- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 森圭介 桐谷美玲 渡辺裕太 山崎誠 忽滑谷こころ 直川貴博
SNSに投稿されている動画の中には関心を引くためか誤解を招く表現が含まれているものもある。YouTubeのサムネイルでは国民民主党の榛葉幹事長の顔とともに自民党の河野太郎議員を逮捕しろと書かれており、あたかも榛葉幹事長がそう発言したともとれる。この動画で取り上げていたのは去年3月の榛葉幹事長の会見で、内容を日本テレビが確認したところ再生可能エネルギーなどをめぐって河野氏について触れた部分はあったが「河野氏を逮捕しろ」という発言はなかった。榛葉幹事長は言っていないと否定し、河野太郎議員はプラットフォーマーに報告する制度があるのでプラットフォームがしっかり対応する事が大事だと話した。また石破首相の顔とともに「さらっと消費税20%確定」と書かれており、あたかも石破首相が増税を決めたかのように見える。動画で取り上げていたのは今年4月の総理大臣会見。実際の会見を確認すると消費税20%が獲得した事実はなく、誤解を招く表現であることがわかった。他にも石破総理が水道料金40%値上げと書かれたサムネイルがあるが、水道料金は自治体が条例で決めるもので首相に決定権はない。総理就任後の発言を日本テレビが確認したところ、水道料金40%値上げと発言したことは一度もなかった。動画を観るときの判断材料はタイトルとサムネイルくらいしか無く、人の目を引くような内容にすると見てもらえるので過激化しやすいという。山口真一准教授は、情報に出会った時にひと呼吸置いて情報を検証するくせをつけて欲しいとしている。
岩手県ではこのところ市街地などでクマが出没している。クマ被害にあった住人は、くるmシャッターをガンガン叩いて中に入ろうとしていたなどと話した。その後クマはシャッターを破壊して中へ侵入、コメの入った袋を破り中身を散乱させたという。コメの入った冷蔵庫にはクマの足跡も。この地区では今月4日、自宅の居間でクマに襲われたとみられる81歳の女性が死亡する事案も発声している。市街地でのクマの出没は今全国で相次いでいる。日本ツキノワグマ研究所の米田和光理事長は、クマは今交尾期であり立場の弱い若いクマが山から市街地へ降りてきているという。環境省は新たにクマ対策のガイドラインを公表した。その中で示されたのが今年9月から可能になる「緊急銃猟」の手順。これまで市街地での猟銃の発砲は警察の許可が必要だったが、今後は市町村の責任で発砲が可能になる。しかしこれには4つの条件がある。条件1、生活地に侵入・恐れが大きい場合。条件2,人の命や身体を守必要がある場合。条件3,銃以外で捕獲等が困難な場合。条件4、弾丸が人に影響を及ぼす恐れがないことで、この4つの条件を全て満たした場合、市町村が緊急銃猟を行うことができる。環境省は、近年の人身被害の発生を受け人名を守るための対策も重要としている。
納豆はこれまでにない好調な売れ行きを見せている。去年納豆の市場規模は過去最高を記録した。大手メーカーによると米と一緒以外の食べ方が広がっていることが需要につながっているという。スーパーでは安く仕入れて100円以下での提供を続けられるよう努力しているという。
渡辺裕太がレトロ喫茶を巡る。1軒目は神田神保町にある「さぼうる」。カウンターがある1階、客席が広がる2階、レンガに覆われた地下1階の3フロアに分かれている。店主の雅史さんと妻・智恵さんが営んでいる。創業は1955年で、谷村新司も通っていた。人気メニューはミックスサンドやいちごジュース。ピザトーストはパンの厚さが4センチ。クリームソーダは7種類をラインナップ。初代マスターの鈴木文雄さんは60年以上店を守り続けた。雅史さんは19年前にアルバイトで働き始め、2010年にバイト仲間の智恵さんと結婚した。2018年に鈴木さんが体調を崩し、雅史さんが2021年にマスターに就任した。その2か月後に鈴木さんは亡くなった。
JR有楽町駅の目の前にある東京交通会館の地下1階に、2軒めのレトロ喫茶「喫茶ローヤル」がある。高度経済成長期の真っ只中、東海道新幹線開業の翌年となる1965年にオープンした。当時からほとんど変わっていないという店内には、昭和レトロなインテリアの数々が。高度経済成長期の喫茶店は社交場としての役割を担い、豪華絢爛な店が次々と登場。ところが1990年代からコーヒーチェーンが台頭し、昔ながらの喫茶店は徐々に姿を消していった。ローヤルにとっての大きな出来事は、現在の東京国際フォーラムの場所にあった東京都庁舎が1991年に新宿へと移転したことだった。当時メインの客は都庁の職員で、移転後は客が全く来なくなったという。そこで当時提供していた食事はサンドイッチとパフェのみだったが、丸の内で働く女性客を呼ぶためにパスタ6種類、カレー5種類、ピラフ4種類などフードメニューを30種類以上に増やす改革を行った。さらにスイーツなども充実させていった結果、今では来客の男女比が逆転し80%が女性客になったという。創業当時から変わらないのがブレンドコーヒーで、布をフィルターに使うネルドリップ製法。紙のフィルターよりもコーヒーがゆっくり落ちるため中でじっくりと蒸らされ、しっかりとした濃い味わいになるという。
「THE 突破ファイル」の番組宣伝。
森圭介アナウンサーらがエンディングの挨拶。
