- 出演者
- 満島真之介 兼近大樹(EXIT) 高嶋政宏
今回の舞台は栃木県栃木市。江戸時代、宿場町として栄えた「蔵の街」。ハートの形をした日本最大の遊水地・渡良瀬遊水地や、関東平野を一望でき、桜や紅葉の名所として有名な大平山など自然が溢れるスポットも。また、肥沃な土壌と豊かな水源から農業も盛んな町。本日のゲストは数多くのドラマや舞台に出演する俳優・高嶋政伸。
オープニング映像。
高嶋と満島は映画「キングダム」で共演。満島も変だが、高嶋はもっと変だという。高嶋は今年還暦。芸歴39年。デビュー当時は硬派な感じだったが、フラッと入った店で「引退したんですよね?テレビで見ないから」と言われ、テレビ出てないと引退したって言われる…と思い、その時から「もう好きにやってやる」とタガが外れたという。目的地に到着も残念ながら休業日。薬局におじゃまして話を伺うが、有力な情報得られず。車に戻って作戦を立て直す事に。
満島は朝ヨガをしてから来ているなどと話した。整体院でカフェの聞き込みをしたが、火曜定休だった。番組初スポットとなるMOVE整体院は、子どもからお年寄りまで年間1万人以上が訪れる地元で人気の整体院。高嶋さんは肩を、兼近は腰をほぐしてもらった。
お世話になった整体院でオススメスポットを聞き込みし、去年オープンしたばかりの「カフェキッチン あめ」を勧められた。人気メニューは特製カレーライス。特徴は、野菜などの水分だけで作る無水カレー。半月くらい熟成させてからでないと味がなじまないし落ち着かないという。手間暇かけることでコクも風味も増し濃厚なカレーに仕上がるという。
休業日で行けなかった店「湯澤珈琲」にスタッフが伺った。店主の珈琲好きが高じて2021年にオープン。こだわりは自家焙煎機。風味を逃さない半熱風式を使用。コーヒー豆に合わせて細かく自家焙煎しているため、飲む人の好みにフィットしたコーヒーが見つかるという。お供には、北欧で親しまれているお菓子「セムラ」がオススメだという。
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- セムラハンドドリップコーヒー湯澤珈琲
話題は、高嶋さんがこれまで出会った先輩俳優たちについて。武田鉄矢さんと何本か一緒になったが、変拍子のような芝居などと話した。兼近が芸人目指そうと思った時は、お笑いにあまり詳しくなくて、本を書きたくて芸人になったので、憧れはピースの又吉だという。高嶋さんの両親は慶應に入れさせたくて、慶應に入る人が多い幼稚園に入れさせてもらい、慶應幼稚舎を受験したときに落ちてしまったという。両親が慌ててトキワ松学園小学校を探し出したという。
喫茶バクにやってきた。開業から49年。ブレンド・コーヒーやナポリタンがいただける。6品を注文した。高嶋政宏さんは、徳川家康が遠い叔父さんにあたるという。母の寿美花代さんは宝塚歌劇団に属していた。妻はシルビア・グラブさん。バクバーンというメニュー。人気メニューのバクバーン、ツナバーン、和風味スパゲティをいただく。遊覧船に行ってみるという一行。
喫茶バクの店主は、とっぱの焼きそばをすすめてくれた。「じゃがいも入 やきそば 中」がおいしいとのこと。黒い麺が特徴。ソースがたっぷり。
「お食事処 肉のふきあげ」もおすすめ。前日光和牛サーロインステーキがおすすめメニュー。
「蔵の街遊覧船」へ向かう一行。高嶋さんは、旅や食事のYouTubeを見ているとのこと。
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- YouTube
一行は「蔵の街遊覧船」へ。かつて江戸との交易を船を使って行い栄えた栃木市。その名残りを今に伝える情緒ある街並みを楽しめる。遊覧する巴波川はかつて日光と江戸をつなぐ川として実際に多くの船が往来していた。栃木市の歴史を聞きながら30分程度の遊覧。春先には上空に鯉のぼりが毎年1151匹飾られる。1151匹=いいコイ。栃木河岸船頭唄の合いの手を楽しんだ。
地元の方おすすめグルメin栃木市。創業102年「赤城亭」。西洋料理の先駆けともいわれる牛鍋をはじめ、様々な洋食が楽しめるが、おすすめはハンバーグ。豚100%のパテを硬くならないように低温で火を通し、黒毛和牛の出汁をベースにしたデミグラスソースで少し煮込んだら完成。
フレンチレストラン「レストラン リヴァージュ」。日光の名店・金谷ホテルで腕を磨いたシェフがオープンした店はコースのみ。メインを数種類から選ぶことができるが、おすすめは三元豚のソテー。三元豚のロースに小麦粉をつけてフライパンへ。低温で両面を焼き上げ、オーブンに入れ火を通す。マスタードソースとの相性も抜群。
3人が遊覧船で巡った蔵の街エリアは歴史的な建物が並ぶ観光スポットでありながら、うまいもんマップがあるほど数々のグルメ店が並ぶエリア。まず訪れたのは、栃木のアンテナショップ「コエド市場」。商品の数は1000種類以上。レモン牛乳や新生姜カレーなど栃木名物を買うならこちらがオススメ。中でも、日本一の生産量のいちごを4種類販売。いちごを使った即完売の人気グルメがいちごサンド。糖度が高いとちあいかを使用。
1781年創業の味噌醸造所の老舗「油伝味噌」。歴史ある建物は登録有形文化財に指定されている。特別に醸造所の一部を見学。杉樽仕込みという昔ながらの技法で、1樽で4トンの味噌を作れるという。油伝味噌は飲食店も併設していて、豆腐・こんにゃく・サトイモに3種類の自家製味噌を塗った田楽や、上新粉でついたお餅に味噌を塗って焼き上げた伝兵衛もちなど味噌料理が味わえる。
「味噌屋の味噌ラーメン」は、豚・鳥・魚介のトリプルスープは奥行きのある味わいながらも味噌のパンチを最大限に引き立てる。麺はスープに負けない中太麺。最後に、もやし、炙りチャーシューをトッピング。辛味ニンニクは味変に使う。U字工事も来店したことあるがラーメンは食べてないという。
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- U字工事味噌屋の味噌ラーメン油伝味噌
先ほど喫茶店でオススメスポットを聞き、大平山を勧められた。玉子焼き・団子・焼き鳥があるという。兼近が「あんだけカモ見たら焼き鳥食べたい」と話し、高嶋さんは「カモは鴨すきがうまい」などと話した。神戸に猟師がいて、鴨を子どものときに差し入れでもらったという。この先やってみたい事を聞かれ、サックスとかを吹いてみたいという。元々ベースはやっていた。学生時代ビジーフォーの前座を務めていた。中3から俳優デビューするまでバンドをやっていたという。デビューしようといったら、先輩が怖気づいたためしなかったという。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドを小学3、4年生のときに見て「エレキカッコいい!」と思って、ギターをやりたいと両親に言ったら父に「エレキは不良になるからダメ」と言われ、ベースなら不良にならないとベースをやることになったという。当時は100kg超えで全く色っぽい話がなかったため、高2の夏休みにモテたい一心で毎日走って痩せたという。上杉謙信ゆかりの地としても知られる太平山。展望台からは関東平野が一望でき、四季折々の景観が楽しめる。展望台付近の食事処で撮影交渉。
創業約150年「栃木家」。地元の登山客や神社の参拝客のお腹を満たしてきた老舗のお食事処。大平山3大名物の1つ「玉子焼き」。大平山神社が参拝客に玉子焼きを振る舞っていたことから名物になったとも。この店ではカツオや昆布から取った出汁の他に砂糖を入れた少し甘めの味付け。出汁のうま味と甘さのバランスが絶妙な一品。「かけそば」はほんのり甘い素朴な一杯。
栃木市大平山の3大名物を堪能中の3人。続いての名物は「お団子」。あんこをたっぷり乗せるのが栃木家流。売り切れだった3大名物の1つ「焼き鳥」。栃木家の焼き鳥はうま味が濃厚でプリッとした歯応えの水郷赤鶏の胸肉を使用。長年つぎ足したタレは醤油ベースの甘じょっぱい味付け。午前中には売り切れ必至。話題は高嶋と満島が海外で撮影した時の話に。中国のほとんどお店とかもない場所でホテルの前に屋台が来て、何人かで撮影終わった後に酒とつまみみたいな感じで喋っていたところ、スタッフとかが毎日毎日集まってきて、「あそこ行くと買ってくれるらしい」と街中の屋台が来てしまったそう。酒は持ち込みでお酒のキャンプとかビンのフタを持っていくとお金を返してくれるという。中国では飲料のフタでキャッシュバックされる。販売促進キャンペーンが一部企業で行われたことも。また夜そのお金で飲みに行くとのこと。