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- 堤礼実
オープニング映像。
SBI新生銀行は今年4月以降、60歳以上の全ての預金者を対象に、普通預金口座の金利を通常の約2倍となる、0.4%に引き上げる。新たに口座を開設する場合だけではなく、既に口座を保有しているケースも対象。無料会員制サービスの申し込みで適用される。SBI新生銀行は去年12月から28歳以下の全ての預金者も、普通預金口座の金利を引き上げている。金利のある世界の到来で預金獲得競争が激しくなる中、若者に加えシニア層の掘り起こしにつなげたい考え。
ファミリーマートは3月中にもふるさと納税の返礼品事業を開始。「新潟県津南の天然水」、コンビニエンスウェア「今治タオル」など、店舗で販売するプライベートブランド商品が返礼品で、寄付先は商品の製造工場がある自治体になる。返礼品は店舗で受け取り可能。天然水の場合、決済アプリ「ファミペイ」で発行される回数券と引き換え可能など、コンビニの利便性を活用する。ふるさと納税を巡り、ローソンも去年12月から返礼品事業を始めるなど、コンビニで参入の動きが広まっている。
東急電鉄は今年4月から点検業務のために、米国企業ボストンダイナミクスが開発した四足歩行ロボット「Spot」を、国内の鉄道会社で初導入する。ロボットに搭載したカメラで車両機器や車両基地の設備を撮影することで、より精度の高い検査が出来るようになる。東急電鉄は将来的に検証エリアを広げるほか、AI画像解析システムと連動させ、さらに効率的な点検を目指す。
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日本の主要音楽団体5つからなる「CEIPA」と、トヨタグループが共同会見を開いた。トヨタグループ代表の豊田章男代表は、車をもっとエモーショナルなものにしたいなどと語る。日本の音楽産業のグローバル化や、持続的な成長支援を推進するプロジェクト「MUSIC WAY PROJECT」を始動すると発表した。「日本の音楽が世界をドライブする」を合言葉に、音楽で世界に挑戦する人達のための人づくりと場づくりを支援。トヨタグループが持つ海外拠点と連携し、海外活動の足掛かりになるサポートを行う。米国・ロサンゼルスで世界の音楽シーンで注目を集めるAdo、新しい学校のリーダーズ、YOASOBIが出演する音楽イベント「matsuri ’25: Japanese Music Experience LOS ANGELES」の開催を支援する。このほか、東京・お台場エリアで今秋開業予定「TOYOTA ARENA TOKYO」の活用や、国内の大学と連携した学生向けの講座、業界の若手人材向けオンライン講座などを行う。
東日本大震災からまもなく14年、岩手県陸前高田市での大津波に耐え、奇跡の一本松と呼ばれた松は2012年に枯死が確認され、その後復興のシンボルとしてモニュメントが同じ場所に立っている。街を襲った津波は人々の暮らしだけではなく、産業をも破壊した。東京出身、鍛冶川直広さんは陸前高田で活動を始めて13年になる。ぶらり気仙・鍛冶川直広さんは、やっぱり通るたびに震災のことが頭をよぎるのでもっと頑張ろうという気持ちになったりだとか、亡くなった方々に対してお祈りするような気持ちになります、と語る。震災後、募金を陸前高田に届けようと、初めてこの地を訪れた。そして被災地の現状を目の当たりにした。何か手助けをしたいという思いから、海中熟成酒のプロジェクトを開始。地元の日本酒、ワイを海の中で熟成させる事業。この地域では2010年ごろから海中熟成酒が造られていた。陸前高田の眼前に広がる広田湾の外湾は、親潮と黒潮が混ざり合い豊富なプランクトンが生まれる豊饒な漁場。内湾の広田湾は周囲の山から栄養豊富なミネラルを含んだ水が流れ込み良質なカキが取れるため、震災前から世界的に有名な産地。しかし豊かな海が震災により壊滅的な被害を受けた。その海から地元を復興させようと漁師や漁業関係者だけでなく、飲食業、観光業、自治体まで巻き込み、鍛冶川さんをプロジェクトリーダーとして「広田湾海中熟成プロジェクト」が始まった。
岩手県陸前高田市で「広田湾海中熟成プロジェクト」が行われている。広田湾には多くのいかだが浮かんでいる。リーダー・鍛冶川直広さんは観光いかだで熟成プロジェクトを行っている。海中10メートルの場所に日本酒、ワインが沈められ、海の中でゆりかごのように揺られながら、ゆっくり熟成が進む。海の中で10ヵ月熟成された日本酒やワインはまろやかさが増し、熟成期間が長いほど濃醇な味わいになる。水揚げされたボトルには、海中での熟成を物語る海藻、フジツボ、貝などが付着し、世界で一つだけのオリジナルボトルになる。海中熟成したワインは熟成前と、9ヵ月熟成させた後の味はまろやかになっている。熟成のメカニズムは解明されていないが、味がまろやかになる。海中熟成は酒蔵で熟成させるよりも、4〜10倍の速さで熟成されると言われている。ワインの他にも日本酒、コーヒー豆も海中熟成させると味が変わる。このプロジェクトは2013年、第13回産業観光まちづくり大賞金賞を受賞。現在、プロジェクトのメンバーは漁師、店のオーナーなど20人以上となり、仲間の輪が広がっている。高田まちなか会・小笠原修会長は、海中熟成をしているということをどんどん世の中に宣伝してもらってそれは大きいとは思いますし効果は出てきていると思いますと話す。プロジェクトを始めて8年、今では物産だけではなく、観光事業としても活動が広がり地域経済の活性化に繋がっている。海中熟成酒を自分で作ってもらう体験が開かれ、多くの観光客が再び陸前高田を訪れている。プロジェクトの目的は復興だけではなく、未来につながる永続的な陸前高田の産業になっている。プロジェクトの立ち上げを知る陸前高田市・戸羽太前市長は、「地域経済というものについて、地域の人たちと一緒にやってくださったことは心強く、未来に向けた可能性を感じられる」とコメント。地域の資源を活用し、復興から発展へつなげている。
消費経済アナリスト・渡辺広明は「東日本大震災から今年で14年。復興を促し、地域での持続可能な発展に繋がる意欲的な取り組みだと思う。日本は海に囲また海洋国家なので、海の活用は漁業、観光に限られる。海中熟成酒のような、新たな海の活用が進むと地域経済にプラスの影響を生み出すと思う。大きな災害からの再建は、いくつかの段階を踏んで進められる。東日本大震災の被災は復興の段階に入ったとされるが、まだ道半ば。地方では人口減少が加速しているため、産業の復興は難しい現状がある。そのため震災からの復興を進めながら、持続可能な地域の発展を目指していかなければならない。ここでポイントとなるのは関係人口づくり。関係人口づくりとは定住人口、観光、通勤などで訪れる交流人口でもなく、そこで暮らす人たちと多様に関わる人々のこと。休みなどに地元に帰省する人、地域のファンになって定期的に現地を訪れて関係を深めていくことも関係人口。海中熟成酒や能登半島の輪島塗などの伝統工芸など、特別な体験が出来ると、地域のファンを増やすせるかもしれない。地域の良いもの、美味しいものをふるさと納税の対象にすると、関係人口のきっかけにもなる。被災地の復興をアシストし、にぎわいを生み出す力を増えることを期待したい」とコメント。
R-1グランプリ2025など今夜のフジテレビの番組宣伝。
「資さんうどん」はおよそ50年前に北九州で創業し、地元の人に愛されるソウルフード。サバ節などの旨みある出汁が特徴で、メニューは100種類以上。薬味コーナーでとろろ昆布などが無料でトッピング出来る。北九州を代表する「資さんうどん」は去年10月、すかいらーくHDが買収以降、関西、関東に進出。先月24日、東京・両国に都内1号店をオープンし、都内進出を機に認知度を高め全国展開を見据えている。「資さんうどん」はこれまで駐車場併設型の店舗が多かったが両国店には駐車場はなく、ないことによるちょい飲み需要にも期待を寄せている。資さん・崎田晴義会長は、うどんと楽しんで頂いて最後のデザートにぼた餅を楽しんでいただきたい等と話していた。
愛知県営名古屋空港で高校生、大学生を対象とした、東京理科大学×大分県「宇宙志向ビジネス人材育成プログラム」が開催された。今回はパラボリックフライト実験が行われた。航空機が放物線を描く飛行を行うことで、機内におよそ20秒間、重力の影響をほとんど受けない微小重力環境を作り出し、その中で実験を行う。東京理科大学が中心となり実施するこのプログラムは、去年11月にスタート。参加者は3つのチームに分かれ、およそ3カ月かけこの日のために準備して来た。
宇宙教育プログラムは、東京理科大学が中心となり実施。参加した高校生、大学生は3ヵ月かけ、この日のために準備して来た。取材したチームは、様々な粉の人工皮膚(パフ)への付着度の違いを実験。小麦粉、ベビーパウダー、抹茶、液体パウダーを、粒の大きさの違いで付着率を比較。将来、宇宙旅行などでメイクをしたいという思いが込められている。このプログラムの背景にあるのは、宇宙ビジネスを担う人材の不足。2050年、日本が目指す4兆4000億円の宇宙市場を作り出すためには、およそ16万人の人材が求められる。しかし2020年時点で、宇宙関連の人材は約9000人にとどまっており、この学生たちに期待が寄せられている。岩塩を削る実験を行ったチームは、6つの違う条件で効率よく岩塩を粉末にする方法を模索。将来、宇宙での生活を見据えた実験。ほかにもT字バングルを回転させカメラで撮影。その軌道を解析し、3Dにすることでアート作品を創出する実験も行われた。今後、実験結果を分析し、発表を行う。東京理科大学は来年度もプログラムの開催を予定。ここから宇宙、未来へつなげていくとした。フライトクルー、東京理科大学・創域理工学部・木村真一教は、「宇宙産業を牽引して行ってくれるような若者たちが育って欲しい、これがこのプロジェクトの目的」「それを超えてこの経験で宇宙に限らず物事を組み立てて実現していく力がある人」「他の分野でもものすごく重要だと思う」などと語った。
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エンディングの挨拶。
R-1グランプリ2025の番組宣伝。
ENGEI グランドスラムの番組宣伝。
ジャンクSPORTSの番組宣伝。