- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像とオープニングの挨拶。
今日のニュースのラインナップを紹介。
シファ病院の院長の開放について、ネタニヤフ首相は「なぜ開放されたのかただちに調査を命じた」という声明を出し、極右政党のベングビール国家治安相は「開放は許されない」とSNSに投稿している。正式な手続きを踏んだにも関わらずこのような発言が相次いだ原因について田村さんは「イスラエルがハマスとの強い関係があると主張していた院長の開放が大々的にメディアに取り上げられたため、批判の矛先が自分に向けられないよう『開放の責任は自分にはない』と主張しているとみられる。イスラエル当局は今回の開放を『拘束施設のスペースを確保するため』としている。拘束施設は過密状態で拘束された人が非人道的な扱いを受けていることは大きく問題視されている。イスラエル政府は先月には一部施設の収容人数を減らす方針を示しており、今回の院長を含む開放もこうした対応の一環だとみられている」と話した。
この春、イスラエルのパレスチナ・ガザ地区への攻撃に対して全米各地の大学に広がった抗議デモ。学生らが大学側にイスラエルに関係する企業への投資の見直しなどを訴えた一方、警察が強制排除に乗り出し逮捕されるケースも相次いだ。こうしたデモの状況を目の前で取材してきた大学で学生新聞を作る学生たち。対立を目の当たりにし苦悩しながらも向き合い続けた日々を追った。
ウィスコンシン大学マディソン校の学生新聞「デイリー・カーディナル」編集部を尋ねた。編集長のフランチェスカ・ピカさん(21)。創刊1892年。大学内の出来事に留まらず伝えてきた。ピカさんが編集長に就任したのは今年5月。イスラエルの軍事作戦に抗議するデモが全米各地の大学に広がり始めた頃。就任から数日後、デモはピカさんの大学にも。学生らは大学側にイスラエル関連企業とのつながりを明らかにするよう求め、一部は警察と衝突し34人が拘束された。ピカさんにとっては編集長として初めての大仕事。学生側と大学側の対立は次第に形を変え”反ユダヤ””反イスラム”を主張する人たちの対立も目立つようになってきた。憎悪をあおらずに伝えるにはどうすべきか。パレスチナを支持する側とイスラエルを支持する側の単純な対立構図に落とし込まないことが重要だと考えるようになった。ピカさんたちは”受け入れられない主張でも事実として読者に伝えることが学生新聞の責務”と判断した。デモ取材を初めて12日、テントの撤去が始まった。大学側が議論の場を設けることになり学生側も合意した。取材を振り返り総括した記事には記者たちの苦労の跡が見て取れた。あれから1か月半、ピカさんたちを尋ねると夏休み返上で大統領選挙の取材の準備を進めていた。
取材したニューヨークの森さんと中継。森さんは「(取材理由は)学生の立場で取材し伝える。彼らの論調や目線から今の若者の関心や重視することが見えてくるのではないかと考えたからです」「ベースにあるのは自分たち学生への影響は何かということです」などと話した。ピカさんたちが作った大統領選について伝える最新号を紹介した。
ロシア寄りの姿勢で知られ「EUの異端児」とも呼ばれるハンガリーのオルバン首相。今月からハンガリーがEUの議長国に就くことでウクライナ支援などに影響が出るのではないかと軽快されてきた。そうした中、きょうオルバン首相がウクライナ侵攻後初めてウクライナを訪問、ゼレンスキー大統領と会談した。議長国となったハンガリーがEUの政策運営に混乱を生じさせるとの警戒感が広がる中でのゼレンスキー大統領との会談。EU議長国としてウクライナとどう向き合っていくのかオルバン首相の動向が注目を集めることになる。
兵士不足が課題となっているウクライナ、検問所で軍への召喚状を渡す様子をウクライナ公共放送が伝えている。召喚に応じない場合は犯罪者になり、少なくとも日本で7万円近くの罰金が課される。
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- ウクライナ
ドイツで行われているサッカーヨーロッパ選手権。国中がまるでパーティーのような盛り上がりを見せている。
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- UEFA欧州選手権
これはごみの山?よくみると医療現場で使われるマスクなどの防護具。英国では新型コロナ対策として税金18億ポンドを使って調達された防護具のうち14億ポンド分が一度も使用されず廃棄されるなどしているという。野党労働党は驚くべき無駄遣いだと批判している。
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- イギリスビクトリア・アトキンス労働党
猫ちゃんに注射で埋め込まれたのは飼い主の情報を記録したマイクロチップ。英国・イングランドでは犬にマイクロチップを埋め込むことが法律で義務化されているがそれが猫にも拡大された。
内陸に乾燥した土地が広がる中央アジアでは水は貴重な資源。その中央アジアで鍵を握るのがタジギスタン。国土の約9割が山岳地帯、世界有数の氷河が広がり中央アジアの水源の約6割が集中している。電力の98%を水力発電で賄うタジギスタン、豊富な水資源を活用するためダムの建設が行われている。タジギスタンでは氷河が広がるがこの50年で30%が消失したとされる。減り続ける水資源を有効活用するためにもダムの役割が期待されている。水力発電の電力は周辺国にも輸出され、今後水量が減ればその影響はタジギスタンに留まらない。タジギスタンの氷河を源流とするアムダリア川はウズベキスタン・トルクメニスタンの農業を支えているが、アフガニスタンが巨大運河の建設を始め一部が既に完成、ウズベキスタンやトルクメニスタンに影響が出かねない。ウズベキスタンの専門家はアフガニスタンにも取水の権利はあるとしながらも、連携なしに計画が進んでいることが問題だと指摘する。一方、タリバンの暫定政権はあくまで開発を続けていくとアフガニスタンのメデイアでは報じられていて、懸念が高まっている。
小銃などの小型武器の規制を話し合う国連の会議で、不正な取り引きを根絶するための行動指針を盛り込んだ成果文書が全会一致で採択された。国連で軍縮部門トップを務める中満泉事務次長は“安全保障をめぐり、かなり困難な多国間の情勢を考慮すると政治的に非常に重要な成果だ”としている。
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- ニューヨーク(アメリカ)中満泉国際連合
国際社会で新たな脅威となっているのは、製造武器がない3Dプリンター製の小型武器で、アメリカでは6年前にネット上に銃の製造方法を公開・販売する団体が現れた。各国政府は、不正に製造・販売を規制する動きに乗り出している一方、世界的に武器製造の動きは広がり、ミャンマーでは3年前の軍事クーデター以降、軍に対抗するため民主派勢力を中心に3Dプリンターで銃などの武器が作られている。また、ウクライナでは、ボランティアの人たちが3Dプリンターで軍の無人機・爆弾の部品を製造・供与する組織もあるという。また、アメリカ政府も、ウクライナに産業用の3Dプリンターを供与し、兵器の部品を現地製造できる態勢づくりの後押しをしている。3Dプリンター製の武器で懸念されるのは、適切に管理されずに不正に拡散することや、犯罪組織やテロ組織による悪用だという。
北朝鮮は、ミサイル総局がきのう「火星11型」の発射実験を行って成功したと、国営の朝鮮中央通信を通じて今朝発表した。このミサイルには4.5トン級の超大型弾道を装着できるとしていて、爆発力などの確認のため今月中に改めて発射実験実施と予告。朝鮮中央テレビは、朝鮮労働党の重要会議・中央委員会総会が昨日までの4日間開かれ、金正恩総書記が今年の政策の中間統括と今後の対策について演説したと伝えた。
経済情報を伝えた。
明日の「国際報道」の番組宣伝。明日はIS建国10年について伝える。
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エンディングの挨拶。
「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」の番組宣伝。
「ウィンブルドン2024」の番組宣伝。