- 出演者
- 森田正光 山内あゆ 日比麻音子 南波雅俊 高柳光希
石川県沿岸のズワイガニ漁が昨夜始まり、能登半島地震で被害を受けた輪島港でもおよそ10カ月ぶりに本格的な水揚げが再開された。地震で海底が隆起し200隻近い漁船が操業できていなかった輪島港でも、港内の土砂を掘り下げ、仮桟橋などの工事が完了。きょう午後、船が次々と港に戻り、地震後に整備されたベルトコンベヤーで獲れたてのカニが水揚げされた。カニはこのあと金沢港に箱枯れ、午後7時半から初競りにかけられる。
埼玉県杉戸町の道の駅「アグリパークゆめすぎと」では、地元ブランド豚を使った生姜焼き定食、甘辛いタレが絶妙な天丼などを味わえる。今月行われた杉戸町農産物品評会では、ある新米に場内からどよめきが上がった。熟練検査員が思わずうなった米は、特別な栽培方法で作られている。通常の米作りは田植えを行うと約70日間、水を張ったまま育てられる。しかし取材した田んぼでは水を大幅に減らすことができる。この米を育てているヤマザキライス・山崎能央社長によると、水の量は少なくとも通常の200分の1ほど。米作りに欠かせない水を減らすカギとなっているのはビール。開発したのはアサヒバイオサイクル。使い終わったビール酵母を再利用している。ビール酵母を吹き付けた種を土に蒔くと、稲がビール酵母に感染したと勘違いし、対抗することで根をより伸ばす効果がある。通常の稲と比べると、ビール酵母を与えた方がより長く、大きな根になっている。大きく値を張ることで高温障害に強く、猛暑の水不足を乗り切れる米が実現。超節水米は美味しく、未来の米不足解消に繋がる。
再利用したビール酵母を吹き付けた種を土に蒔くと、稲がビール酵母に感染したと勘違いし、根の成長が促進される。これにより大量の水、苗づくり、田植えが不要となり、設備コスト40%減、労働時間70%減を実現。メタンガスは温暖化原因の1つ。温室効果はCO2の28倍。日本でのメタンガスの発生源は水田44%、家畜のゲップ28%。土の中にはメタン生成菌があり、酸素が少ないと活性化する。水田の場合、水を張ることにより酸素が行きつかないため、稲を通じて待機中にメタンが大気に放出される。水を使わないコメ作りでは、メタン排出87%削減できる。
茨城県水戸市では、一度収穫した稲穂を再び育て、もう一度収穫する再生二期作が行われている。根元を見ると刈り取った稲の横から、新たな稲穂が再生しているのが分かる。どの稲も昔から再生していたが、収穫するほどではなかった。しかし温暖化により、再生した稲でもしっかり実をつけるようになった。初挑戦の去年は、収穫量は1割増した。今年は水や肥料を加え、3割増しを見込んでいる。最終目標は5割増しの収穫量1.5倍。味は1回目のものと遜色ない。去年の再生二期作の米は「食卓応援米」と名を打って割安で販売したところ、あっという間に完売した。
照沼農園は石垣島で田んぼを借り、コメの二期作に挑戦。一般的なコメ作りは4〜5月に田植え、9〜10月に収穫するが、石垣島でのコメ作りは2月に田植え、6月に収穫、7月に田植えし、11月に収穫する。今年1回目の収穫は、コメ不足の中、日本一早い新米として販売し好評を得た。
静岡県静岡市「久能山東照宮」では竹灯りが並び、幻想的な空間が広がっている。久能山東照宮は徳川家康公が日本で初めて埋葬された場所で、日本初の東照宮。この時期ライトアップが行われ、夜間特別拝観が出来るイベントが開催されている。問題「徳川家康が初めて使った何を所蔵?」。
静岡県静岡市「久能山東照宮」では、現在、夜間特別拝観「天下泰平の竹あかり」が開催されている。問「徳川家康が初めて使った何を所蔵?」−正解「文房具(鉛筆)」。家康公が使っていた硯箱の中に筆と共に鉛筆が入れられていた。鉛筆は当時、スペイン領だったメキシコから日本に渡り、家康公に献上された。家康公が使用して鉛筆は博物館で展示されている。久能山東照宮・本殿までは表参道の石段1159段を上がる。地元の人たちは語呂合わせで「いちいちごくろうさん」で覚えている。観光地として有名な日本平と久能山東照宮をつなぐロープウェイもある。今年の竹あかりは約300本ほど飾られている。和傘とのコラボレーションは今年初。
業績が悪化している日産自動車は全世界で9000人の人員削減を発表した。神奈川県にある日産の工場では、リストラ発表に不安の声が上がっていた。きのう発表された上半期の決算で、最終利益が9割以上減った。経営立て直しのため生産能力を2割削減し、全世界で9000人を削減すると発表。全従業員の7%にあたる。会見で日産・内田社長はリストラについて、具体的な地域を明らかにしていない。関係者によると工場の閉鎖は日本も含めて、全世界の工場を対象に検討している。日産は北米市場で売れ筋のハイブリッド車が投入出来ず、中国では現地の低価格EVとの競争に苦戦。去年のモビリティーショーでも、他社が市場投入を見据えた車種を展示した一方、日産の殆どがコンセプトカーにとどまっていた。社内からも売れる車がないとの声も上がっている。魅力ある車で経営を立て直せることが出来るのか、日産は再び正念場を迎えている。
強い寒気の影響で今日の関東地方は今シーズン一番の冷え込みに。今朝の最低気温は水戸で3.1℃、千葉の香取市で1.9℃と、各地で11月中旬から12月上旬並みの寒さとなり、初氷、初霜も観測された。東京都心の最低気温は今季最も低い8.2℃。ダウンジャケットなどを着込んだ人たちの姿も見られた。都内の豆腐店は昔ながらの手作りの味にこだわっている。一気に冷ましてうまみを閉じ込めるのがおいしい豆腐作りの秘けつというが、その水温は5℃以下。突然の冬の訪れ。早朝から多くの人が集まっていたのは都内の銭湯。天然温泉が売りの銭湯には、今季一番の寒さから逃れてきたという人たちの姿。気温が下がると客足も伸びるそうで、早朝にもかかわらず20人ほどが温まっていた。今日は湯気が上がるところに人の姿あり。東京・砂町の商店街には、名物のおでんを買い求める長い列ができていた。週末は朝晩の気温差に注意が必要。
秋の味覚が大集結したイベントが今日から新宿の大久保公園で開催中。寒い日にぴったりなのが具材たっぷりの豚汁。ごろっと大きなかぼちゃに、さつまいもも。体が温まるひと品。秋の定番・焼き芋は、バーナーで砂糖を焦がしてカリッとしたブリュレに。中でも客の推しメニューがタンタン麺。タンタン麺の上にのせるのはモンブランと、何とも斬新な一品だが、お味は栗の自然な甘みが少しずつスープに溶けるので、子供も「おいしい」という。
メジャーリーグの歴史を次々と塗り替えてきたドジャースの大谷翔平。その活躍を記念セットにした商品の販売予約が今始まっている。メジャー史上初となる「50−50」達成の快挙を記念した今回の企画。販売するのは日本郵便。記念セットには、ドジャースファン待望の1号ホームランや、40号ホームラン直後の名シーンがフレーム切手として入っているほか、これまでの活躍を集めたポストカードなど5点セットで販売される。価格は送料込みで1セット7260円。申し込み期間は来年1月6日までとなる。
自民・公明の両党と国民民主党による政策協議が今日から始まった。焦点は、国民民主党が強く求めている、いわゆる年収103万円の壁がどこまで引き上げられるか。今日午前、自民国民民主両党の政調会長が会談し、経済対策などを巡る政策協議がスタートした。焦点は「103万円の壁の見直し」。衆院選敗北で少数与党に転落した自民党は、これまで聖域とされた税制改正論議の場さえも国民民主党に開放し、協力を求めている。手取りを増やすという議論について、街の人に聞いた。「103万円の壁」はどこまで引き上がるのか。
年収「103万円の壁」を178万円にまで引き上げることを訴える国民民主党の玉木代表は、今日も強気の姿勢を崩していない。ただ仮に178万円にまで引き上げた場合、政府は国と地方で合わせて7〜8兆円の減収となる見通しとの試算。自民党幹部は大幅な税収減のあおりで、小さい市町村は財政がパンクすると警告し、財務省幹部も頭を抱えている。一方、自民党内からは「国民民主党の主張をまったく飲まないなんてことは難しい」との声も。焦点が引き上げ幅となる中、自民党の宮沢税調会長は「国民民主党の公約にどう書いてあるかという事は知っているが、玉木代表もそれ(178万円)にこだわる訳ではないという様なお話も伝えているよう」と話す。手取りを増やす政策と、税収減の狭間で妥当な線引きはできるのか、難しい交渉となりそうだ。
政府が電気・ガス料金の支援を来年1月から再開する方向で調整していることが分かった。政府の総合経済対策の原案によると、冬に使用量が増える電気・ガスの料金について、来年1月から3か月程度支援する方向で調整が進められている。補助額は1kWh当たり2.5円と想定していて、東京電力の場合、平均的な家庭では月に約650円安くなる見込み。また政府は現在補助金によってガソリン価格を1リットル=175円程度に抑えているが、年内までとしていた期限を延長し、年明け以降も一定程度を続ける方向。今年12月から補助金を段階的に縮小し、来年3月までをめどに終了する方向で調整している。電気、ガス、ガソリンの補助金にはこれまで11兆円を超える巨額の予算が充てられていて、財政負担も課題となっている。
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岡山・上長田で最低気温3.0℃を観測するなど各地で今季一の冷え込みとなった。都内の豆腐店では水温5℃以下で作業しておりもう痛いですねなど話す。冷え込みによって早朝から都内の銭湯に多くの人が訪れたりした。
気象情報を伝えた。
きょうファミリーマートはクリスマスケーキを発表。10年以上販売してきた定番商品が去年より340円値上げ。その理由が卵や小麦粉などの高騰。JA全農によると東京Mサイズで教示店で280円/キロで11月としてここ数年で最高値を記録。今年は鳥インフルエンザが例年よりペースが早い状態となっているという。
質も値段も妥協なし!激安スーパーの仕掛け人。
横浜市港北区にあるビッグヨーサン綱島樽町店では毎日沢山のお客さんがやってくる。マグロの解体ショーでマグロをさばくのはビッグヨーサンの中島英樹専務。ベストオブスーパー2024魚部門で全国ナンバー1に輝いたビッグヨーサンの中島英樹専務は鮮魚部門のバイヤーで、豊洲市場で北海道産のブリなどの鮮魚の買い付けをする様子を紹介。かね義高陽・足立和樹さんは、中島専務について、値段の鬼ですよねなどと語った。大志水産・大矢忠志代表取締役は、番長に従わないとしょうがないですね、などと笑って話していた。この日仕入れた魚は9店舗分で約10トン。