。アドバイスを頂きながら醤油の仕込みを初めて7年目。雨の日には醤油を仕込む。田舎暮らしを楽しむ秘訣その4は天気と仲良く暮らす。そして田舎暮らしを楽しむ秘訣その5はなにか作ったらおすそわけ。以前仕上げた醤油を持って伺ったのは、田村丈志さん。田村丈志さんは、やっぱり変えていかないと空気が変わらないから、新しい人が来て変えてくれると一番いいよと話していた。手作り醤油をお土産に渡すと、田村さんが絞った蜂蜜をいただいた。
この日は鶏の餌やりのアルバイト。まずは作業場でエサを配合する。田舎暮らしを楽しむ秘訣 その6は小さなアルバイトを大事にする。続いて訪ねたのは移住前の里山コミュニティでお付き合いを始めた川合淳一さんとあゆみさんご夫婦の養鶏場・すぎな舎。配合した餌やりのお手伝いをする。川合淳一さんは、お互いに仕事を作って渡すというのは生活するうえですごい重要なことじゃないかなと話した。ここでは産みたて卵のおすそわけ。東條さん夫婦には暮らしのために覚えたいことがまだたくさんある。芽久未さんは、いっぱい野草があるので使って料理を出来たら楽しいなと思うといい、招いた講師が移住仲間の木村優美子さん。家の周りの野草について教えてもらう。木村さんは、ツバキは軽く湯がいたあと甘酢につけると真っ赤な花びらが、などと説明をした。早速ツバキの花を甘酢漬けにした。
俊行さんの元同僚の加田智史さんと息子の士恩くんが体験民泊のお客様として来訪。翌朝、まずは畑で野菜の収穫体験。庭ではきくらげや野草も収穫した。収穫した野菜は自分たちで調理する。お昼ごはんのごちそうが並んだ。午後は田植え体験。士恩くんは田植えは初めて。田舎暮らしの楽しさを伝えたい、ご夫婦の挑戦は着実に実を結んでいる。
- キーワード
- 南房総市(千葉)
古い障子で作ったものとみかん畑に設置。東條俊行は、チキントラクターと説明する。ネットで見てぜひやりたいと自作したという。田舎暮らしを楽しむ秘訣その7は、興味があることはやってみる。都会の生活に疲れて選んだ田舎暮らし。こじんまりとのんびりとという思いだった2人だが、自然に囲まれた毎日には、やりたいこととやらなければならないことがいっぱい。でもそれは人生を楽しく、豊かにしてくれるものだった。
- キーワード
- 南房総市(千葉)
里山体験民泊こえむは、収穫体験以外にも味噌の仕込みや草木染などにも挑戦できる。詳しくはHPからお問い合わせ。
人生の楽園の次回予告
THE 世代感の番組宣伝。