- 出演者
- 伊藤遼 桝太一 高尾美穂 山崎晴太郎
きのうは全国236地点で今年一番の最高気温を記録した。
- キーワード
- 前橋市(群馬)
オープニング映像。
ゲストは高尾美穂、山崎晴太郎。
きのう、群馬県前橋市の駐車場ではフリーマーケットが開催されていた。この日、前橋の最高気温は28.9度で参加者は冷却シートを貼るなど対策をしていた。気象庁によると、この先7月にかけて、全国的に気温が高くなる見込みで、記録的な暑さになるおそれもある。猛暑に負けないため、今、呼びかけられているのが体を暑さに慣れさせる、暑熱順化。そのポイントは、汗。群馬県前橋市にある北消防署では真夏のような日ざしの中、訓練が行われていた。消火訓練が終わると始まったのはランニング。ふだんとは違い、厚手の防火服を着たままだ。これが暑熱順化トレーニングになり、真夏になる前に、暑さに慣れるという。暑さに慣れていない人と、暑熱順化で暑さに慣れている人では、慣れていない人だと汗をかきづらく、体の外に熱が逃げないため、体温が上がりやすい。一方、暑さに慣れている人は汗をかきやすくなり、体の中の熱をより効率的に逃がし、体温が上がりにくい。この消防署では、今月からトレーニングを開始。気温が26度を超える中、ランニングすること20分、訓練終了のときにはかなりの汗かいていた。汗をかくことがポイントの暑熱順化を取り入れる学校もある。栃木県立宇都宮高校の剣道部で取材をすると夏本番に向け、ウォーミングアップの時間を増やし、汗をかきやすい体作りをすすめていた。今の顧問が担当になってからの5年間、熱中症にかかった部員はいない。部員の体温を3回に分けてチェックすると練習前は36.8度、ウォーミングアップ後は37度、練習後は37.5度だった。映像と体温のデータを、暑熱順化に詳しい日本医科大学救急医学・横堀将司教授に見てもらうと「しっかりと汗、かいてる」と評価。また「特に、運動強度の強い運動をすると、体温って38度超えてくるぐらい、高くなってくるですけども、そういった中でもしっかり、体温コントロールして、順応できてるんじゃないかなと思う」とコメントした。
本格的な夏が来る前にできる暑熱順化についてスタジオで解説。日本気象協会が発表している暑熱順化前線によると、大阪、広島は5月の中旬、そして東京見てみると、5月の下旬となっている。暑熱順化をするのに有効な対策はウォーキングならば、30分を週5回、ジョギングなら15分を週5回、さらに、筋トレやストレッチは30分を週5回から毎日、お風呂は2日に1回は湯船につかる、こういったことが体を暑さに慣れさせる行動だという。個人差もあるが、数日から2週間程度はかかるという。産婦人科医・高尾美穂は「スポーツの世界では7日から10日ぐらいは早めに入って、体を慣れさせて、汗かきやすくして、心拍数も一時的に上げてから下がることによって、よりパフォーマンス上げやすいというのが、暑熱順化のそもそもの目的だった。」とコメント。日本は秋と春があったから冬と夏に慣れていける準備ができたわけだが、今はこれから暑い時期、酷暑が続くとなると、やっぱり大事になってくる。クリエイティブディレクター・山崎晴太郎は「暑熱順化という言葉が必要になるぐらい、日本が暑くなってくるということだと思う。それこそ、空間の作り方みたいなものを見ても、日本ってやっぱり、最近、気密性をどんどんどんどん高めているが、昔の日本家屋って柱があって、ツーカーになってて、風が逃げていったりとか、とんがってる切妻の屋根熱が上に逃げていって、天窓から暑さが逃げるとか、みたいなことがいろいろあったので、なんかそういうもののデザインみたいなものを見直すっていうのも、大事なのかなって思う」とコメント。また高尾は「汗をかきやすくする体になる汗腺トレーニングっていうけれども、これにはなるかと思う。」と話していた。
全国の天気予報を伝えた。
- キーワード
- 渋谷(東京)
ドジャースの大谷翔平が、移籍後初の1番で先発出場。移籍後、初の1番で先発出場した大谷はチャンスでセカンドゴロに倒れるなど、2試合ぶりのノーヒット。打率もリーグ2位に後退している。ドジャース4−0レッズ。
一方、開幕から無傷の5連勝、今永投手がパイレーツ戦に先発登板。6回まで打たれたヒットは僅か2本と、この日も安定感のある好投を見せ、6勝目は持ち越しとなったが、防御率は0.84と、デビューから9試合に先発した歴代投手のうち最も低い数値をマークしている。カブス1−0パイレーツ。
クリエイティブディレクター・山崎晴太朗は「ホテルの立ち上げを何個かやってきたが、まさにこういう課題を、ホテル運営の方からやっぱ受けている。1つやった解決策は、お客さんとの接点をなるべくなくす。客との接点が多ければ多いほどクレームが発生する可能性が増えるので、それを減らすっていうことをやったことはあるが、たださっきの最後の注釈もそうだが、ちょっとサービスとしては寂しい気持ちにはなる」とコメントした。なお、自民党では、カスタマーハラスメントから労働者を守るため、事業主に対応を義務づける法整備を求める提言を検討したという。また、コールセンターのカスハラを、AIを使って抑えようとする技術も発表されている。ソフトバンクが東京大学と共同開発しているのが、怒っている声をやわらかい声に変換するというもの。産婦人科医・高尾美穂は「口コミみたいなのが自由に書けちゃったりもするので、そういったもので私たちが結構、しょぼんとすることはありえる。ことばの暴力っていうのは、どの場でもあるのかなというイメージは正直ある」とコメントした。
エンディング映像。